薬学図書館
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連載
ラフカディオ・ハーンと医薬―癒しと救い⑭
≪日本薬学図書館協議会 2023年度定期総会 特別講演≫
≪特集:サンメディア主催◆学術情報ソリューションセミナー 2023≫
  • 第21回学術情報ソリューションセミナーon the Webの開催について
    松下 茂
    2023 年 68 巻 3 号 p. 93
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル 認証あり
  • ―複製,引用,翻訳・翻案,職務著作など―
    小林 利明
    2023 年 68 巻 3 号 p. 94-99
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル 認証あり

    企業活動を行う中で他人の創作物を利用する際には,まずそれが「著作物」であるか,著作権の存続期間の範囲内か,どのような態様でそれを利用するか,著作権法が定める無許諾で他人の著作物を利用できる例外に該当するかをこの順で検討することで,利用にあたっての許諾の要否を判断することができる。また,職務著作が成立する場合は,企業内で創作された著作物の権利者は,創作者個人ではなく法人等になる。生成AIに関する検討は始まったばかりではあるが,生成AIに関する論点にも簡単に触れる。

  • 渡辺 麻子, 熊谷 美樹
    2023 年 68 巻 3 号 p. 100-106
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル フリー

    これまで引用索引データベースWeb of Scienceを提供してきたクラリベイトは,2021年にProQuestとEx Librisを買収し,研究支援,学習支援,図書館支援の3つのバリューから大学図書館向けソリューションを展開している。大学図書館への期待は高額な電子資料費への対応,オープンサイエンスへの貢献,研究支援など多岐にわたる。大学図書館を取り巻く課題を紹介し,Web of ScienceとProQuestの膨大で中立的かつ高品質なコンテンツや図書館サービスプラットフォーム(LSP),Ex Libris Almaの最先端テクノロジーなど,クラリベイトのソリューションを概観しながら大学図書館の今後の方向性を考える。

  • ~取り組んだ一つの事例紹介~
    泰間 万里子
    2023 年 68 巻 3 号 p. 107-110
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル 認証あり

    住友ファーマ株式会社では,電子書籍や国内雑誌の電子版の希望が年々増加している。アクセスのしやすさや高度な解像度を求める傾向もあり,時代の変化に応じた対応が必要となってきた。どのような方法で電子化を推進すればよいのか,利用者が容易にアクセスできるようになるにはどうすればよいか,現在契約しているプラットフォームの使い方を工夫して利用しやすくすれば,限られた予算の中でも成果が出ると考え,電子での閲覧ニーズを解決する手段の一つとして取り組んだ国内雑誌の電子化事例について紹介する。

  • Japan Institutional Gateway(on F1000Research)Supported by the University of Tsukuba 学術情報流通の在り方・研究評価の再考
    山之城チルドレス 智子
    2023 年 68 巻 3 号 p. 111-117
    発行日: 2023/12/31
    公開日: 2024/01/25
    ジャーナル フリー

    2023年G7開催後,オープンサイエンスについて議論が高まっている。日本でも研究のオープンアクセス(OA)化を求めるポリシーが検討され,研究を迅速に発見・アクセスでき,再利用可能な形式やフォーマットで提供することへの需要が高まっている。この動きの中で2022年に筑波大学の発案でスタートしたJapan Institutional Gateway(JIG)は,大学の規模に関係なく,どの機関でもオープンサイエンスを実践することができる新しい学術出版形態のオプションとなっている。最大の特徴は人文社会科学分野の日本語論文を2か国語でOA出版することが可能な点であり,一定の条件を満たせば,国際的な論文データベースに論文が収載される。言語や分野に縛られず研究成果を発表できるだけでなく,オープンサイエンスを実践してその効果を個々の研究者が体験できるモデルとなっている。

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