日本オフィス学会誌
Online ISSN : 2760-7240
Print ISSN : 2760-7097
9 巻, 2 号
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研究論文
  • 伊藤 和奨, 渡邊 朗子, 馬場 哲平
    2017 年9 巻2 号 p. 10-19
    発行日: 2017年
    公開日: 2026/06/04
    ジャーナル フリー

     少子高齢化と生産年齢人口の減少が進む我が国において、仕事での知的生産性の向上が求められる。現代では個人での仕事だけでなく、複数人のグループによる仕事も増加している。同じ空間にいる他のメンバーと共同で作業を行うにはコミュニケーションによる意見の交換が不可欠である。本稿では環境を構成する要素として色彩に着目し、4色の異なるブース空間において知的活動実験を実施した。実験では複数人による会話形式の実験を実施すると同時に、被験者の脳血流を計測することにより、知的活動中の脳の動きを可視化し、どの色彩環境が複数人での知識創造活動を活性化させるのかを明らかにした。

  • ─ 30分間の情報処理作業について ─
    馬場 哲平, 渡邊 朗子
    2017 年9 巻2 号 p. 20-27
    発行日: 2017年
    公開日: 2026/06/04
    ジャーナル フリー

     本稿では、個人の情報処理活動を支援する環境とはどのようなデザインが好ましいのか、空間を構成する環境の色彩と大きさについて考察することを目的とした。

     本実験では、脳血流測定装置を用い、物的環境を構成する色彩と空間の大きさに着目した4種類のブース空間(白小、白大、黄小、黄大)を用いた30分間の情報処理活動を実施した。

     このような科学的な生体情報を用いた調査と心理的分析による調査を組み合わせることにより、4種類のブース空間の中でどの空間が最も個人の情報処理活動を活性化させるのか明らかにした。

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