環境技術
Online ISSN : 1882-8590
Print ISSN : 0388-9459
43 巻 , 12 号
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研究論文
  • 惣田 訓, 舟橋 彌典, 森本 成樹, 大槻 宗司, 堀出 文男, 橋本 卓典, 池 道彦, 山下 学, 東 利保, 西嶋 茂宏
    2014 年 43 巻 12 号 p. 729-738
    発行日: 2014/12/20
    公開日: 2015/02/19
    ジャーナル フリー
     放射性セシウム汚染土壌の減容化を目的とし,空気揚土撹拌式洗浄装置(100 L),凝集沈殿槽,脱水機で構成する小型システムを構築した.福島県飯舘村の駐車場の汚染土壌(137Cs 6.2×103~1.5×104 Bq/㎏)を 洗浄したところ,75~86%の137Csを14~17%の重量の土壌粒子(3.0×104~7.4×104 Bq/㎏)として理想的に回収できた.笹薮の土壌(1.9×104 Bq/㎏)からは87~89%の137Csを回収できたが(3.0×104~7.4×104 Bq/㎏),その重量は元の53~55%もあった.川内村の農道と側溝の土壌(1.0×103~7.3×103 Bq/㎏)を処理したところ,脱水ケーキ(4.4×103~3.1×104 Bq/㎏)として重量を10~14%にできたものの,137Csは43~46%しか回収できなかった.このように放射性セシウム汚染土壌の減容化効率は土壌特性に大きく依存した.
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