家畜繁殖研究會誌

乳牛の繁殖状況調査

特に繁殖障害について

深田治夫, 佐藤彰

1955 年 1 巻 3 号 p. 81-88
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.81

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この調査は昭和29年度に北海道,岩手,埼玉,千葉,神奈川,長野,静岡,兵庫の1道7県で行われた乳牛に対する繁殖障害防除事業 (空胎防除事業) の事業開始前の状況を把握するためと, 事業効果判定の基礎とするため, 29年3月に事業実施予定地域で行つたものである。
この調査には, 地域選定或は調査方法等に若干の不備な点もあるが,この種の調査がこのように多数の乳牛について行われたことはわが国には未だないので,ここに発表し若干の考察を附した次第である。

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Serum Gonadotrophin(PMS)投与によるラッテ生殖器官コレステロールの消長

森香中

1955 年 1 巻 3 号 p. 89-90
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.89

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未性成熟ラッテに対するPMS投与は,睾丸コレステロールの一時的増加,卵巣コレステロール(特にエステル型)の急減を招来する。副腎コレステロールに対しては雌雄ともに一時的の同程度の遊離型の減少,エステル型の増加を来す。

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Chorionic Gonadotrophin投与によるラッテ生殖器官コレステロールの消長

森香中

1955 年 1 巻 3 号 p. 91-92
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.91

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未成熟ラッテに対してLHを投与すると,睾丸コレステロールの著しい増加があり,卵巣•副腎コレステロールの減少がみられるが,特に卵巣コレステロールには強く働く様である。

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家兎睾丸HomogenateによるコレステロールからAndrogenへの変化

森香中

1955 年 1 巻 3 号 p. 93-94
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.93

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家兎睾丸組織ホモヂェネートをコ」と培養することによつて,テストステロンを始め数種のアンドロヂェン系化合物をカラム及びペーパークロマトグラフィーによつて定性的に証明し得た。この際下垂体はアンドロヂェン系化合物の生成に促進的な効果をもたらす様である。

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下垂体後葉抽出物による兎の乳汁排出反応

横山昭, 今井清

1955 年 1 巻 3 号 p. 95-96
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.95

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EstrogenおよびProgesteroneの局所作用による山羊の泌乳誘起現象について

五島孝, 大島正尚, 上家哲

1955 年 1 巻 3 号 p. 97-98
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.97

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Estrogenおよびprogesteroneの微量油溶液を一側乳房内に注入し,しかる後,皮下注射により泌乳誘起を行い,無処置側乳量と比較検討した。その結果,まだ断定的ではないが,誘起泌乳量の改善方法として,最初は,estrogenあるいはprogesteroneと併用して,局所的に用いることが望ましい。また,乳腺の発育機構については,estrogenおよびprogesteroneの乳腺に対する直接作用が重要であつて,AH因子はむしろ,sensitiz-ing factorと見なした方が妥当と考えられる。

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鶩の人工授精に関する研究

渡辺守之, 杉森洋一

1955 年 1 巻 3 号 p. 99-100
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.99

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1.保定台を使用すればマッサージ法において術者のみで容易にマッサージ及び採精を行うことが出来る。
2.精液量と採取間隔の間における負の相関々係は本実験においては認められなかつた。
3.受精卵継続日数から注精は6日毎に行うのが適当と認めた。

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家畜の下垂体前葉の細胞学的研究第1報犬の下垂体前棄の細胞型に就いて

石橋武彦, 中原達雄

1955 年 1 巻 3 号 p. 101-102
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.101

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犬の下垂体前葉に於いて酸好性細胞はorange Gに染まるα-細胞とacid fuchsinに染まるε-細胞とに区別される。α-細胞は腺体の中央部から後部に多く見られるが未成熟の個体では殊に多数存在する。之に反してε-細胞は主に腺体前部に認められ妊娠中の個体では甚だしく肥大し泌乳中には数に於いて最も多くなる。acid violetに染まるζ一細胞は腺体の上部及び底部に見出される。塩基好性細胞は主として腺体底部に存在するが発情期や去勢,甲状腺除去の個体では甚だしく増数肥大するため腺体上部の酸好性細胞が多い部分と明らかに区別される一つの部位即ち Zona tuberalisを形成する。甲状腺除去細胞は術後10日目に於いてすでに多数出現するが其の存在部位は大体腺体底部に限られる。副腎を除去した場合は酸好性細胞の減少と塩基好性細胞の退行とが見受けられる。

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Mammamine(乳腺に特異な新ペプチッド)に関する研究III.Mammamineの結晶化

鵜上三郎, 榑谷和男, 大橋望彦, 佐藤匡美

1955 年 1 巻 3 号 p. 103-104
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.103

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卵黄緩衝液による山羊及び牛精液の保存及び授精試験

川瀬武三郎, 神谷誠優

1955 年 1 巻 3 号 p. 105-106
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.105

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ラットにおける哺乳期中の妊娠について(予報)

吉永浩二, 関口喜一, 星冬四郎

1955 年 1 巻 3 号 p. 107-108
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.107

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抗生剤の用い方

渡辺守松

1955 年 1 巻 3 号 p. 109
発行日: 1955/09/30
公開日: 2008/05/15

DOIhttps://doi.org/10.1262/jrd1955.1.109

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