農業機械学会誌
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56 巻, 3 号
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  • 西崎 邦夫
    1994 年 56 巻 3 号 p. 1
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 野口 伸
    1994 年 56 巻 3 号 p. 2
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 小林 研
    1994 年 56 巻 3 号 p. 3
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 瀬尾 康久
    1994 年 56 巻 3 号 p. 5-6
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 荷重分布と路面特性の影響
    渡辺 啓二, 北野 昌則, 柿野 忠嗣, 池ノ本 八郎
    1994 年 56 巻 3 号 p. 7-16
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    これまでに傾斜地における装軌車の旋回運動について, 履帯幅や履帯のすべりなどの対路面特性を考慮した旋回運動方程式を導出し数値解析を行い, 模型実験との比較検討により理論モデルの妥当性を確かめ, 傾斜地における基礎的な旋回特性を明らかにしてきた。
    本報文では装軌車の傾斜地における旋回特性について, 履帯幅や履帯の幅方向の荷重分布特性を考慮した数学モデルを提案し, 数値解析や模型実験を行い, 理論解析の信憑性を確かめた。さらに登坂, 降坂時の操舵特性や路面の摩擦特性が傾斜地での旋回に及ぼす影響について, 実車諸元を用いた数値解析を行い, 装軌車の傾斜地における旋回特性を明らかにした。
  • 加振実験によるトラクタの周波数応答について
    野口 良造, 井上 英二, 木下 統, 坂井 純
    1994 年 56 巻 3 号 p. 17-26
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    前報に引き続き, ロータリ耕トラクタの振動特性の解明のために, 試作加振装置による加振実験を, 1.0[Hz] から10.0[Hz] までの周波数領域で実施した。まず, 測定が困離なトラクタ進行方向のバネ定数および粘性減衰係数を, 位相法によって同定した。次に, トラクタの周波数応答についてシミュレーションを行い, トラクタ動的モデルの信頼性を検討するために, 加振実験結果と比較した。その結果, 6.0[Hz] 以上の加振周波数領域で, シミュレーションと実測値の違いが発生する原因を明らかにし, トラクタの進行方向およびピッチング方向に対する振動特性予測の可能性を示した。
  • 単粒層の乾燥特性と熱収支
    工藤 泰暢, ニンド C. I., 戸次 英二
    1994 年 56 巻 3 号 p. 27-32
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    熱帯の米生産地では太陽熱の直射乾燥が伝統的に行なわれている。しかし, その後の搗精で砕米化して歩留を低下定せたり, 商品としての品質を下げている。本研究はこれらを改善する目的をもって, まず実際の厚層乾燥の基礎となる表層をみたてた単粒層で模型実験を行なった。結果から熱収支式を構成する各熱量を明らかにした後, 日射の強定に対する乾減率と胴割率の関係を究明した。すなわち, 受熱量の90%以上は長波の熱放射と対流伝熱によって周囲へ放出され, 残りの数パーセントのみが籾水分の蒸発に関与した。したがって, 日射の強定と連続性および周囲の風速が乾減率に直接影響し, 籾表面の放射温度の最高が34℃を記録したときに, 20%の軽胴割れが発生した。
  • 村田 敏, 河野 俊夫, 中野 浩平
    1994 年 56 巻 3 号 p. 33-41
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    液体窒素による大豆の直接凍結を種々の含水率について行なった。凍結中の瞬間的な温度と気泡生成の観測から得られた結果と考察は次の通りであった。
    1) 大豆粒子内を均一温度とし, Heiss の式の凍結率に依存する温度を仮定して, 熱収支の微分方程式を導出した。
    2) 凍結中の大豆表面気泡の写真から, 沸騰状態が核沸騰であることがわかり, 熱収支式が求められた。この式をルンゲ・クッタ・ギル法で数値解析し, 実測値にあてはめることによって大豆沸騰の熱伝達の特性値αが決定された。
  • 粒度と測定温度がキャリブレーションの精度に及ぼす影響
    夏賀 元康, 川村 周三, 伊藤 和彦
    1994 年 56 巻 3 号 p. 43-50
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    小麦と玄米を用いて, 試料の粒度と測定温度がキャリブレーションの精度に及ぼす影響を明らかにした。粒度と測定温度はキャリブレーションの標準誤差に影響を及ぼさなかった。穀物の種類・品種と粉砕機による粒度の違いは測定値のBIASに影響を及ぼしたが, 適正なキャリブレーションを用いることにより, 粒度の影響を取り除くことができた。測定温度は測定値のBIASに影響を与え, 測定温度が10℃上昇するとタンパク質は約0.2%高く表示され, 水分は約0.1%低く表示された。
    近赤外分光法による穀物の成分測定において, 精度の良い測定値を得るためには, 穀物の種類・品種ごとのキャリブレーションを使用し, そのキャリブレーションを作成した際の粉砕機や測定本温度などと, 測定時のそれらを同一条件にすることが重要である。
  • グリーンアスパラガスの鮮度保持
    伊藤 和彦, 李 里特, 樋元 淳一
    1994 年 56 巻 3 号 p. 51-56
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    グリーンアスパラガスの鮮度保持法を確立するために, 凍結温度および呼吸量測と貯蔵実験を行った。凍結温度は-1.1~-1.5℃の範囲にあり, 従来公表定れている値より低い値を示した。呼吸量と温度との関係は Gore の式で表すことができた。鮮度保持条件として-0.5℃の温度が最適であることを明らかにした。低温条件とフィルム包装法を組み合わせることによって, 30日間の鮮度保持が可能であった。品質評価法の一つとして食味評価を行った結果, 総合評価値に与える影響は試料の外観と食べた時のテクスチャーの良否が大きかった。
  • DA式とワイブル分布
    亀岡 孝治, 堀部 和雄
    1994 年 56 巻 3 号 p. 57-62
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    吸着ポテンシャル曲線に確率密度関数を近似的に用いる方法を用いて, 食品に適した平衡含水率式の導出を試みた。確率密度関数にワイブル分布を仮定することで Dubinin-Astakhov (DA) 式が導かれる事を示し, このDA式が多孔性の食品に対して非常に適合性が良いことを示した。また, DA式が持つ3つの定数の意味を理論的に変化させる事で食品に適した修正DA式を導出した。この修正DA式を用いて籾の新しい平衡含水率式を示した。
  • 繆 冶煉, 角川 修, 呉 守一, グロバ アルビンD., 常 勝武, 馮 伝平, 吉崎 繁
    1994 年 56 巻 3 号 p. 63-68
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    コニカル型パディーセパレータ実験装置を用い, 円錐筒回転速度15~25rpm, 材料供給速度100~300g/minの範囲で一定の円錐筒内における籾・玄米の連続分離実験を行い, 粒子群の流動パターンおよび籾・玄米の分離特性を調べた。その結果, 粒子群流れのカスケード形状特性値は回転速度の一次関数として表されること, 得られたニュートン効率は0.85~0.91の範囲で円錐筒の半径方向および軸方向での粒子偏析によって影響されることなどが明らかになった。
  • オフセット式けん引作業機での性能試験とロール・ベーラへの適用
    山名 伸樹, 瀧川 具弘, 平田 晃
    1994 年 56 巻 3 号 p. 69-75
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    インライン式のけん引式農業機械のトラクタへの追従性の向上を図ることを目的としたトレーラ車輪のアクティブ制御方式については, 前報で報告した。本報では, オフセット式けん引作業機へのアクティブ制御の応用, および市販のインライン式ロールベーラを供試して行った実用化試験結果について報告する。試作オフセット式トレーラを用いて, ステップ応答試験と90度旋回試験を行った結果, オフセット角度が小さいけん引式作業機の追従性は, この制御方式の採用により大きく向上することがわかった。また, 市販のインライン式ロールベーラにアクティブ制御方式を適用して行った模擬作業実験および牧草収穫試験の結果, 高精度な操縦操作が容易になり, また効率的な作業が可能になることがわかるなど, 本制御方式の実用性を確認することができた。
  • 直進自動制御システム開発の試み
    野波 和好, 小松 實, 樋口 英夫, 中尾 清治, 足立 憲一
    1994 年 56 巻 3 号 p. 77-84
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    第1報において, 田植機の前進速度がほぼ一定であれば角速度センサの情報のみで直進制御がある程度可能であることを見出した。本報では, 角速度センサの情報のみによる直進自動制御システムの開発を試み, その性能について検討した。実験結果によれば, 横変位は前進距離に対して2次的に増加するが, 前進距離10mの範囲であればかなり高精度の直進制御を実現できることが分かった。また横変位に関する誤差は, 角速度センサ自体の出力ドリフトにも影響されるが, A/D変換器の精度に起因する積算誤差によって大きく影響されていることが明らかになった。
  • 画像処理による乳頭位置の検出
    小宮 道士, 川上 克己
    1994 年 56 巻 3 号 p. 85-92
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    搾乳ロボットにおけるティートカップの自動装着装置の開発を目的とし, 小型CCDカメラからの画像を2値化処理し, 乳牛の乳頭位置の検出を行う方法について検討した。本報では, 予め乳頭までの距離と実座標の校正式を求め, その後乳房模型, 乳頭模型, マーカを用いたシミュレーションを行い乳頭位置の検出精度を調べた。実験の結果, ロボットアーム作動範囲のX座標-40~+20mm, Y座標370~670mm, Z座標260~460mmの空間座標内においてマーカを画像処理対象としたZ座標の最大誤差は+6.7mm, 平均は1.5mmとなり, XY平面座標の最大誤差は2.1mm, 平均は1.2mmとなった。また, 乳頭模型を用いた検出座標の誤差は画像中心部の最小値0mmから, 周辺部の最大値3.4mmへと誤差が増大した。
  • 周 応朝, 樋口 英夫, 小松 實, 岩尾 俊男
    1994 年 56 巻 3 号 p. 93-100
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    農業生産コストに大きな割合を占める農業機械コストを低減定せるために, トラクタ及びロータリの信頼性と耐久性についての調査・試験・解析を行った。本報においては故障 (予防保全含む, 以下同様) 実態, 特に, 故障箇所, 頻度を調査し, 信頼性と耐久性を改善する手法に検討を加えた。その結果, 耕うん部, エンジン, ラジエータの故障が多く, 耕うん部の故障は全故障数の約30%, エンジンとラジエータの故障は約20%を占めていることが判明した。また同時に, 耕うんづめ, バッテリなど補修部品の交換頻度について調査を行った。耕うんづめは約2年毎に交換定れている場合が多かった。トラクタとロータリ全体についての故障, 予防保全状態はワイブル分布に適合することが判明し, 部材の耐久性に関するワイブル分布のパラメータを求めた。
  • 苗の接触刺激効果について
    坂上 修
    1994 年 56 巻 3 号 p. 101-107
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 堀部 和雄, 森 邦男, 松尾 幸蔵, 近藤 浩市
    1994 年 56 巻 3 号 p. 109-115
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 川上 昭太郎, 早川 千吉郎, 梅田 重夫, 坂口 栄一郎
    1994 年 56 巻 3 号 p. 117-122
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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