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42 巻, 11 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
講演
紹介
  • 野末 道子, 松岡 彰彦
    2000 年 42 巻 11 号 p. 925-933
    発行日: 2000年
    公開日: 2001/04/01
    ジャーナル フリー
    鉄道総研では「時間的,空間的制約を超えて利用者各人がいつでもどこからでも自由にアクセスでき情報の提供が受けられる図書館」をコンセプトとして,平成9年より3年計画で鉄道技術電子図書館の構築を進めてきた。この開発にあたり国内外の電子図書館の開発動向を参考にしつつ,鉄道技術に関する情報の発信基地として必要な情報の電子化,システム化を検討した。現在のシステムでは,図書目録,鉄道技術文献,新聞情報,用語解説,鉄道規格を五つの柱として情報提供サービスを運用開始した。
  • -時間芸術とディジタルアーカイブ-
    赤間 亮
    2000 年 42 巻 11 号 p. 934-941
    発行日: 2000年
    公開日: 2001/04/01
    ジャーナル フリー
    文部省学術フロンティア事業における人文系の研究拠点として立命館大学アート・リサーチセンターが指定され,人文科学と情報科学とが融合した新しい芸術研究が推進されている。ここでは,特に時間芸術・無形文化という括りで捉えられ,しかも京都という都市を通じて生まれた芸術表現を対象に,人文系・理系それぞれから見て最先端と思われる方法により研究が続けられている。施設は,空調の完備した収蔵庫と展示室,檜床で能楽や京舞などが演じられる多目的ルームと各種メディア変換に対応したスタジオ,ディジタルアーカイブ作業のできるアーカイブ室などが備わり,古くは文献資料から最新のディジタルメディアの保管と製作・研究・発信まで一連の研究ができるようになっている。多目的ルームでは,マルチアングルでの撮影とモーションキャプチャシステムによる身体運動の記録・分析ができる。芸術表現のうち,京都を中心とした最も繊細な対象である京舞や能楽・狂言などの身体表現を,このような形で記録・保存・分析しようとする,現在日本で唯一の施設である。また,演じられた時間芸術を再現するための画像・映像の実験研究のノウハウも蓄積しつつあり,大量の画像処理という面では,独自の方法を開発しつつある。
論文
  • 小原 満穂, 時実 象一, 尾身 朝子, 上羽 清彦
    2000 年 42 巻 11 号 p. 942-950
    発行日: 2000年
    公開日: 2001/04/01
    ジャーナル フリー
    科学技術振興事業団の電子ジャーナル・システム (J-STAGE) の開発のための情報を収集するため,米国物理学会 (American Physical Society: APS),米国物理学協会 (American Institute of Physics: AIP),計算機械協会 (Association of Computing Machinery: ACM),米国化学工学者協会 (American Institute of Chemical Engineers: AIChE),およびHighWire Pressを訪問した。また別途,米国化学会 (American Chemical Society: ACS) の担当者からヒアリングした。電子ジャーナルはほとんどSGMLを用いて作成されている。電子投稿や電子査読は部分的に行われているが,まだ本格化していない。全般的な傾向と特徴をまとめた。
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