平成22年度科学技術振興調整費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システム改革プログラム」の一環として開始され、5年間にわたって多くの社会実験を行った「明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム」の成果から、社会実験を行うにあたっての知見をまとめたデータベースの活用について述べる。
知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)は2007年に設立されて以来,関連する研究講演を100件以上実施してきた.また,2012年からはほぼ毎回討論会を実施し,対象とする分野や技術の体系的な整理を試みている.本稿では,既報で述べたSIG-KST講演内容の類型化について考察を進め,SIG-KSTで扱う「知識」,「技術」,「技能」が,関連研究等で扱われる「暗黙知」および「形式知」とどのような関係にあるかについて述べる.