視覚の科学
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29 巻 , 3 号
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巻頭言
総説 眼鏡に関するシンポジウム
  • 所 敬
    原稿種別: 総説
    2008 年 29 巻 3 号 p. 84-85
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/11/08
    ジャーナル フリー
  • 高橋 文男
    原稿種別: 総説
    2008 年 29 巻 3 号 p. 86-94
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/11/08
    ジャーナル フリー

    レンズ面の一部に中間累進帯の領域が設けられた累進屈折力レンズ(累進レンズ)は,他のレンズにはない特有の光学特性をもっている。本稿では,累進レンズを扱う上で知っておいていただきたい基本的なレンズの仕様と光学特性について述べる。また,フリーフォーム(自由曲面)加工装置の普及によって,累進面のような曲面の創生が短時間に精度よくできるようになったことで,装用者の使用条件などに合わせて設計・加工するカスタマイズ製品や,個々の処方ごとにレンズ性能の最適化を図って設計・加工するオプティマイズ製品が商品化されてきている。これらのレンズとともに新しい屈折力の表示についても触れる。

  • 鈴木 武敏
    原稿種別: 総説
    2008 年 29 巻 3 号 p. 95-98
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/11/08
    ジャーナル フリー

    累進屈折力眼鏡(累進眼鏡)は,老視矯正にとって第一選択にされるべき眼鏡であるにもかかわらず,日本ではまだまだ拒否感をもつ人が多い。その理由は,装用者,処方者,眼鏡作製者のいずれにも問題があるからである。装用者の理解不足,処方者および眼鏡作製者の技術不足である。せっかく累進眼鏡を装用していても,遠用度数の検眼が正確でないために,近用度数が不適切になってしまう例が非常に多い。また,フレーム調整の不良も信じ難いほど多い。眼鏡作製の基本も知らない人が眼鏡にかかわっていることは大きな問題で,累進眼鏡が正しく評価されるためには,日本の眼鏡制度の改革が必要であろう。

  • 梶田 雅義
    原稿種別: 総説
    2008 年 29 巻 3 号 p. 99-102
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/11/08
    ジャーナル フリー

    累進屈折力眼鏡(累進眼鏡)を快適に使用するためには,累進屈折力レンズに特有な収差に慣れる必要がある。近用加入度数が小さければ収差も小さい。初期老視のうちに累進眼鏡を装用しはじめることが最も望ましい。不幸にして,累進眼鏡を装用しないうちに初期老視の時期を過ぎてしまった場合には,装用初期には近用加入度数を極力抑えて処方し,累進眼鏡の装用に慣れた時点でパワー調整を行えば,適切な度数の累進眼鏡を容易に装用できるようになる。快適に装用できる累進眼鏡の処方のコツについて解説する。

原著
  • 大貫 和徳, 前田 征宏, 伊藤 恵里子, 水口 法子, 市川 一夫, 小島 隆司, 磯谷 尚樹, 井藤 麻由香, 洞井 里絵
    原稿種別: 原著
    2008 年 29 巻 3 号 p. 103-106
    発行日: 2008年
    公開日: 2019/11/08
    ジャーナル フリー

    目的:新しい前眼部解析装置であるCarl Zeiss MeditecのVisanteTMを使用する機会を得たので,測定結果の検者間での測定再現性,同一検者による測定再現性を検討する。また,測定モードによる違いも検討する。

    方法:屈折異常以外の眼科疾患を認めない正常者11名21眼(平均年齢:31.2±8.2歳(20~45歳))を対象とした。2検者が同一被験者の中心角膜厚(CCT)および前房深度(ACD)を5回ずつ測定し,比較した。また,CCTを測定するモードとして,pachymetry scanモードとanterior segment scanモードでのキャリパによる測定を比較した。

    結果:CCT測定については,pachymetry scanモードの測定値が535.6±2.0μm(検者A),533.7±2.4μm(検者B),anterior segment scanモードでのキャリパによる測定値が556.1±0.3μm(検者A),549.5±0.2μm(検者B)であった。ACD測定は,3.728±0.017mm(検者A),3.729±0.022mm(検者B)であった。検者間のCCT測定差はpachymetry scanモードでは最大8.8μm,anterior segment scanモードでのキャリパによる測定では最大50.0μmであったが,検者間の測定値に有意差は認めなかった。ACD最大測定差は70μmであった。

    結論:VisanteTMは測定再現性に優れており,健常眼の前眼部解析に有用と思われる。

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