環境技術
検索
OR
閲覧
検索
44 巻 , 8 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
研究論文
  • 桧尾 亮一, 石田 真展, 山崎 秀夫
    44 巻 (2015) 8 号 p. 452-459
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
     福島第一原子力発電所の事故後,放射性物質に関するモニタリングが必要となっている.本研究では湖沼底質を対象とした試料採取方法に焦点を当て,福島県内の湖沼においてグラブ採泥器と柱状採泥器を用いて底質中の放射性セシウム濃度を調査した.調査は2013年に秋元湖と沼沢湖の同じ調査地点において両採泥器を用いて底質試料を採取し,グラブ試料及び柱状試料より得られたデータの比較を行った.柱状試料より濃度とインベントリーを算出し,グラブ試料の底質採取深さを推定した.今回の柱状試料の結果から放射性物質は底質表層で検出されており,グラブ採泥器による採取は試料中のセシウム濃度に不確かさを生ずることになると考えられた.以上のことから採泥器の選択は重要であり,詳細な放射性物質の調査において,底質の採取は柱状採泥器を用いるべきであると考えられた.
    抄録全体を表示
  • 大原 荘司, 向井 厚志, 藤原 昇
    44 巻 (2015) 8 号 p. 460-467
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
     宮城県石巻市から福島県飯舘村を中心に33点のコケを採取しCs-137残留放射能の分析を行い,福島第一原発事故に伴うCs-137の放射能拡散状況を把握することを目的とした研究を行った.地形条件と拡散放射能の残留状況との関係も結果的に明らかになることも目指した.コケの高い放射能吸着性とカーペット状に地表を覆う特性に注目し,単位面積当たりのCs-137残留放射能量を求めた.コケは土壌に比べて種類による放射能吸着性の差が小さいと考えられ,汚染マップを求めるにはコケの分析が適していると判断した.測定には,主としてNa(ITl)シンチレーション検出器を用いた.文部科学省報告の積算線量推定マップと傾向はよく一致して風向き,標高などの条件で飯舘村がホットスポットとなっていることがコケの分析でも明らかになった.また,同じコケサンプルを用いCs-134とCs-137のガンマ線ピークを分離できるCdZnTe 半導体検出器による測定でCs-134/Cs-137のガンマ線強度比の地域差を求めたが顕著な差は認められなかった.
    抄録全体を表示
  • 堀田 健太郎, 熊谷 哲
    44 巻 (2015) 8 号 p. 468-473
    公開日: 2015/12/29
    ジャーナル フリー
     CODMn測定時,塩化物イオン除去には銀添加する必要があるが塩化物イオン測定法は指定されていない.従来法よりも簡便な方法を検討した. 塩化物イオンと電気伝導率には統計学的に直線性が確認されている.しかし,異なる組成の試料を扱う環境計量証明事業所ではその直線性が心配される.そこで,pH が中性域でかつ工程水を除いた試料を対象にすることで直線性を確認でき電気伝導率の測定値から銀量を決定できたので報告する.
    抄録全体を表示
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top