医療サービスの設計では,病だけでなくサービスの副作用が患者やステークホルダーに与える負の価値(プロブレム)を幅広く想定することが理想とされる.しかし,実際の設計ではサービス目的として解消すべき医学的プロブレムは語られやすいが,その他のプロブレムは語られにくい.本発表では,サービスをオントロジーに基づきモデル化し,モデルの差異を起点として,設計者が暗黙的に想定しているプロブレムをインタビューで獲得する方法を示す.
一シートが一文書に相当し、複数のシートから成る表形式ファイル群を全文検索すると、当該検索語を含んだものが多数抽出される。これら複数の表形式ファイルは都度開かないと、目的文書が確認できない。精度高く検索するには、業務経験による鑑が必要となる。経験に関わらず、より高い精度で目的文書に到達できることが望まれる。本研究では、表構造の接点情報を解析・行列化して雛型文書行列との類似度でメタデータを付与、かつキーワード抽出した情報もメタデータとして複合的に用いて、目的文書をより高い精度で検索できるようにした。
プロジェクトでは工程計画を立てた後、実行に入る。しかし、工程計画と実際の工程進捗には差が生じるにも拘わらず通常、単純に計画と実際の差を管理するマネジメントがなされる。そこで本件では作業進捗に差が出た箇所を作業区切りとして管理する手法を提案する。また、工程とキーワドのリンクを行い、時間的近傍に類似の工程を配置した工程計画を提案する。