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36 巻 , 4 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
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研究論文
  • 溝口 忠昭, 惟村 奈生, 佐藤 彩, 吉岡 敏明
    36 巻 (2007) 4 号 p. 264-272
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    木材チップを脱窒菌担体および硝酸性窒素に対する還元剤供給源として用いて排水中の硝酸性窒素を除去する方法について検討した. 木材チップ全体を液中に浸漬するよりも, その一部を空気に曝した場合の方が, また樹種としてはスギよりもサクラのチップを用いた場合の方が高い脱窒性能が得られた. 硝酸塩溶液 (NO3- 20mg-N/l ) を滞留時間 (HRT) 20hrで供給した場合, ほぼ100%の脱窒率が少なくとも69日間持続した. NO3-濃度を21mg-N/l から46mg-N/l に上昇させると, 脱窒特性は顕著に低下した. 木材チップを専ら有機物の供給源として使用することも可能であった. 脱窒反応器から流出する過剰の有機分は, 液を活性炭充填槽を通過させることによって低減させることができる. スギの新材チップでも脱窒担体としては使用可能であり, 還元剤としてアルコールを添加すればHRT 0.76hr程度で高い脱窒率が得られた.
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  • 森脇 三郎, 銭 慶栄, 春原 聡, 町田 基, 立本 英機
    36 巻 (2007) 4 号 p. 273-281
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    塩ビ樹脂廃棄物のリサイクルを推進するため, マイクロ波を用いた脱塩化水素に関する研究を行った結果, 次のことが明らかになった. (1) 塩ビ樹脂中に含まれる可塑剤がマイクロ波吸収剤として作用し, 可塑剤を多量に含む塩ビ製壁紙は低いマイクロ波電界中でも脱塩化水素が起きる, (2) 塩ビ床材のような塩ビ含有量が低く可塑剤添加量も少ない樹脂の脱塩化水素には高いマイクロ波電界が必要である, (3) 充填材として添加している炭酸カルシウムは, マイクロ波照射による塩ビの温度上昇を妨げ脱塩化水素反応を阻害する. 塩ビ樹脂中の炭酸カルシウムは脱塩化水素によって発生する塩化水素と反応して塩化カルシウムを形成し, ガス回収脱塩化水素率を低下させる, (4) 誘電損失率が低い充填材を多量に含む塩ビ樹脂の脱塩化水素率は塩ビポリマーの脱塩化水素率に比べて低く, 一定マイクロ波電界中における脱塩化水素率は, 塩ビ添加剤の種類と量に影響される. またマイクロ波脱塩化水素残渣を空気中で高温燃焼した時, 排ガス中に捕捉される塩化水素は低い, (5) 塩ビと酢酸ビニルのポリマーアロイにマイクロ波を照射することにより高い脱塩化水素が可能となる.
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  • 山崎 博人, 松井 久子, 福永 公寿
    36 巻 (2007) 4 号 p. 282-288
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    ベータ-シクロデキストリン (βCyD) をジイソシアナート化合物と架橋重合反応させて高分子化した後, 粒径φ75μm以下に粉砕して吸着剤を調製した. ジイソシアナート化合物としては, トルエン-2,6-ジイソシアナート (TDI) より, ヘキサメチレンジイソシアナート (HDI) を用いた吸着剤の方が良好な分離率を示した. 吸着剤の成分組成は, βCyDとHDIの仕込みモル比が1 : 8から成る吸着剤 (βCyD/HDI (1/8)) のフェノール分離率が最も優れていた. βCyD/HDI (1/8) 吸着剤のフェノール包接速度は迅速であり, また, フェノール包接後の吸着剤をメタノールで再生した際, その包接能力は低下しなかった. さらに, 同一フェノール廃水に対して, 包接を5回積算すると, 初期濃度89g/l のフェノール濃度を117mg/l にまで減ずることができた. 同吸着剤を流動床に供したところ, 連続的に包接試験を行うことができた.
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技術報告
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