本論文では、個人の知的活動のなかでも特に「知識創造」の知的活動において、どのような物的環境デザインが個人の知的活動を活性化させるのか、特に物的環境を構成する色彩及び空間を構成する材質に着目し、青色、黄色、杉材による3つのブース空間を用いて実験を行った。実験では、成人被験者75名に対して、光トポグラフィを用いて脳血流計測を行い、脳活動データを分析するとともに、被験者による印象評価や疲労・気分状態アンケート調査も同時に行い、それらを組み合わせて総合的に考察することで、青色、黄色、杉材による3つのブース空間の中でどの環境が最も個人の知識創造作業を活性化させるのか、詳細に分析し、明らかにした。
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