農業機械学会誌
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50 巻 , 2 号
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  • 石橋 貞人
    1988 年 50 巻 2 号 p. 1-2
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 近江谷 和彦
    1988 年 50 巻 2 号 p. 3-10
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    路面の凹凸を主たる振動源とした農用トラクタの回転振動 (ピッチ・ロール・ヨー) と回転振動に影響を及ぼすと考えられる各種パラメータとの関係を明らかにすることを目的とし, 本報ではラグのあるタイヤとしてハイラグタイヤとラグのないタイヤとしてターフタイヤを供試し, 後車輪のラグによって生じる回転振動の測定・解析を行った。また, 空気圧を調整することにより後車輪縦方向の静ばね定数を変え, 静ばね定数の大小と回転振動との関係について検討した。その結果, ラグによって後車輪が多角形の回転体のような挙動を示すことが認められた。特にロール方向の回転振動にラグによる振動が顕著に表れていた。また, 後車輪の静ばね定数が小さくなるに従い角加速度が減少する傾向にあった。
  • 伊藤 信孝, 中田 昌義, 磯貝 孝幸
    1988 年 50 巻 2 号 p. 11-18
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    履帯の接地部形状比 (接地長/接地幅) は装軌式車両の直進時, 旋回時の運動に大きく影響する。すなわち直進時についていうならば接地長を長くすることは機体のピッチングを防止し, 直進性を増すことになる。また直地幅の増加は湿地ブルドーザに見られるように浮上性を確保することにつながる。これまで装軌式, 車輪式 (特に多輪駆動) について旋回抵抗の軽減には接地長を制御することが効果のあることを報告した。本報告は模型の履帯を用いてこのことを証明するものである。
  • 近藤 博, 佐藤 勝衛, 杉山 昇
    1988 年 50 巻 2 号 p. 19-25
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 履帯の瞬間中心の考え方を用いない所要駆動力の推定式を示したものである。さらに, 車両の足回り部を単純モデル化した模型と模型車両実験により検証した。その結果, 提案式による計算値と実験値がよく一致し, 提案式が, 足回り装置の設計の際の, 所要馬力の算定に利用できることを示した。
  • 津賀 幸之介, 市来 秀之, 梶山 道雄
    1988 年 50 巻 2 号 p. 27-35
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    第1報において, 3種類の剤型の静電散布機と外部電界方式の高圧電線の電界との併用効果について報告した。第2報では, くん煙剤散布と常温煙霧散布の場合について, 外部電界方式に用いる高圧電線の種類や配置による差を求め, 模擬植物体などを供試して外部電界方式の得失を明らかにした。その結果, プラスチック絶縁電線を作物近傍やその内部に配置して, 薬剤粒子を帯電して行う拡散散布法が, 薬剤付着向上に適していた。
  • 亀岡 孝治
    1988 年 50 巻 2 号 p. 37-45
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    20, 30, 40℃それぞれの温度条件に対し, 11.3%-85%の範囲で8種類の相対湿度条件を設定し, 籾, 玄米, 籾がらの脱着平均含水率を求めた。相対湿度の設定には, 8種類の異なる飽和塩溶液を用いた。試料には, 初期含水率30%, d. b. の日本晴を用いた。実験には, 約10gの籾, 玄米と約3の籾がらを用い, 秤量ビンに入れた後, それらを湿度制御下の同一のデシケータ内に放置した。その後, 24時間毎に電子天秤で, それぞれの試料の重量測定を行い, 重量変化が1mg/dayに達した時点で実験終了とし, この時の含水率を平衡含水率と定義した。
    ポラニーの吸着ポテンシャル理論を定式化した吸着等温式である Dubinin-Astakhov 式 (D-A式) を用いて, 得られた平衡含水率データの平滑化を行い, 同時に, 20, 30, 40℃での籾, 玄米, 籾がらに対するD-A式の最適パラメータを決定した。このD-A式を用いて, 籾, 玄米, 籾がらの平衡含水率データの解析を行うと共に, 籾, 玄米, 籾がらの間の平衡含水率の違いについて考察した。
  • 山口 信吉, 山沢 新吾, 若林 嘉一郎, 高宮 正宏
    1988 年 50 巻 2 号 p. 47-54
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    既報に示した数値解法によって玄米粒内の乾燥応力を求めるには, 乾燥時間の増分Δtと粒の無次元半径の増分ΔRの値を定めなければならない。本報では, 計算誤差を評価するために一定の乾燥条件下においてそれらの増分値を変えた場合の計算を行い, 計算結果より,Δtを0.04h,ΔRを0.05と設定すると過大な誤差が生じないことを示した。
    そのように増分値を設定し, さらにいくつかの異なる乾燥条件下における応力計算を実行した。胴割れ発生の主因が乾燥応力にあるとみなして計算結果を検討し, 胴割れ率は, 乾燥用空気の温度と湿度の関数である平衡含水率に大きく影響されることを示した。
  • 村田 敏, 田川 彰男, 石橋 貞人
    1988 年 50 巻 2 号 p. 55-64
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    穀物層間の, 熱及び水分の移動について, 穀層間に水分差がある場合と, 穀層間に温度差がある場合における水分分布と温度分布の測定と理論解析が行われた。穀層間に水分差がある場合には, 穀物の等温吸着線を用いて非線形の蒸気拡散の方程式を導き, この数値計算値と測定値と比較した結果はよく一致した。また, 穀層間に温度差がある場合については, 熱と物質 (この場合は水分) の同時拡散方程式 (線形) を適用し, その解析解による理論計算値と測定値の近似は良好で, これらの理論による解析の妥当性が示された。
  • 吉冨 均
    1988 年 50 巻 2 号 p. 65-73
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    茶葉の乾燥特性を恒率, 減率期間を問わず表現できるモデルの開発を試みた。最初に1次元の水分移動モデル (平板モデル) を作成し, これを用いて静置乾燥のシミュレーションを行ない, 茶葉の水分拡散係数が含水率によって変化するとして茶葉の乾燥特性曲線の特徴を説明できることを示した。さらに, より簡単な分割集中化モデル (2槽モデル) を作成し, これを用いて静置乾燥及び粗揉工程中における茶葉乾燥のシミュレーションを行なった。その結果, 粗揉工程中の機械的作用による水分押し出しの効果が極めて大きいことが明らかになった。またシミュレーション結果は実際と良く一致し, このモデルの有用性が確認された。
  • 村瀬 治比古
    1988 年 50 巻 2 号 p. 75-83
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    農産物はその形状, 組織などが複雑で一般に測定が容易とされる弾性係数についても非生物に用いられる試験方法の適用をそのまま試みると測定そのものが極めて困難になるか, 或いは有意義なデータが得られない場合が多々ある。農産物の力学的特性を研究する際にはその組織の不均一性あるいは異方性は勿論のこと植物細胞群としての性質も考慮した取り扱いが必要であろう。
    本研究においては, 農産物の組織に対してある程度の均質性が仮定できる植物細胞群のレベルでその力学特性を考察することを前提とする。また, 顕微鏡下での植物細胞群の変形挙動を解析することによりその力学的特性値を推定する一連のシステム開発を目的とする。
    本報では細胞群としての植物組織の弾性係数 (ヤング率・ポアソン比) および植物生理を考慮した水ポテンシャル効果係数を推定するために開発した有限要素逆解析ソフトウェアを中心にその解析コードの精度, 安定性および収束性などについて検討する。
  • 川村 恒夫, 西村 功
    1988 年 50 巻 2 号 p. 85-92
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    果菜類, 特にスイカの熟度や内部品質を非破壊式で測定する事を目的として打撃式の試験装置を試作し, スイカの振動特性と音響特性を測定した。ここで, 打撃による試料の振動を拘束しないよう, 単振子式の支持方法を用いて実験を行った。
    第1報では, 打撃式試験装置によりスイカの側面及び底面を打撃した時の振動波形及び打撃音波形の結果と, それから得られる振動・音響特性及び供試スイカの基礎物性値について報告する。
    第2報では, 食味検査の結果と物性値との関係, 第3報では, スイカの諸物性値と振動及び音響データの解析結果に基づく熟度又は内部品質の判定方法について報告する。
  • 秋永 孝義, 國府田 佳弘
    1988 年 50 巻 2 号 p. 93-99
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    沖縄県から県外へ出荷される野菜の中で, インゲン, スイートコーン, オクラは特に常温での呼吸量が大きく品質劣化が著しい, それにもかかわらず予冷施設が未整備のため, これらの品目は常温で航空輸送されている。また現在, 航空輸送に用いられている汎用のコンテナは, 気温が高い時に農産物を輸送する場合は「蒸れ」が発生することがある。汎用の航空用コンテナは収容する物品が多種多様であり, 空港で露天に放置されるため完全防水なので換気性が乏しく, 花卉などを含めた農産物の輸送には不向きである。そこで, 現行のコンテナの換気性能を検討して農産物用の換気コンテナを試作し, その性能を実証した。
  • 西崎 邦夫, 杉浦 泰郎, 落合 良治
    1988 年 50 巻 2 号 p. 101-107
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 中川 健治, 堀部 和雄, 大下 誠一
    1988 年 50 巻 2 号 p. 109-114
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 林 節男
    1988 年 50 巻 2 号 p. 115-119
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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