環境技術
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38 巻 , 12 号
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研究論文
  • 中薗 孝裕, 久岡 夏樹, 鈴木 穣
    38 巻 (2009) 12 号 p. 884-891
    公開日: 2011/07/13
    ジャーナル フリー
     湖沼は,河川と海域に比べ水質環境基準の達成状況は低く,さらなる水質改善が望まれているが,流入水の滞留時間が長いことや底泥に汚濁物質が蓄積していることから,水質の改善は容易でない.しかしながら,近年では下水道等の汚濁負荷対策の進展に伴い,汚濁負荷が減少するとともに,富栄養化の状態に変化が生じている.本研究では,流域の汚濁負荷対策実施状況が異なる湖沼に着目し,底泥の特性について調べるとともに,汚濁負荷と底質特性との関係について検討を行った.その結果,底泥表層間隙水中の栄養塩類濃度と栄養塩類の溶出速度が相関を示し,間隙水中の濃度は溶出速度を推測する有効な指標であることおよび,湖面積に対するリン負荷の大きさとリン溶出速度との間に相関関係が見られ,汚濁負荷対策の進展によりリン溶出速度も低下すると考えられることが明らかとなった.
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  • 鈴木 千賀
    38 巻 (2009) 12 号 p. 892-898
    公開日: 2011/07/13
    ジャーナル フリー
    東京湾は赤潮が慢性的に発生する富栄養化域である.栄養塩の排出負荷は減少しているものの赤潮発生との因果関係が見出しにくい水域のひとつである.本研究では赤潮判定基準とされている物質(赤潮指標)をモデル化し,モデルの説明率の変化から東京湾湾奥部における第5次水質総量規制と赤潮との関係ついて類推した.東京湾水質調査結果を電子化したデータベースを用い,1986年度-1998年度のデータから逐次選択法を用いて赤潮指標PON(溶存態有機炭素)を目的変数とする安定かつ高説明率をもつ重回帰モデルを決定したところ気温,pH,溶存酸素,DOC,全リン,塩分を説明変数とするモデルのR2adj(.補正されたモデルの説明率)は0.772となった.そのモデルを 1999年度から 2003年度の新規データへと適用したところ各年度の R2(モデルの説明率)はおよそ0.75となり,新規データは既存モデルによりよく説明され得た.一方で,第5次水質総量規制施年2004年度からはR2が大幅に減少し,総量規制の導入による環境変化がモデルに影響を与えた可能性が示唆された.
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