日本オフィス学会誌
Online ISSN : 2760-7240
Print ISSN : 2760-7097
13 巻, 1 号
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研究論文
  • 花田 愛, 掛井 秀一
    2021 年13 巻1 号 p. 37-44
    発行日: 2021年
    公開日: 2026/06/04
    ジャーナル フリー

     本稿では、グループワークにおいて、姿勢がペアタスクのコミュニケーションに及ぼす影響の検証を目的とする実験について報告する。

     実験において、心拍とアンケートについて調査を行い、ベイズ推定とBrunner-Munzel検定によって分析を行った。

     1) アンケート回答に関する分析からは、座位による作業遂行に比較して立位による作業遂行ではペアタスク時、良いアイディアが出せたと感じられていること、積極的に取り組めたと感じていること、パートナーの意見を理解しようと努力したと感じられていること、テーブルの広さを狭いと感じていることが示された。

     2) 心拍に関する分析からは、他者が近接した環境での個人的な作業においても、ペアで行う作業においても立位は座位に比べ集中しやすい姿勢であることが示された。

  • —働き方改革を起点とした取組の実態調査—
    舛田 愛海, 松本 裕司
    2021 年13 巻1 号 p. 45-50
    発行日: 2021年
    公開日: 2026/06/04
    ジャーナル フリー

     現在日本においては、国を挙げて労働環境の全面的な見直しが行われている。一方サービス残業の増加や仕事の持ち帰り等、働き方改革を起点とした取組による負の側面も確かに存在する。本研究では、より効果的な取組の運用のための知見を得ることを目的とし、包括的な取組の基礎調査を行う。

     まず文献調査として、企業が実施した取組事例を収集し『働き方改革取組分類』を作成、分類を用いて実施傾向を把握した。次に、会社員を対象としたアンケート調査を行い、取組の実施状況と効果、取組による悪影響を明らかにした。また調査の結果より、社員の共感を得るための説明が、取組全体の効果を向上させる可能性を示唆した。最後にすべての調査で得た知見をまとめ、取組を実施する企業に対する提言とした。

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