視覚の科学
Online ISSN : 2188-0522
Print ISSN : 0916-8273
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37 巻 , 1 号
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総説
原著
  • 三橋 俊文, 広原 陽子, 神田 寛行, 大川 賀孝, 三好 智満, 森本 壮, 不二門 尚
    37 巻 (2016) 1 号 p. 7-17
    公開日: 2016/05/03
    ジャーナル フリー
    局所光刺激(LS), 経角膜電気刺激(TES), 視交叉近傍逆行性電気刺激(OX), 後極部局所電気刺激(STS)の4種類の刺激に対する, テトロドトキシン投与前後での応答を独立成分分析(ICA)により解析した。応答は近赤外光を照明に使った眼底カメラで画像測定できる。この画像を刺激に合わせて時系列で得ることにより, 応答の時空間情報を得ることができる。この時空間情報には, 機序の異なる複数の応答や刺激に関係のない雑音などが含まれている。本報告では空間ICAを用いて空間的に独立な成分を求めた後に, その空間成分を測定画像に射影してその成分の時間的な特徴を求めた。麻酔下のネコ3頭に対するICAの結果と先行研究との比較により, LSとSTSの応答は, 主に網膜外層からの血液動態を起因とし, TES, OXの応答は, 網膜内層の神経活動を反映した網膜内の動脈の血流変化に起因すると考えられた。また, STSでは, 時間的にも空間的にも異なる二つの応答が, ICAの結果にあらわれた。
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  • 玉田 靖明, 池邊 匠, 小澤 勇太, 佐藤 雅之
    37 巻 (2016) 1 号 p. 18-23
    公開日: 2016/05/03
    ジャーナル フリー
    運動視差と大きさ手がかりによる奥行き手がかりの相互作用について検討するために, 運動視差, 大きさ手がかり, およびその両方によって知覚される奥行き量を測定した。刺激として, 320個の白色円盤を仮想的な3次元空間内のランダムな位置に呈示した。「運動視差のみ」の条件では, 被験者は左右に動きながら刺激を単眼で観察した。被験者の観察位置に応じてモニター上での円盤の位置を変化させた。「大きさ手がかりのみ」の条件では, 被験者は静止した状態で刺激を観察した。それぞれの円盤の距離に応じてモニター上での円盤の大きさを変化させた。「両方あり」の条件では二つの手がかりを同時に与えた。「運動視差のみ」と「大きさ手がかりのみ」の条件では大きな奥行きは知覚されなかったが, 「両方あり」の条件では, 理論値には至らなかったが, 比較的大きな奥行きが知覚された。これは, 運動視差と大きさ手がかりによる奥行き情報が, 非線形な様式で統合されていることを示唆している。
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