家畜繁殖研究會誌
Print ISSN : 0453-0551
7 巻, 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 山内 亮, 中原 達夫, 橋本 和典, 小笠 晃, 志貿 鑑時, 片岡 敏明, 乾 純夫, 円山 八十一
    1961 年 7 巻 2 号 p. 53-57
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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  • 岩田 明敏
    1961 年 7 巻 2 号 p. 58-64
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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  • 相馬 久雄, 山田 博, 進土 厚
    1961 年 7 巻 2 号 p. 65-67
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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  • 附個体間における不適合の発現について
    高嶺 浩
    1961 年 7 巻 2 号 p. 68-71
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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  • 檜垣 繁光, 菅 徹行
    1961 年 7 巻 2 号 p. 72-75
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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    卵巣の濾胞および黄体の機能については,これまでの研究により明らかにされつつあるが,機能の異常性に関する研究報告は比較的少ない。婦人においては黄体機能不全の区分4)があり,牛においてはHANSEL他5)のオキシトシン注射による黄体形成の不全,および結締織化の報告があり,その他,性周期が正常であつて黄体嚢腫が発生し,不妊の原因となるというMC ENTTEE6)の報告が見られる程度で,濾胞および黄体の機能の異常性についでは,なお不明な点が多い現状である。
    一方低受胎牛では,性周期が明瞭でありながら不受胎なものであるから,卵巣または子宮に軽微な異常が存在するが,その異常性の診断が比較的困難であるものが含まれることが考慮される。従つて正常牛における診断技術を確立し,それと比較しながら,低受胎牛の診断を行う必要性が考えられる。
    この目的で,卵巣の濾胞および黄体の形状と同時に,子宮の収縮力,弾力について調査した結果,発情期における濾胞の形成不全ならびに,黄体期における黄体の機能不全が低受胎牛の発生と関係することが推定された。さらに黄体嚢腫の発生が意外に多く,これらの治療成績。については,既に報告したが,診断にさいしては,黄体突出部の直下を指先で加圧して,内部よりの液体の排出の有無により決定し,また粘液性子宮については,妊娠診断の要領で子宮を撮み,内部に存在する濃厚粘液の存在により決定した。
    従つてこれらの疾患は低受胎牛とは区別して考える必要があるものと考えられ,さらにその他の疾患のものが含まれているのであろうが,胎児の早期流産ならびに診断が困難な疾患を含めて,これを低受胎牛と区分することが適当であろうと考察される。
    なお以上の成績は,これまでの診断書を整理,集計したものであり,また直腸検査による触感を基にしたものであって,個人的な相違は免れ得ない。従つて現在実験的証明につき研究中である。
  • 三宅 勝, 武山 友彦, 西本 政吉, 山口 三郎, 城政 志, 布川 登, 佐々木 英高, 淵山 達男, 関根 堅守, 岡本 敬, 中原 ...
    1961 年 7 巻 2 号 p. 76-79
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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    臨床的に異常が認められないのにもかかわらず,4回以上種付けしても受胎しなかつた62例の乳牛に, Oohormin luteum depotを,授精後1~10日間に110 mg, 1~3回投与した所,薬品投与時の種付けで28例,次回の種付けで19例が受胎し,計47例, 75.8%の受胎率をあげることが出来た。
  • 芦田 浄美
    1961 年 7 巻 2 号 p. 80-84
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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    正常牛,繁殖障害牛,低受胎牛計173頭について黄体機能の検討を目的に,黄体期におけるCDS延276例を調べた。また低受胎牛10頭に対して19 N.M.T.の応用を試み,次の成績を得た。
    (1) 発情終了後, CDSの結晶像の消失は通常,黄体期の第6~7日頃から認められ,第16日頃から次回発情期にかけて再び結晶形成現象の出現がみられた。
    (2) 3牛群を通じて,黄体初期から開花期にかけて,発育卵胞が黄体と共存している例がかなりみられた。而して,個体によつては黄体機能よりもむしろ共存卵胞の機能が優位の状態でCDSに反映しているとみられるものがあつた。
    (3) 低受胎牛群の中には,他の2牛群に比べ,黄体初期から開花期におけるCDSの結晶像の消失が遅延するものが多かつた。
    (4) 3牛群の黄体の大きさ,発育程度に著しい差は認められなかつた。
    (5) CDSの所見から推定した開花期黄体機能の低下は個体の泌乳期を通じて泌乳最盛期に起り易い現象ではないかと思われる。
    (6) CDSの所見を示標にして受胎促進のため,低受胎牛10頭に対し19 N.M.T. 40~130mgを人工授精後,黄体初期に1~3回にわたつて経口投与し,中7頭が本処置を契機に受胎した。
    (7) 以上を通じて,低受胎牛の中のProgesterone適応症の診断にはCDSの所見が不可欠と思われる。また,このことによつて黄体期における内因性Estrogen濃度に対する外因性Progesterone量の盲目的過剰投与が防止出来ると思われる。
  • 吉永 浩二, 関口 喜一, 江藤 〓一, 星冬 四郎
    1961 年 7 巻 2 号 p. 85-86
    発行日: 1961/10/15
    公開日: 2008/05/15
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