DI活動における情報の伝達には何が必要であるかを, クロロキンの眼障害を例にとり調査した。クロロキン眼障害に関する文献は, DI図書3種(Side Effects of Drugs, Extra Pharmacopoeia, Year Book of Drug Therapy)から145文献を, 教科書などから5 reviewsが得られ, これらの内容検討からLancet, Br. Med. J., N. Engl. J. Med. などの一般臨床誌のeditorialsがクロロキン眼障害の情報を的確にもっとも速く分析評価していた。このことから医薬品を合理的にかつより安全に利用するには, 海外一般臨床誌のeditorialsに注目し, それらの引用文献やその後の文献を追跡調査することにより, 臨床に密着したDI活動に役立つことが解明できた
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