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長谷川 陽子, 福岡 淳, 小守 忍, 竹村 直行
2004 年7 巻Supplement 号 p.
1-2
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
自己免疫性疾患の1つであるリンパ管拡張症は,一般に臨床症状に基づき診断的にプレドニゾロンおよび低脂肪食による治療が開始されることが多い。しかし,今回我々は試験開腹して腸管の全層バイオプシーを実施し,確定診断を下した症例に遭遇した。さらに,市販のドッグ・フードとアザチオプリンの併用により,症状の劇的な改善を認めたので報告する。
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戸田 典子, 竹村 直行
2004 年7 巻Supplement 号 p.
3-4
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
部分的中枢性尿崩症と診断したイヌ(バセットハンド,雄,4ヶ月齢)に遭遇し,デスモプレッシン(1-デスアミノ-8-D-アルギニンバソプレッシン:DDAVP)の点眼による治療を開始したが,1日飲水量(治療前7L)は十分に低下しなかった。そこで,低ナトリウム食と低用量のサイアザイド系利尿薬の併用を開始したところ,1日飲水量は3-4Lに低下した。以上の結果から,尿崩症では補助療法として低ナトリウム食と低用量サイアザイド系利尿剤の併用は有効だと考えられた。
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加納 塁, 佐藤 奈津実, 長谷川 篤彦
2004 年7 巻Supplement 号 p.
5-6
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
犬膵エラスターゼ1遺伝子のcDNA塩基配列は938bpで,推定されるアミノ酸保存領域は777bpであった。アミノ酸配列は258アミノ酸残基で,ヒトおよび豚の同遺伝子のアミノ酸配列との相同性は約88%であった。RT-PCRを用いて各組織における犬膵エラスターゼ1遺伝子の発現について検討したところ,膵臓では高発現で,それに比べて胃での発現は少なく,その他の組織では発現していなかった。次にリコンビナント膵エラスターゼ1を発現させ,これに市販の抗ヒトお膵エラスターゼ1抗体との交差をウエスタンブロットで検討したところ,目的の分子量約56kDaのリコンビナント蛋白と本抗体が交差することが認められた。
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僧帽弁閉鎖不全症イヌにおける血清中アミノ酸濃度
伊藤 慎二, 関根 康宏, 鈴木 一由, 鯉江 洋, 浅野 隆司
2004 年7 巻Supplement 号 p.
7-8
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
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宮本 賢治
2004 年7 巻Supplement 号 p.
9-13
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
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平林 美紀, 市川 和世, 良井 朗子, 内野 富弥
2004 年7 巻Supplement 号 p.
14-16
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
痴呆犬および正常老犬各2頭にω-3不飽和脂肪酸を28日間投与後の血液性状および自律神経機能に改善傾向が認められた。
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杉原 理恵, 加藤 梢江, 島 悠子, 金子 政弘, 山本 広美, 舟場 正幸, 入来 常徳, 波多野 義一, 阿部 又信
2004 年7 巻Supplement 号 p.
17-18
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
食餌中の粗蛋白質(CP)源およびCP含量が異なる4種類のドライフードを成ネコに給与した時の摂食量,飲水量,尿量ならびに窒素(N)利用性に及ぼす影響を調べた。動物性原料(肉紛・魚粉)を主要CP源としたCP含量の異なる2種類のフード(CP:30%,72%)と植物性原料(コーングルテンミール・大豆蛋白)を主要CP源とした2種類のフード(CP:30%,72%)を調製した。動物性CP源を含むフードの方が摂食量は有意に多かった。飲水量と尿量は高CP含量のフードの方が多くなった。摂取N量は高CP群の方が高い値を示し,摂取N量当たりの吸収N量の割合も高CP群が高い値を示した。一方,摂取N量当たりの尿中N量の割合は群間で差がなかったので,蓄積N量は高CP群で高くなった。CP源の違いはN吸収率に影響を及ぼし,植物性CP源を含むフードの方が高い値を示したが,蓄積N量には影響を及ぼさなかった。
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島 悠子, 杉原 理恵, 加藤 梢江, 金子 政弘, 山本 広美, 舟場 正幸, 入来 常徳, 波多野 義一, 阿部 又信
2004 年7 巻Supplement 号 p.
19-20
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ドライフードの蛋白質源(動物性原料または植物性原料)および蛋白質水準(中蛋白質含量または高蛋白質含量)が成ネコのカルシウム,リンおよびマグネシウム出納に及ぼす影響を調べた。その結果,動物性原料を主要蛋白質源としたフードの方が,植物性原料を主要蛋白質源としたフードよりもカルシウムおよびマグネシウム蓄積量,ならびに蓄積率が高い値を示した。動物性原料で調製したフードでは,蛋白質含量の高い方がカルシウム蓄積量は低い値を示したのに対して,マグネシウム蓄積量は逆に高い値を示す傾向が認められた。
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島田 毅, 加藤 梢江, 金子 政弘, 山本 広美, 舟場 正幸, 入来 常徳, 波多野 義一, 阿部 又信
2004 年7 巻Supplement 号 p.
21-22
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ドライキャットフードの粗蛋白質(CP)含量とCP源(実験1)および炭水化物源の存在(実験2)が,全糞採取法および酸化クロム標識法によって測定した見かけの消化率の差に及ぼす影響を調べた。実験1ではCP含量(72% vs 30%)・CP源(動物性原料vs植物性原料)の異なる4種類のドライキャットフードを給与した。その結果,高CP含量のフードを摂取するとDM,OMおよびCPの見かけの消化率の差は小さくなったが,CP源の違いは影響を及ぼさなかった。実験2では炭水化物源を含まない対照食と,セルロースとビートパルプを添加した繊維食およびトウモロコシを添加した澱粉食の3種類をCP摂取量が等しくなるよう制限給餌した。その結果,DM,OMおよびCPの見かけの消化率の差は繊維食群と澱粉食群で大きくなる傾向があった。
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小牧 弘, 矢島 拓也, 松田 晃典, 福地 亮, 筏 圭太朗, 武石 勝, 石川 信幸, 堀 弘義
2004 年7 巻Supplement 号 p.
23-24
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ウサギの肥満を予防・解消するためには食物繊維を給与する必要がある。その機能は,セルロースによって吸収阻害作用,コレステロール代謝改善作用[1],盲腸での繊維分解菌により生じるプロピオン酸の肝臓コレステロール合成阻害作用などが期待される。3そこで本実験では,肥満予防・療法食を念頭に置いて,摂取エネルギーを抑制するために異なる繊維源を高水準配合した場合に一般成分・繊維性炭水化物の消化率に及ぼす影響と,血漿中コレステロールに及ぼす影響について明らかにした。供試飼料の繊維源はビートパルプ:アルファルファミールの割合を変えた3飼料区を設定した。結果,3区(30:30%)の各成分の消化率は他区に比して高い値を示した。ビートパルプの配合割合が増加するにつれ,NDF,ADF,セルロース,ヘミセルロースの消化率は正の相関が認められた。3区(30:30%)の血漿中総コレステロール,遊離コレステロールの値は他区よりも低かった。
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大豆皮とアルファルファミール
阿部 麻夏美, 朝比奈 稔, 筏 圭太朗, 武石 勝, 石川 信幸, 堀 弘義, 小牧 弘
2004 年7 巻Supplement 号 p.
25-26
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
本試験では,飼料中の繊維源としての大豆皮(SBH)・アルファルファミール(AMD)がウサギの一般成分と繊維性炭水化物の消化率等に及ぼす影響とコレステロール(CHO)の出納と血漿中CHOに及ぼす影響について明らかにした。AMD:SBH含量は,1区で50:10%,2区で40:20%,3区で30:30%の3飼料区を設けた。各区の平均体重がほぼ同等になるようにウサギを配分し,2週間ごとに採血し,消化試験は最後の2週間を実施した。消化試験の結果,SBHの添加量を増加させると一般成分の消化率とDEにおいて負の相関が認められ,CHO出納の結果から中性脂肪が蓄積され,血漿中の善玉コレステロール(HDL)の増加傾向を示唆した。AMDの添加量を増加させると,中性脂肪の排泄増加が認められたが血漿中中性脂肪は増加傾向を示唆した。血漿中はCHO,HDL以外は正の相関(P<0.05)が認められた。
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筏 圭太朗, 武石 勝, 石川 信幸, 堀 弘義, 石橋 晃
2004 年7 巻Supplement 号 p.
27-28
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ウサギにおいて血漿中のアミノ酸濃度の変化を指標としてアミノ酸要求量の推定が可能か否かを調べるために,1)血漿アミノ酸濃度の日内変動,2)飼料中のCP・アミノ酸含量の変化に対する血漿アミノ酸濃度の反応の速さとその反応の持続性,3)飼料中のCP含量と血漿アミノ酸濃度との関係について検討した。その結果,1)血漿アミノ酸濃度には日内変動が見られた。2)血漿アミノ酸濃度は,飼料切替え直後から3日後にかけて変化し,3日後以降は安定した。3)飼料中のCP含量と血漿アミノ酸濃度との関係は,一部のアミノ酸で他の動物種における報告と同様の傾向を示した。
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大石 武士, 千葉 理
2004 年7 巻Supplement 号 p.
29-30
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
犬用ジャーキーは最も人気の高い犬用おやつであり,その品質に関してペットオーナーの関心も高い。そこで,製造法の違いがジャーキーに含まれている脂質に影響するかどうかを検討した。
畜肉配合割合の高い原料を「押し出し形成」で加工した場合,加工後の製品の酸価値,TBA値は原料のそれらに比較し有意に増加した。しかし,その変化の幅は小さく,食品安全基準では問題とならない範囲内に止まっていた。畜肉割合の少ない原料を「エクストルージョン法」で加工した場合,加工後の製品で酸価や過酸化物価が増加する傾向は無かった。
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前田 守彦, 根津 育子, 向後 英雄, 前田 祐希, 橋本 匡司, 丸山 みゆき, 櫻田 新一, 大島 誠之助
2004 年7 巻Supplement 号 p.
31-32
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ビーグルの子犬の成長をより効果的に行うために,授乳期における母犬の給与フードおよび離乳食の有無の必要性を検討した。出生直後から母犬のフードを3種類使用し子犬の体重を比較したところ,活動犬用フード(ドッグビッドフィールド,ペットライン)が,繁殖用フード(ラボDスタンダードEX,日本農産工業)と同様に,子犬の成長を促すことが示された。また,離乳期への移行時期に離乳食を子犬に給餌を行うと行わない子犬に比べ,増体量および増体率が高くなることが示された。
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橋本 匡司, 伊藤 定夫, 横井 聡人, 田澤 悦子, 長谷見 徹, 丸山 みゆき, 大島 誠之助
2004 年7 巻Supplement 号 p.
33-34
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
ビーグル16,230頭の体重測定データを雌雄別・出生時体重別に集計し解析を行った。その結果,雌雄ともに出生時体重が大きいほどその後の成長は早く,繁殖試験などの際にはしかるべき補正が必要であると考えられた。また雌雄別には出生時点から体重に差があるのみならず,同じ体重で出生しても雄のほうが速く成長し,4週齢時点で既に有意差があることから,雌雄別々に集計するなど,適正なデータ管理が必要であると考えられた。
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古谷 英樹, 浅沼 成人, 大河 原壮, 日野 常男
2004 年7 巻Supplement 号 p.
35-36
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
イヌおよびネコの健康維持を目的としてスフィンゴミエリン(SM)に着目し,先ずマウスを用いたモデル実験によりその利用性と効果を調べた。SMの経口投与により,発癌物質で誘発した大腸の異常陰窩病巣の形成(癌化)が抑制されることが確認された。しかし,SMの吸収率は低かったので,腸粘膜細胞に吸収されやすい形であるセラミドやスフィンゴシン,特に後者への分解が制限要因となると考えられた。しかし,イヌの腸管内にもSMやセラミドを分解する腸内細菌が存在したことから,そのような菌の数を増加させることにより,SMを効率良く利用させることができると考えられた。
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神 勝紀, 唐澤 豊
2004 年7 巻Supplement 号 p.
37-38
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
カテキン類を主成分とする緑茶抽出物をネコに3週間(実験1)および5週間(実験2)給与し,糞のにおい強度と糞中の腐敗・悪臭物質(フェノール類,アンモニア,揮発性脂肪酸)含量の変化を調査した。その結果,腐敗産物であるフェノール類は糞から検出されないこと,および糞のにおい強度,糞中のアンモニアと揮発性脂肪酸含量は,緑茶抽出物給与によって必ずしも減少しないことが示された。以上の結果から,本実験で給与した程度の緑茶抽出物量(カテキン類含量27.5%の緑茶抽出物,50-75mg/kg体重/日)ではネコ糞の悪臭を効果的に低減しないと考えられた。
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吉井 貴宏, 浅沼 成人, 古橋 めぐみ, 日野 常男
2004 年7 巻Supplement 号 p.
39-40
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー
イヌおよびネコの腸管内において亜硝酸還元反応を増加させることを目的として,ネコの糞便から単離した菌の亜硝酸還元酵素(NiR)の特性を調べた。単離菌のNiRは細胞質に局在し,フェレドキシンを電子供与体として亜硝酸を還元すると考えられた。膜に組み込まれなくても活性を持つことから,他菌にN i R を導入する場合には好都合と考えられた。また,NiRの至適pHは6.5であったことから,腸管内のpHが酸性側に低下した場合に本菌のNiR活性は増加すると推察された。
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Dennis J. Chew, Patricia A. Schenck
2004 年7 巻Supplement 号 p.
41-46
発行日: 2004/07/20
公開日: 2012/09/24
ジャーナル
フリー