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-触媒反応における排出ガス浄化と圧力損失のトレードオフ改善-
植田 啓仁, 佐々木 浩允, 梅本 寿丈, 西岡 寛真, 川口 文悟
2026 年57 巻5 号 p.
817-822
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
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CN実現に向けた多様な環境対応車開発においては、依然として大気汚染物質の低減も重要。一般的な排気浄化率向上の手法は触媒容量増加や高セル密度化など、圧損増大を伴う背反が存在。本研究はセル入口付近の流体現象に着目。対流活用により触媒とガスの接触を向上させ、トレードオフ改善可能な革新的構造を見出した。
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和泉 恭平, 加藤 洋史, 中尾 祥典, 横山 崚介, 松本 優作, 神尾 朋彦, 丸井 勇介, 佐野 堅一, 二宮 至成, 市 聡顕
2026 年57 巻5 号 p.
823-828
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
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カーボンニュートラル実現に向けた水素エンジンの実用化にむけた研究において,燃費やエミッションの観点から筒内現象の把握は重要である.本研究ではモーターサイクル用直噴水素エンジンを用い,二方向からの視野で筒内を同時撮影することで,燃焼室内の広範囲にわたる現象を把握する.
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‐化学吸収法と物理吸着法の組み合わせによる CO2吸収効率の可能性‐
野原 徹雄, 渡邉 健太郎, 堀内 溪登, 奈良 祥太朗, 福島 直哉, 落合 成行
2026 年57 巻5 号 p.
829-835
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
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前報では表面微細加工板への液滴衝突・微粒化を活用した化学吸収法によるCO2吸収手法を検討し,室温でのCO2吸収効率について確認した.本報ではそれらに加え,ガス温度/衝突板温度違いによる比較や,最後段に設置したCO2吸着剤による物理吸着法も組み合わせた新たなCO2吸収回収システムの可能性を見出した.
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宮下 和也, 古川 伸哉, 小澤 恒
2026 年57 巻5 号 p.
836-841
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
オキシメチレンジメチルエーテル(OME) は軽油と異なる燃料特性を持つため,OMEに適した燃焼系の検討が必要となる.本報では,大流量ノズル・低圧噴射・高圧縮比を組み合わせたOME燃焼コンセプトを提案し,単気筒エンジンを用いた実機試験と筒内燃焼可視化により,その性能を評価した.
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佐々川 知明, 前田 剛志, 山中 健太郎, 中迫 聖也, 緒方 健一郎, 飯生 順也
2026 年57 巻5 号 p.
842-847
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
ハイブリッドパワーユニットの開発効率向上に向けて,パワーユニットトランジェントベンチ(PTB) を活用した評価技術を構築し,ドライバビリティ性能に関して再現性と網羅性を備えた検証体系を確立した.これにより,開発のフロントローディングによる試作車両数の削減と検証期間の短縮を実現した.
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裴 帥, 柳 正秋, 廣田 壽男, 紙屋 雄史
2026 年57 巻5 号 p.
848-854
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
定置型太陽光発電システムにくらべ車載型システムでは建物や樹木の日陰の影響により日射量が減少する.本研究では,晴れ・曇り時の市街路,郊外路,高速道路での車両・定点日射量を実測し,その比率(V/F値)に対する各条件の影響を明確し,得られた知見より定点日射量をもとに車両日射量を推定する手法を構築した.
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渡部 祐也, 山田 樹, 両方 雅行
2026 年57 巻5 号 p.
855-861
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
本研究では,車両走行時のモータの振動騒音の予測を目的に解析技術を構築した.電流の時間高調波,モータの空間高調波,電磁加振力の速度影響を考慮し,構造解析に入力する手法を示した.電流5次の低減による電磁加振力6次の低減とドライブユニットの音響パワーの低減を確認し,本手法の有用性を示した.
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―4WD シャシダイナモメータ性能要件の電費影響を考慮した評価パラメータの検討―
中手 紀昭, 鈴木 央一, 井上 勇, 永山 貴士, 古田 智信, 久波 秀行, 佐藤 健司, 竹村 保人, 田代 康介, 谷脇 眞人, 中 ...
2026 年57 巻5 号 p.
862-868
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
xEVの実走行状態を4WDシャシダイナモメータ上で再現するため,電動車特有の動力性能(特に急加速や減速を含む過渡特性)を適切に台上で反映させることが不可欠となる.第2報では、xEVの実走行特性を評価するために必要な4WDシャシダイナモメータの電力消費率への影響を考慮した評価指標について報告する.
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山中 健太郎, 前田 剛志, 高畑 智規, 佐々川 知明, 緒方 健一郎
2026 年57 巻5 号 p.
869-874
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
パワーユニットの開発効率向上に向けて,開発全体に亘るMBD活用を推進している.1Dシステムモデルとパワーユニットトランジェントベンチ(PTB) を活用し,車両走行状態を再現することで適合と性能検証を行っている.本報では,さらなる効率的なPTB活用を目指した試験環境標準化の取組について述べる.
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伊藤 修, 白石 淳, 立川 智章
2026 年57 巻5 号 p.
875-882
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
開発初期段階で,フード上の歩行者頭部傷害の低リスク領域を推定するため,フード構造に起因する傷害値分布の近傍相関に着目し,評価点間の情報を伝播する予測モデルを提案する.22車種の一車種抜き交差検証でF1=0.800を達成した.さらに,残差校正により安全候補を93%精度で抽出し,初期設計判断を支援した.
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袁 鑫, 栗原 海, 山崎 徹
2026 年57 巻5 号 p.
883-889
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
本研究では,薄肉曲り管部材の局所屈曲を対象とし,FEMにより変形過程を初期ピーク,曲り部の屈曲,直線部の曲げ崩壊に分類した.さらに,屈曲区間の平均化FS線図の吸収エネルギーに基づいて,衝突SEAで用いる等価粘性減衰係数を定式化し,設計例により目標吸収エネルギーを満たす板厚設計の妥当性を検証した.
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熊野 俊也, 松坂 昇治, 池田 尚央, 青木 結己, 上田 祐輔, 川嵜 直輝, 河上 貴一郎
2026 年57 巻5 号 p.
890-895
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
フリー
夜間遠方認識に必要な教師データ作成は,開発カメラ画像へのアノテーション作業に膨大な工数を要する.本研究では,基線長90cmステレオカメラで~1kmまで検知した結果を,キャリブレーションを基盤とした2段階処理で高精度に開発カメラ画像へ対応付ける自動アノテーション技術を提案し,工数を約90%削減した.
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仮屋 孝二, 平川 大晟
2026 年57 巻5 号 p.
896-902
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
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本研究は、自動車整備分野における近年の制度改正である「自動車整備士資格制度の改正」と「自動車整備事業規制のアップデート」が整備士教育に与える影響を分析した。分析結果より、教育内容の改訂は量的拡大ではなく質的再編を進めており、機械中心から電気電子ソフトウェア領域を含む教育体系への転換が明確となった。
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石尾 隼, 安部 正人, 山本 真規, 山門 誠
2026 年57 巻5 号 p.
903-908
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/11
ジャーナル
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操舵系と車両運動の連成構造を極配置と特性方程式の係数構造に基づき解析し,前輪横力による復元モーメントが連成項として現れることを示す.安定条件により,この連成項と操舵系制御が安定性に及ぼす役割を明らかにする.連成項を操舵系の動特性に内包することで,車両運動の影響と操舵系制御を統一的に扱えることを示す.
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福田 晶, 河内 隆史, 百瀬 好二, 高瀬 秀樹, 林 朋博, 稗島 利明
2026 年57 巻5 号 p.
909-915
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
ジャーナル
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本研究では,バイオディーゼル燃料に対応する多成分サロゲートモデルを開発した.液相・気相を分離し,実燃料組成に基づく代表成分を設定することで,複雑な変換を用いず燃料特性を再現可能とした.詳細反応機構を組み込み,CFD解析とエンジン試験で検証し,着火遅れや排出物挙動を高精度に予測できることを示した.
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稲垣 和久, 上野 彰孝, 菅野 翼, 西尾 健
2026 年57 巻5 号 p.
916-922
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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最新のコモンレール式ディーゼルエンジンでは,多段燃料噴射により騒音と排出ガスを制御している.パイロット噴射の最適化には吸気温度予測が重要であり,本研究では吸気バルブ閉時の筒内温度Tivcを定義し,定常運転での予測式を提案.Tivcはインマニ温度・冷却水温・出力の線形和で推定可能で,シミュレーション結果は実験と一致し,式の妥当性が確認された
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鈴木 健了, 中山 慶則, 本田 篤史, 並木 元治, 藤本 雅大, 戸田 幸男
2026 年57 巻5 号 p.
923-928
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
ジャーナル
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エンジンのピストン摩擦力を高回転まで計測する浮動ライナーの計測技術を開発した.特徴は,ライナーを高い剛性で保持する両側支持構造の採用と,振動ノイズのキャンセル方法を新規に導入した点である.これにより,4000r/minまで高い繰り返し精度(FMEP 3σ<0.5kPa)でピストン摩擦力を計測できる.
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橋岡 正人, 駒田 匡史, 水野 浩明, 松村 雄一
2026 年57 巻5 号 p.
929-934
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
ジャーナル
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ロードノイズに影響するタイヤとサスペンションが強く振動連成する全系共振に対して,分系の寄与を明確にする必要がある.本研究では,分系のモードエネルギー寄与度解析から重要な固有モードを抽出し,振動連成のメカニズムを理解したのち,全系のblocked forceを制御するための分系の変更指針を示す.
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-二輪車・原付乗員の人身傷害状況からみた高速暴走車の危険性の評価-
関根 康史
2026 年57 巻5 号 p.
935-940
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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高速暴走車が引き起こした事故では,自動車同士の事故や歩行者事故だけでなく,二輪車や原付が被害者となる事故も発生している.本稿では,二輪車および原付を対象として,交通事故統計データを分析,死亡重傷者率と衝突速度の関係から,高速暴走車による事故の危険性を人身傷害の視点から明らかにすることを試みた.
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-視線停留時間によるアイセンタリング現象の捕捉-
小川 洋明, 浅見 克志, 川守田 拓志
2026 年57 巻5 号 p.
941-946
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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ドライバの運転への注意リソースが低下した状態(Cognitive Distraction)を視線の動きを用いて判別する手法を検討している.移動する視対象を眼で追従するタスクに加え,n-backタスクを課すことで注意リソース低下状態を再現したところ,視線が正面を向く現象が観察された。
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里川 健, 浜崎 智大, 岡村 怜奈, 三好 明, 高橋 和夫
2026 年57 巻5 号 p.
947-953
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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カーボンニュートラル社会の実現に向け,日本ではバイオ燃料の段階的な導入が検討されている.我々はこれまでにエタノールによる着火抑制作用に着目し,そのベース燃料依存性を明らかにした.本研究では,高圧衝撃波管を用いた着火遅れ計測によりETBEとベース燃料との相互作用を評価し,エタノールとの比較検討を行った.
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金沢 竜太朗, 西野 創一郎, 幸田 稔
2026 年57 巻5 号 p.
954-960
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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1470MPa級ハイテン材のプレス加工における金型耐久性向上を目的に,SKD11基材へ浸炭処理または真空焼入れ処理を施したTRD-VC被覆金型を作製し,TRD処理のみの場合と比較した。その結果,両処理ともき裂を低減し耐久性向上に有効であった。特に浸炭処理は皮膜硬さ・膜厚・基材硬さを向上させ,変形抑制と耐久性向上に最も効果的であった。
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天野 義久, 井上 秀雄
2026 年57 巻5 号 p.
961-968
発行日: 2026年
公開日: 2026/09/25
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車載レーダ界では、高分解能と広い速度ダイナミックレンジを両立できる新技術「Random Time Division MIMO」が注目されつつある。この技術の3つの弱点を解決する、上位互換技術を提案する。従来より敢えて高次元化したMatching Pursuit法と、省メモリ化アルゴリズムが特徴。
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