本稿では、ABWを導入し、従来型の対向島型固定席から改装されたセンターオフィスの1フロアを対象に、ハイブリッドワークを実施しているワーカーの在席データ取得及びアンケート調査を行った。その結果、多くのエリアを利用している、また自由に利用できているワーカーは知的生産性への寄与項目(WE、パフォーマンス評価)のスコアが高いことを確認した。
しかし、ハイブリッドワークにおいて出社時は部門で集まる傾向にあることが在席データから確認することができ、オフィス内でABWが実施出来ていると回答したワーカーは半数程度に留まった。原因として、部門内でのコミュニケーションの低下をライン管理職が問題と捉え、部門で集まることを重要視していたことなどが考えられる。
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