1)前報に引続きラツト輸精管運動に対する性ホルモソの影響をMAGNUS法に依り調べた。
2)去勢してandrogen処理したラツトの輸精管は自発運動を示さなかつたが,estrogen 50及び150γ処,理ラツトでは総てにrhythmicalな自発運動が現われた。
3)Acetylcholine,BaCl
2に対する感受性はandrogen.処理ラットの輸精管では去勢群より低く正常と変らなかつたが,estrogen処理群は去勢群より高かつた。
4)Adrenalinに対する感受性は正常,去勢及びandrogen処理群の間に差は認められず,estrogen 50及び150γ群のみ高かつた。
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