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伊東 敏夫, 山下 和義, 金田 悠紀夫
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_11-6_16
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
ドライブレコーダ等の前方用車載カメラが搭載され始め、後方の駐車支援用のバックカメラも普及している。そこで本研究では、これらの前後2台のカメラ画像を使った後続車両を検出する手法を提案する。車両等を検出する基本的な考え方は、前方の画像と後方の画像の時間遅れでの撮像と解釈し、前後での相異を解析することによる。
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原田 正範
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_17-6_22
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
本研究は競技車両の最適経路を、擬スペクトル法に基づく最適制御問題の解法を用いて解析を行った。本手法は時間連続な問題を非線形計画問題に変換するため、走行するコース制限などの状態量不等式拘束条件を容易に扱う事が可能である。本手法を、オーバルコースを最短時間で周回する問題に適用し、最適周回経路を解析した。
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池西 俊仁, 町田 寛, 鎌田 崇義, 永井 正夫
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_23-6_28
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
近年、重身体障害者のために生体情報を用いたインタフェイスの研究が行われている。そこで本報告では脳波を用いてドライバの操舵意図を推定するアルゴリズムの検討を行い、ドライビング・シミュレータを用いて実験を行った。アルゴリズムの学習と評価には同じデータを使用した結果、全て被験者の平均約80%の確率で被験者が操舵する以前に操舵方向を推定可能であることを確認した。
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山川 淳也, 吉村 修, 渡邉 啓二
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_41-6_46
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
平らに均した砂の上で模型タイヤの走行状態を再現し、相互作用による前後力ならびに沈下量を測定することで、車両の砂地走行解析に利用可能なタイヤモデルを構築した。単輪が自走する実験をタイヤモデルでシミュレーションし、モデルが有用であることを確認した。第1報ではタイヤ前後力のモデル化について述べた。
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大桑 政幸, 倉橋 哲郎, 藤枝 延維, 津田 太司, 服部 彰
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_59-6_64
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
新たな運転支援情報呈示法としてシート振動呈示に焦点を当て、シート振動刺激の物理特性とドライバの主観的印象の関係を明らかにした。次に、脇見中の車線逸脱状況を想定して、シート振動刺激による警報効果とドライバの危険認知行動との関係を分析した。
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城岡 正和, 駒村 達哉, 熊谷 孝士, 安木 剛
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_65-6_70
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
車両開発の中で前突時の傷害値のばらつき低減は重要テーマになりつつある。本稿ではFEモデルを用いて助手席の胸部減速度のばらつきを分析した。その結果、胸部への様々な作用力の中で腰椎からの伝達力が大きくばらつく事が判明した。これを低減するためシート部材の配置を変更し、胸部減速度のばらつきを40%低減した。
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安原 重人, 江川 泰久
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_71-6_75
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
近年衝突安全性能向上が求められる一方で、資源高騰による省資源化の要求も高まってきている。本研究では、北米において導入されたリヤオフセット衝突モードに対して、フレーム構造を改良することで重量増加を伴わずに高効率エネルギ吸収が可能なボデー構造を提案する。
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鶴島 理史, 小原 徹也, 松田 健, 河野 十史弥, 漆原 友則
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_77-6_82
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
予混合圧縮着火機関のシミュレーション検討を行うため、PRF用の化学反応モデルを構築した。本研究では構築した反応モデルに対して、広範囲のRON条件で着火遅れ時間、化学種挙動、予混合圧縮着火機関での検証を行ったのち、3次元CFDコードへの組み込みを行い、詳細なメッシュを用いた予混合圧縮着火機関での計算を行った。
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蝦名 正輝, 木下 雅夫, 野村 佳洋, 小池 誠, 清水 里欧
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_83-6_88
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
ガソリンエンジンの燃焼室内に複数の圧力センサを配置し、ノッキングに伴う圧力波の到達時間差からノック発生位置を検出する方法を構築した。本法では、時間周波数解析を利用してセンサ間の圧力波の到達時間差を求め、その時間差を最小誤差で満たす位置を算出することで、高精度なノック発生位置検出を可能にした。
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田上 公俊, 堀田 栄喜, 森吉 泰生
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_89-6_94
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
本研究では、新たに開発した小型の誘導エネルギー蓄積式パルス電源を用いて生成した非平衡プラズマを利用して、予混合気の着火特性を調べる。本研究は、繰り返しパルスを用いることで、効率的に生成した活性化学種雰囲気下の混合気に対して、短パルスアーク放電することにより、希薄燃焼時の着火特性の改善を図る。
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-NVO(Negative Valve Overlap)中の燃焼が熱効率に与える影響 -
外薗 徹, 藤本 英史, 山下 洋幸, 田中 達也, 瀬戸 祐利
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_95-6_100
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
HCCI機関の解析が可能なサイクルシミュレーションソフトを使用し、NVO中燃焼の熱効率に与える影響を調査した。その結果、高温残留ガスのみで着火性を確保するよりも、NVO中に燃焼させ、同一の着火性を確保し、NVO期間を縮小する方が熱効率改善の可能性があることがわかった。
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陳 之立, 岩品 智也
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_101-6_106
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
PCI(予混合圧縮着火)機関がNOx、PMの排出は低い一方HCの排出は増加している。本研究では、GTTコードを用いた混合気形成をシミュレーションによって、DME(ジメチルエーテル)を燃料とするPCI機関のHC排出因子を分析し、実機実験の結果と比較しながら、HC排出とリングクレビスの燃料進入量の関係を検討した。
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原田 浩一郎, 鈴木 研二, 岡本 謙治, 山田 啓司, 高見 明秀
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_113-6_118
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
煤燃焼に優れるパティキュレートフィルタ用触媒として、従来の酸素吸蔵放出に優れる材料とは異なる新しい煤燃焼メカニズムを有する新材料を見出した。この材料は、少ない貴金属量でも煤燃焼特性において高い効果を示すとともに、高い耐熱性を有した。また、実排ガス条件においても、高い煤燃焼性能を有することを確認した。
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-予混合化と低温化の各効果に対する検討-
李 鉄, 鈴木 勝, 小川 英之
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_119-6_124
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
低温ディーゼル燃焼において圧縮比とセタン価をそれぞれ広範かつ系統的に変更して実験を行った結果、無煙燃焼を実現するためには着火が燃料噴射後に生ずる予混合化の促進と低酸素化による低温化の両者が重要であり、比較的低圧縮比かつ低セタン価燃料の組合せにより無煙燃焼の負荷範囲を拡大できることが明らかになった。
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-二段ターボチャージャーによる排出ガス低減に関する研究-
石川 直也, 工藤 和昭
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_125-6_130
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
多気筒ディーゼル機関を用いた高EGR率の低NOx燃焼方式において、二段ターボを組み合わせることにより排ガス低減を試みた。エンジンベンチ試験ならびに車輌排ガス試験において、二段ターボとEGRガス温度制御を導入することにより大幅な排ガス低減効果が得られたので、その結果について報告する。
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坂口 大作, 植木 弘信, 石田 正弘, アミダ オルウォレ
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_137-6_142
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
データ取得周波数が15MHzのマイクロプローブL2Fを用いてディーゼル噴霧を噴孔から15mmの噴霧中心で計測した。噴射期間の前半では測定点に初めに現れる液滴の速度より後に現れる液滴の速度が高いこと、噴霧が測定点に到達する時期の液滴の数密度は後に現れる液滴の数密度より高いことが明らかとなった。
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西澤 透, 北川 浩史, 恒川 晴樹, 多田 真和, 登坂 茂
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_143-6_148
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
本研究では、PM生成特性として性状の異なる燃料を対象に、同一条件の下で加熱した際の熱分解成分である低沸点炭化水素(LHC)、重縮合成分である多環芳香族炭化水素(PAH)を分析すると共にPMの生成量を測定し、PMの抑制を図るための燃料要求性状を検討した。また、生成したPMの燃焼特性の把握も行なった。
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-PRF燃料を用いた場合の素反応数値計算-
長永 麻里, 重豊 健志, 吉田 茜, 飯田 訓正
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_149-6_154
発行日: 2008年
公開日: 2019/05/13
ジャーナル
フリー
HCCI燃焼において、燃料に低温酸化反応での発熱量が多いn-Heptaneと少ないiso-Octaneを用いて、それぞれ単一の場合と混合した場合での供給する予混合気の温度及び圧力の違いが熱発生に及ぼす影響を、詳細な素反応数値解析により考察した。
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重豊 健志, 長永 麻里, 吉田 茜, 飯田 訓正
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_155-6_160
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
HCCI機関において、吸気温度を変化させて燃焼位相を遅延化することにより、膨張行程で燃焼を行うことが圧力上昇率の低減および燃焼効率に及ぼす影響を解析した。燃料にはDME、Methaneおよびn-Butaneを使用し、詳細な素反応を考慮したマルチゾーンモデルを用いた素反応数値計算を行った。
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鈴木 央一, 石井 素, 酒井 克治, 藤森 敬子
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_161-6_166
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
尿素SCRの使用過程車について、各種排出ガス成分を測定した。中にNOx排出の高いものがあり、触媒被毒の可能性などについて調査を行った。また、地球温暖化負荷について、亜酸化窒素も含めた評価を行ったところ、N
2OがCO
2の20%以上に相当する温暖化負荷をもたらす場合のあることがわかった。
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田村 守淑
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_167-6_172
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
天然ガスコージェネレーションの高効率化のためエンジン出力1kWクラスの小型の予混合圧縮自着火機関の性能について研究を行った。行程容積163ccの単気筒機関を用い、エンジン諸言として重要な圧縮比27-33の範囲で性能試験を行った。圧縮比の増加は吸気温の低下に効果があった。また、出力増大、熱効率向上ためクールドEGRを適用し、熱効率31.0%を達成した。
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長沼 要, 上遠野 晶, 本田 徹, 山根 公高, 高木 靖雄, 佐藤 由雄, 川村 淳浩, 後藤 雄一
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_173-6_178
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
単気筒水素エンジンにおいて、最大20MPaを可能とする高圧燃料噴射による噴射期間の短縮化、および燃料噴霧形成と火花点火の組み合わせにより、水素の燃焼特性を活用したコンパクトな燃焼を実現出来た。その結果、高回転域において気体燃料機関にも関わらずディーゼル並の高出力、高熱効率および低NOx排出を実現した。
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長谷川 郁司, 西脇 一宇, 吉岡 直裕
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_179-6_184
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
PIVにおいて二画像間の相互相関を求める方法を改良することで積分空間スケールをより正しく計測する手法を開発した。積分空間スケールと乱れエネルギから乱れ動粘性係数を求め、数値計算結果とよく一致することを確認した。さらに圧縮・膨張行程における乱れ動粘性係数の増減傾向についてその臨界値を見出した。
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Tsutomu Asoh, Sousuke Sasaki, Bunji Atsumi
原稿種別: Research Paper
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_185-6_191
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
The operation load of alcohol ignition interlock system on driving was measured by various driving scenes. It has been afraid that measuring the expiration while driving might make the driver anxious. Moreover, a change with the lapse of time of an expiration alcoholic density after non-alcoholic food and drink had been taken was measured. As a result, it is necessary to note that the engine might not be able to be started to detect alcohol immediately after drivers take food and drink including alcohol.
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橋村 真治, 中尾 哲也, 石丸 良平
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_193-6_197
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
本研究では、軸直角方向振動下におけるボルト締結体とボルト・ナット締結体の疲労破壊特性について実験を行った。本研究の結果、軸直角方向振動下におけるボルト締結体において、ボルト締結体の見かけの疲労強度に相当する軸直角方向加振力振幅の下限界値はボルト・ナット締結体よりも低下することがわかった。
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北島 創, 久保 登, 荒井 紀博, 片山 硬
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_205-6_210
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
ドライブレコーダが記録した追突事象の危険状態を定量的に表現し、適切なブレーキを模擬する手法を検討した。追突危険性を客観的に示す事のできる「衝突余裕度」という指標を適用しながら、現実の追突危険状態において様々なブレーキの有効性を衝突回避と衝突速度低減の両面から検証した。
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-文字表示と信号音を対象とした検討-
大谷 亮, 宇野 宏, 野口 昌弘, 江上 嘉典, 飯星 明
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_211-6_216
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
機能の作動状況を適切に期待するための文字表示と信号音の効果を検討した。運転シミュレータによる実験の結果、機能に不作動が生じたり、作動するもののドライバの緊急回避操作が必要な場合に、視聴覚表示を併用することが有用であった。また、ドライバの意図的な操作により状態が遷移する場合は、併用の必要がなかった。
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内田 信行, 浅野 陽一, 横谷 靖, 植田 俊彦, 飯星 明
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_217-6_222
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
ドライビングシミュレータ実験から、対話タスクの内容によっては反応時間遅れに加えて両眼注視点のずれ(眼位ずれ)が増大する現象が観察された。この現象は片眼遮蔽による視覚情報入力の低下時と類似していることから、この対話内容を模擬するタスク時のfMRI計測を行った結果、大脳視覚野の活動低下が認められた。
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小木津 武樹, 大前 学, 清水 浩
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_223-6_228
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
自動車の自動隊列走行中に計測情報が失陥した際に、車車間通信で共有している情報を利用して失陥情報を推定する手法を提案する。隊列構成車両群を1システムとしたカルマンフィルタにより、失陥時に他車の位置や状態量を利用することで失陥情報の推定を行う。構築した推定アルゴリズムの有効性を実車実験により確認した。
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西尾 唯, 金子 淳司, 村田 豊, 大聖 泰弘, 酒井 克治, 鈴木 央一
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_229-6_234
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
エアコンの使用は、車両燃費に大きな影響を与えるが、その違いを定量的に評価しようとすると多くの課題がある。温度環境を変化させて、テストコースおよびシャシダイナモ試験を行い、各部温度や走行条件が異なる場合のエアコン有無の燃費を測定し、妥当性のある定量評価の実施に向けた検討を行った。
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-ドライバ認知モデルの開発-
町田 貴史, 倉橋 哲郎, 岩瀬 竜也, 森 博子, 北岡 広宣
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_235-6_240
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
予防安全システムの効果検証を目的として交通シミュレータSTREETを開発している。本研究では、認知の前段階の処理である視行動を、ドライバ周囲の危険度推定に基づきモデル化した。また、提案モデルにより認知エラーに起因する事故を再現し、予防安全システムの効果評価が可能であることを確認した。
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-複数の支援機能が作動する状況を対象にした検討-
大谷 亮, 宇野 宏, 野口 昌弘, 江上 嘉典, 中村 之信
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_241-6_246
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
自律型の支援機能が2種類作動する状況を運転シミュレータに模擬して、機能の作動状況をドライバが適切に期待するための視聴覚表示の選定方法を検討した。その結果、同じ交通状況のイベント(先行車減速)に作動する2種類の機能では、緊急時に優先度の高い機能を1種類表示することで適切な期待が促進されることがわかった。
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-傷害評価モデル-
木佐貫 義勝, 井上 鉄三, 北岡 広宣, 森 博子, 倉橋 哲郎, 岩瀬 竜也, 町田 貴史
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_247-6_252
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
予防安全システムの効果検証を目的として交通シミュレータSTREETの開発を行っている。システム効果検証を行う上では、交通事故時の傷害度合いによる評価は重要である。本報告では、傷害モデルを用いた交通事故傷害の評価を試みた。その結果、提案した傷害モデルがシステムを評価する上で有効なツールであることを確認した。
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山村 智弘, 久家 伸友, マクローリン シェーン, ハンキー ジョナサン
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_253-6_258
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
リアルワールドにおける一般ドライバの運転行動データを用いて、先行車追従・接近時にドライバが主観的に感じるリスク感を定式化し、その妥当性を検証すると共に、定式化したリスクレベルと走行頻度の関係から、一般的にドライバが許容できるリスクレベルと回避したいリスクレベルの境界について考察した内容を報告する。
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佐藤 稔久, 赤松 幹之, 柴田 徹, 松本 真吾, 樋田 航
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_259-6_264
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
踏み切り進入前での一旦停止義務を解除した場合に、先行車の急停止により自車が踏み切り内で停止する可能性を評価した。ドライビングシミュレータに踏み切り環境を再現し、低速(30km/h)~高速(70km/h)の速度条件を設定し、被験者30名による実験を行った。その結果、速度によって可能性の割合が異なることが分かった。
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橋本 尚久, 加藤 晋, 津川 定之
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_271-6_276
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
高齢被験者における駐車行動記録から駐車操作の分析結果を用いて、駐車時間、駐車時の切り返し等の操作を安全かつ円滑なものへと向上するためのシステムを提案する。高齢被験者における駐車操作の問題点を抽出し、支援のシステム化の検討を行う。また、実際にシステムを構築し、高齢被験者によるフィールドについて報告する。
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道辻 洋平, 目崎 大輔, 永井 正夫, 小竹 元基, 鎌田 実, 茂呂 克己
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_277-6_282
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
ジャーナル
フリー
DRで収集した交差点黄信号時の急停止事例に着目し、ジレンマゾーンを分析した。分析結果から、交差点黄信号に対する急停止判断の要因は対向右折車両、先行車の要因に大きな影響を受けることがわかった。あわせて、黄信号によって誘発される追突ヒヤリハットに関する分析も行ったのでその内容を報告する。
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-3D-CAD,CAEとの連携によるフロントサイドメンバへの適用-
井上 全人, 大給 博之, 石川 晴雄, 石灰 伸好, 岩瀬 亘, 大川 壮志, 塩崎 弘隆, 嵆 明, 南 允議, 西垣 英 ...
原稿種別: 研究論文
2008 年 39 巻 6 号 p.
6_283-6_288
発行日: 2008年
公開日: 2009/03/05
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フリー
設計初期段階では、CADやCAEが広く導入されている。本報では、第三報までに提案した設計者の設計意図を反映した多性能要件を満たす設計解集合の導出が可能なPSD手法に、新たにCADとCAEとの連携の自動化機能を搭載したシステムを開発した。本システムをフロントサイドメンバへ適用することにより、提案手法の有効性を示した。
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