アイさぽーとMOTスクールが目指しているのは,欧米ビジネススクールの長所を取り入れつつ日本企業のニーズに合った「欧米に負けない」MOT教育である。
1年間80回(200時間)の講義で体系的教育プログラムを実施している。講師陣は,理論的分析,ケーススタデイ・デイスカッションの両方を教育でき,ティーチングスキルはもちろんのこと,サイエンスという視点からMOTを評価し,方法論を提示できる理論的能力を持った専門家を採用している。また,カリキュラムのコーディネート,MOTプログラム企画・運営・ディレクションなどを統括するスクールディレクターという専任ポジションを配置していることを特徴としている。
「技術」から利益を創出する人材育成を目指した「カリキュラム」は,企業ニーズを重視した実践的なものをそろえ,タイムリーに特別講義を実施し,ニーズの高いテーマを追求するなど柔軟なカリキュラム編成としている。
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