近年日本は少子高齢化が深刻化しており、日本の総人口は減少する傾向にある。この影響により労働人口も減少し、日本の生産性が大きく衰退することが予想される。そのため、生産性の低下を軽減するため、現在ある労働力を向上させることが急務の課題であり、特に労働者の知的生産力を向上させる事が求められている。本稿では、個人の情報処理活動を支援する環境とはどのようなデザインが好ましいのか、空間を構成する植物環境について考察することを目的とした。
本実験では、脳血流測定装置を用い、4種類のブース空間(木質系ブースでの植物無し、鉢植え2個、前面のみ緑化、全面緑化)を用いて15分間の情報処理活動を実施した。
脳血流測定を用いた科学的な生体情報に基づく調査と印象評価アンケートを用いた心理的分析による調査を組み合わせることにより、植物環境の異なる4種類のブース空間の中でどの空間が最も個人の情報処理活動を活性化させるのか明らかにした。
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