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45 巻, 4 号
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インタビュー
論文
  • ―システム概要と評価―
    西本 秀樹, 丸山 美和, 長谷川 絵理
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2002 年 45 巻 4 号 p. 230
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/07/01
    ジャーナル フリー
    歴史研究の分野では,必要な資料を選択し,分類することが極めて重要な作業で,研究時間のかなりの部分を占めると言われている。本研究は,歴史研究における膨大な資料から,共通の研究基盤となるコンテンツを効率的に抜き出し,標準フォーマットを提供するシステムの構築を目的としてスタートしている。特にテキスト・データに主眼を置き,XMLを使用した標準化フォーマットを用いた実効システムを考案したので,その基本的なフレームワークと評価について報告する。
解説
  • 杉本 重雄
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2002 年 45 巻 4 号 p. 241
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/07/01
    ジャーナル フリー
    Dublin Coreはネットワーク上の情報資源の発見のためのメタデータとして広く認められ,いろいろな分野での利用が進んでいる。Dublin Coreの開発は,図書館,博物館・美術館,インターネットなどいろいろなコミュニティからの草の根参加者によって構成されたDublin Core Metadata Initiative(DCMI)と呼ばれる組織によって進められてきた。現在までに,基本15エレメントからなるSimple Dublin Coreと呼ばれるメタデータ規則がヨーロッパやアメリカで標準規格化されている。また,より詳細で厳密なメタデータ記述のために,限定子(qualifier)の定義も進められた。本稿はDublin Coreに関する2回連載の解説の第1回として,Dublin Coreの背景,基本エレメントセット,DCMI推奨限定子について述べる。
  • 菊池 俊一
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2002 年 45 巻 4 号 p. 255
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/07/01
    ジャーナル フリー
    米国とアジアでの研究教育ネットワークの成長を解説する。まず,1986年から1995年まで運用されたNSFNETがインターネットの普及に果たした役割を述べる。次に1995年以降の次世代インターネット計画のプロジェクト,NSFの超高速基幹回線網vBNS,大学主導のインターネット2プロジェクトと学術ネットワークAbilineについて,それぞれの目的と運用状況,NSFの助成で行われた国際接続サービスICMとシカゴの国際接続拠点StarTAP,インターネットの国際接続プログラムHPIISの概要,アジア太平洋高度ネットワークAPANの活動とネットワーク構成について述べる。最後に,最近の研究教育ネットワークの話題として世界を結ぶテラビット級の研究教育ネットワークの実現に向けた活動と国際協力計画GTRNを紹介する。
紹介
  • ―「経団連レファレンスライブラリー」の例―
    村橋 勝子
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2002 年 45 巻 4 号 p. 260
    発行日: 2002年
    公開日: 2002/07/01
    ジャーナル フリー
    総合経済団体の事務局にある経団連レファレンスライブラリーは,対内的にも対外的にも「便利屋」として多様な業務を担い,迅速・的確なサービスに努めている。同ライブラリーの概要,特に人材育成についての考え方,スタッフ教育,訓練の実践について紹介し,さらに,ネットワーク,社会科学系データベース構築の難しさ,コンピュータ化がもたらした弊害,レファレンスサービスの高度化など,最近直面している問題点および課題を述べる。
解説
視点
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