積雪寒冷地で使用されているストレートアスファルトに対し, 現在のアスファルト再生骨材の旧アスファルトの規格下限値である針入度20 (1/10mm) の条件で繰り返し再生を行い, アスファルトの性状を検討した.
その結果, 北海道で用いられているストレートアスファルト80-100は, 本州等で用いられているストレートアスファルト60-80よりも, 劣化, および再生添加剤の影響を大きく受け, 化学性状, および物理性状に大きな変動が見られた.
また, ストレートアスファルト80-100に対する繰り返し再生利用を想定した検討の結果, 再生添加剤の選定により添加量の抑制, 物理性状, および化学性状の変動の抑制を図れる可能性のあることを確認した
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