1980年10月27日より11月3日までFAO/IAEA/WHO照射食品の健全性に関する合同専門家委員会がジュネーブで開催された。この時FAO,IAEAおよびWHOを代表してDivision of Health Manpower.Development の Dr.T.Fulop所長が会を開催した。前回の合同委員会および他の技術的,法的専門家委員会の結論に基いて,FAO/WHO食品規格委員会は照射機器類に関するコードと同様に照射食品についても,一般標準規格を制定したことを,Dr.Fulopが報告した。その中には鶏肉,パパイヤ,馬鈴薯,イチゴ,小麦,小麦粉製品,タラおよびサケ,タマネギ,米,マンゴー,デーツ,ココア豆,スパイス,豆類などが含まれる。これらの食品のあるものは,開発途上国に大変興味がもたれるものである。
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