自動車技術会論文集
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49 巻 , 4 号
選択された号の論文の31件中1~31を表示しています
技術論文
研究論文
技術論文
研究論文
  • 永野 幸秀, 新屋 凌, 河野 健太, 田中 昇太, 北川 敏明
    2018 年 49 巻 4 号 p. 714-719
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー
    ガソリンエンジンの熱効率向上においてノックが問題となっている。現在、ノック発生時期は推定可能となってきたが、ノック強度はその決定因子等、不明な点が多い。本研究では定容容器内に予混合火炎を伝播させノック発生までのエンドガスおよび壁面近傍を詳細に観察し、ノック強度に影響を及ぼす因子について検討を行った。
  • 畑 裕登, 滋野 豪規, 滋野 玄規, 植西 徹, 福間 隆雄, 草鹿 仁
    2018 年 49 巻 4 号 p. 720-725
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー
    Diesel Oxidation Catalyst(DOC)の失活挙動を予測するモデルの汎用性を確認すべく,DOCの貴金属担持量を変更して触媒上における炭化水素の酸化試験を行い,化学速度論モデルを連成した有限体積法を用いてその結果を予測した.貴金属担持量の増加に伴う低温活性を反応速度式の頻度因子の増加で表すことが可能となったので報告する.
  • ―点火現象の可視化による定量解析―
    佐山 勝悟, 木下 雅夫, 政所 良行, 増田 糧, 冬頭 孝之
    2018 年 49 巻 4 号 p. 726-731
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー
    放電経路の短絡と吹き消えを予測するモデルを構築した.短絡は放電経路上の任意の2点の電位差がある閾値を超えた時に発生し,その閾値は放電電流および2点間の距離に依存する.一方,吹き消えは放電電流がある閾値を下回った時に発生し,その閾値は放電経路長で決まる.放電経路の抵抗を予測するKimらの式も修正した.
    Editor’s picks

    ガソリンエンジンの高効率化技術として注目されている高流速・高希釈(超リーンバーン、大量EGR)条件下では、点火プラグの電極間に形成される火花(放電経路)が気流により引き伸ばされ、放電経路途中での短絡や放電経路全体の吹き消え・再放電が発生することが着火性能に大きく影響する。本論文では、従来の火花点火モデルでは判別不可能であった、放電経路の2点間の距離と電位差が支配的である「短絡現象」と、放電維持電流に支配される「吹き消え現象」を物理的に区別して、その挙動を予測する火花点火シミュレーション技術を構築した。本技術により、放電挙動を把握・適正化することが可能となり、安定着火可能な点火システムの実現、ひいてはエンジンの高効率化が期待できることから、高く評価される。

  • ―火花点火シミュレーションへの適用―
    増田 糧, 佐山 勝悟, 冬頭 孝之, 永岡 真, 野口 泰, 杉浦 明光
    2018 年 49 巻 4 号 p. 732-738
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー
    火花点火エンジンの点火過程における,火花の伸長に伴う短絡現象,吹消え・再放電現象,および放電波形(電流・電圧)の予測モデルを構築し,3次元燃焼解析用火花点火モデルに組み込んだ.実機相当の温度・圧力・流速を再現する計測容器で検証した結果,火花挙動,放電波形および失火限界EGR率は計測データをよく再現した.
    Editor’s picks

    ガソリンエンジンの高効率化技術として注目されている高流速・高希釈(超リーンバーン、大量EGR)条件下では、点火プラグの電極間に形成される火花(放電経路)が気流により引き伸ばされ、放電経路途中での短絡や放電経路全体の吹き消え・再放電が発生することが着火性能に大きく影響する。本論文では、従来の火花点火モデルでは判別不可能であった、放電経路の2点間の距離と電位差が支配的である「短絡現象」と、放電維持電流に支配される「吹き消え現象」を物理的に区別して、その挙動を予測する火花点火シミュレーション技術を構築した。本技術により、放電挙動を把握・適正化することが可能となり、安定着火可能な点火システムの実現、ひいてはエンジンの高効率化が期待できることから、高く評価される。

技術論文
  • -ガスケットのモデル化に対する考察-
    河口 篤志, 濱﨑 透, 稲垣 英人, 田中 利幸, 平松 剛, 増田 義彦
    2018 年 49 巻 4 号 p. 739-744
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/25
    ジャーナル フリー
    シリンダ変形予測計算において,シリンダヘッドガスケットを構成するゴムコーティングや金属プレートの個々の材料特性を考慮可能なシリンダヘッドガスケットモデルを提案し,実測と検証を行った.その結果,提案モデルによって組み付け時のシリンダヘッドガスケット接触面の摩擦せん断力予測精度が向上することがわかった.
    Editor’s picks

    シリンダ変形を予測するためのシミュレーション技術はエンジン開発の根幹となるシリンダブロックの設計において重要である。しかし従来は、シリンダヘッドガスケットのせん断挙動特性が不明であり、シミュレーションを実施するためには予測対象であるはずのシリンダ変形を予め実測し、その変形に合うようガスケットの物性値を調整する必要があった。本研究では、高面圧化におけるガスケットのせん断挙動の評価結果をもとに、その物理特性を明確化してシミュレーションモデルに取り込んだ。その結果、ガスケット物性値の調整を要することなくシリンダ変形を予測することに成功した。本研究で得られたシミュレーション技術や知見はシリンダブロック設計の基盤となり、ひいてはモデルベースによるエンジン設計法構築への貢献が期待でき、高く評価される。

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