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39 巻 , 8 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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研究論文
  • 吉岡 剛, 細野 英之, 古川 道信, 松橋 隆治, 吉田 好邦
    39 巻 (2010) 8 号 p. 450-457
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    温室効果ガスの排出量が増加している業務部門においては,地球温暖化対策のひとつとして,ガスコージェネレーションが有効である.一方,電力の自由化に伴い,欧米では先例があるものの,わが国では新しい事業形態として,エネルギーサービスプロバイダが設備の所有者となって,需要家にエネルギーサービスを提供する事業が2000年前半に登場した.そのため,エネルギーサービスを行う事業者は,収益性に直結するより多くの事業リスクを管理していく必要がある.本研究では,事務所ビル,シティホテル,病院を対象としたガスコージェネレーションのエネルギーサービス事業を対象に,ファイナンシャルリスクの分析を行い,各種リスクへの対応策およびその効果を評価した.
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  • 広谷 博史
    39 巻 (2010) 8 号 p. 458-463
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    外来種の二枚貝であるタイワンシジミ(Corbicula fluminea)が近年生息圏を広げている.二枚貝はろ過摂食を行う懸濁物食者であるため,植物プランクトンをはじめ,細菌やウイルスを取り込み消化または体内に蓄積すると考えられる.そこで,タイワンシジミを大和川水系から採取し,河川水の糞便汚染指標である大腸菌と水系感染をおこすウイルスのモデルとしてバクテリオファージMS2をそれぞれ除去することが可能であるかを調べた.その結果,タイワンシジミは,水中ならびに砂間隙水の大腸菌は除去することができたが,MS2は除去できなかった.この違いは細菌細胞とバクテリオファージ粒子の大きさに原因があると考えられた.以上のことから,タイワンシジミによって環境中の指標細菌の計数値を減少させることが可能であり,病原細菌は同時に除去されることが期待できるが,ウイルスについては除去されない場合があることが明らかとなった.その場合は細菌指標の有効性が低下することに留意しなくてはならない.
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  • 土佐 光司, 本田 秀行, 磯野 美香
    39 巻 (2010) 8 号 p. 464-470
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    貯水槽材料が水質に及ぼす影響の評価を目的に,ベイヒバ,スギ,FRPおよびステンレス製模型水槽に水道水および模擬水道水を貯水し,水質変化を測定した.ステンレスおよび FRP貯水槽では,測定した全水質項目(pH,SS,色度,亜硝酸態窒素,硝酸態窒素,残留塩素,トリハロメタン,大腸菌,大腸菌群,一般細菌および従属栄養細菌)で貯水後も水道水質基準が満たされた.模型木製貯水槽における塩素消費速度は,単位貯水量当たりの木製貯水槽と水の接触面積と相関があった.本研究で得られた塩素消費速度を用いて実規模木製貯水槽における残留塩素消費について検討した結果,実規模木製水槽の残留塩素半減期は4日程度であり,通常の貯水では十分な残留塩素が確保できると推定された.したがって,実規模木製貯水槽では,適正な管理を行うことにより,水道水質基準を満たせると推察された.
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技術報告
  • 杉本 太
    39 巻 (2010) 8 号 p. 471-474
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    兵庫県では,ニホンジカの農林業被害(農作物の食害,食害による森林衰退など)がある.これらシカによる被害を背景に,捕獲による生育数の制限が農林業政策として実施されている.現在,捕獲したシカのほとんどが廃棄されており,資源の有効活用の点で対策が必要とされている.本報ではシカ皮の有効活用を図るため,ホルムアルデヒドなめしによる研究を行った.ホルムアルデヒド,加脂剤の添加量を変化させて革を作製し,革の引張,引裂などの物理的特性,ガーレ式剛軟度試験による加脂と柔軟性の関係について調べ,薬剤添加による革の特性を明らかにした.
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  • 森 康則, 吉村 英基, 前田 明, 志村 恭子, 大熊 和行
    39 巻 (2010) 8 号 p. 475-479
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
    三重県における水道事業体や民間水道検査機関により構成される「三重県精度管理協議会」において,平成21年度,水道法に基づく「臭気」を外部精度管理の対象項目としたことを契機に,厚生労働省告示法および上水試験方法に基づく官能法試験の技術検討を行った.臭気物質として,3-メチルインドールおよびフェノールを対象とし,それぞれの臭気閾値を算出した.その結果,無臭味水により希釈した3-メチルインドールは 0.1μg/L,水道水により希釈したフェノールは0.3µg/L,無臭味水により希釈したフェノールは1,000µg/Lであった.希釈水の違いによるフェノールの臭気閾値の差は,水道水中の残留塩素によるクロロフェノールの生成が影響したものと考えられる.0.5µg/L 3-メチルインドール溶液および5µg/Lフェノール溶液(水道水希釈)の臭気強度(TON)について測定を行ったところ,それぞれTON=13,TON=19の結果が得られた.ただし,両溶液とも得られたTONは極めてばらつきが大きく,より個人差を低減させた測定法への改良の必要性が示唆された.
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調査報告
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