植物学雑誌
Online ISSN : 2185-3835
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35 巻 , 412 号
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  • A. Wainio
    1921 年 35 巻 412 号 p. 63-79
    発行日: 1921年
    公開日: 2007/05/24
    ジャーナル フリー
  • 今井 喜孝
    1921 年 35 巻 412 号 p. 73-83
    発行日: 1921年
    公開日: 2007/05/24
    ジャーナル フリー
    一、白色花ハ有色花ニ對シ劣性トシテ行動ヲ爲スヲ以テ、前者ハ之レヲ自花授精セシムレバ純粹ニ繁殖スルヲ常トス。斯クノ如ク白色花ハ表型的ニハ單純ナルモ、其ノ性型ハ多樣ニシテ複雜ナリトス。
    二、普通ノ白色花ニ莖色ノ緑色ナルモノト有色ナルモノトアリ。兩者ヲ交雜セシムレバ有色莖•白色花ナルF1ヲ生ジ、次世代ニ於テ9:7ノ比ニ有色花ト白色花トヲ生成ス。蓋シ余ノ實驗材料ニ於テハ緑色莖•白色花ハ CCrr、有色莖•白色花ハccRRト其ノ因子組成ヲ考定セラルルヲ以テ、其ノF1ニ於テ花色ノ生成ニ補足的關係ヲ保有スルC•R因子ノ會合ヲ見ル爲メ斯カル結果ヲ來スモノト思考セラル。
    三、有色莖•白色花ト斑莖•黄色地ノ斑點花トヲ交雜セルニ、F3ニ於テ少數ノ緑色莖•白色花ヲ得タリ。蓋シ斯カルモノハCross-overノ機構ヲ經テ因子ノ新組合セニ依リテ生成セルモノト考察セラル。而シテ其ノ因子組成ハ考査ノ結果、ccRRssyyspsp又ハCCRRssyyspspト認メタリ。但シS•y及ビsp因子ノ表現關係ハ次ノ如シ。
    S•s......S因子ハ次ノSp•sp因子ノ如何ニ關セズ全色莖•全色花ヲ結果ス。然レドモ其ノ劣性因子タルsハ是等ト關係ヲ有スルコト次ニ示スガ如シ。
    Sp•sp......s因子ノ「ホモ」接合體ニ於テSp因子ハ斑莖•斑點花ヲ生成スルモ、其ノ劣性因子タルSpハ緑色莖•稀斑花ヲ表現ス。
    Y•y......Yハ黄色ニ、而シテ其ノ劣性因子タルyハ白色ニ關與ス。
    四、C•s•Y(c•S•y)ノ三因子ハ殆ド分離スルコトナク一團トナリテ遺傳セラルルヲ以テ、是等ハ同一染色體上ニ極メテ相接近シテ其ノ因子座ヲ有スルモノト認メラル。而シテ其ノ中SトC•Yトノ間又ハYトC•Sトノ間ノ何レカニ於テ約一%ノ Cross-over ノ起ルモノト推測セラル。
    五、前記ノ如キ花色生成ニ補足的關係ヲ保有スル因子トハ全ク別種ノモノノ組合セニ依リテ生成セラルル白色花アリ。即チ柿色ヲ表現スルa因子、全色性ヲ結果スルf因子及ビ雲輪型ニ關與スルw因子ノ組合セニ依リテ緑色莖• 白色花ヲ生ズベシ。サレバ有色花ト白色花トハ AaFfWw ヨリハ63:1′AaFfww, AaFfww, AaffWw, aaFfWw ヨリハ15:1′而シテ Aaffww, aaFfww, aaffWw ヨリハ 3:1 ノ比ニ生成セラルベシ。
    六、曩ニ竹崎氏ノ考察セル花色生成ニ關スル因子假説ハ其ノ論據薄弱ナリ。余ハ氏ノ四性雜種説ニ代フルニ單性雜種説ヲ以テ當レリト思考ス。(完)
  • 安田 篤
    1921 年 35 巻 412 号 p. 84-87
    発行日: 1921年
    公開日: 2007/05/24
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  • 1921 年 35 巻 412 号 p. 92-99
    発行日: 1921年
    公開日: 2013/05/14
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