職人の技能をサポートすることを目的に、最新のICT技術を用いたAR(Augmented Reality)技術を造船に適用する研究について紹介する。これまで開発した曲げ加工をサポートするARアプリの紹介のほか、幅広い工程にどのようにAR技術が展開できるかについて考察する。
中小製造業が抱える技能伝承の問題を横断的に抽出・分析し、今後の方策について検討していくことを目的に製造業に携わる中小企業6,053社(回答率16.9%)に対して技能伝承の取り組みに関するアンケート調査を行った。取組上の問題や標準化の状況について設問を設けた結果、管理の行き届き具合により様々な問題が発生することが示唆された。また、標準化そのものについてはそういった発想自体がし縁遠くなっていることが明らかになった。
本発表では、日本食レストラン、老人ホーム、旅館等の複数のサービス現場における屋内測位を含む行動計測技術や可視化手法の適用事例について概説する。主に、CSQCC(コンピュータに支援されたQC活動)、エスノグラフィの効率化、及び経営側が持つ高スキル従業員像の可視化について触れる。