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38 巻 , 3 号
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研究論文
  • 橋本 政明, 山下 義弘, 濱崎 竜英, 谷口 省吾, 高浪 龍平, GIRI Rabindra Raj, 尾崎 博明
    38 巻 (2009) 3 号 p. 205-211
    公開日: 2011/06/15
    ジャーナル フリー
     2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D),ペンタクロロフェノール(PCP)などの塩素化芳香族化合物は環境中では分解されにくく残留性と毒性が高いため,自然環境の汚染が問題となっている.人為的に排出される場合であっても分解処理が不可欠であるが,従来の分解処理法では完全には分解されない。また分解される場合でも長時間かかり,残留したものや分解により生成された副生成物が外部に流出するなどの問題がある.そこで本研究では,これらの問題点を解決する処理方法である超臨界水酸化法に着目し,塩素化芳香族化合物のなかでも比較的構造が簡単である 2,4-Dの分解実験を行い,その分解挙動を明らかにするとともに,TOC, 塩化物イオン濃度,2,4-Dの分解副生成物として検出される2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)濃度 ,TOX濃度の測定を行った.その結果,2,4-Dが減少する条件であってもTOC, TOX濃度は減少しないことがあり,その原因として副生成物である2,4-DCPの生成と分解があることがわかった.また, 2,4-Dと2,4-DCPが検出されなくなってもTOC, TOXが検出されたため、これ以外にも副生成物が生成されていると推定された.また,2,4-Dの分解時には塩化物イオンが生成されたことから,分解には脱塩素反応が関与していると考えられた.
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  • 田中 恒夫, 吉田 享史, 杉戸 千裕
    38 巻 (2009) 3 号 p. 212-218
    公開日: 2011/06/15
    ジャーナル フリー
    水溶液系におけるイオン種の分離において,多孔質材を電極として用いる電気泳動装置の適用を提案し,その可能性および操作因子等について検討した.電極として,炭素多孔質材,ステンレス板,チタン板,チタン粉末充填体,および白金めっき炭素多孔質材を選択し,通電条件を種々変化させて回分実験を行った.被検水として硫酸アンモニウム溶液を使用し,通電時の電極セルにおけるイオン種(NH4+とSO42-)濃度の変化を観察した.電極として炭素多孔質材を用いることによりイオン濃度は減少し,その速度は電圧と電流に依存して変化した.また,白金めっき炭素多孔質電極を用いたところイオン濃度の減少速度は上昇した.電極を炭素多孔質体からチタン粉末充填体へ変更した結果,イオン濃度の減少速度は低下した.電極に板材を用いた実験では,イオン濃度の減少は認められなかった.本実験より,白金めっき炭素多孔質電極を使用することにより電気泳動装置の分離性能は安定すると考えられた
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