農業機械学会誌
Online ISSN : 1884-6025
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ISSN-L : 0285-2543
75 巻 , 5 号
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論説
特集
テクノトピックス
解説
論文
研究論文
  • 平澤一暁 , 片岡 崇 , 丹生秀和 , 久保孝之
    2013 年 75 巻 5 号 p. 307-315
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2014/12/03
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,ロータリ耕うんの土の投てき現象と所要動力を予測できる解析モデルの構築である。本報では,個別要素法を用いて土とロータリ耕うん爪をモデル化する方法およびそのモデルに用いるパラメータの決定方法について検討した。構築したモデルの妥当性を検証するため,高速度カメラによるロータリ耕うんの土の投てき状態の観察とロータリ耕うん軸トルクの計測を行った。その結果,本モデルは耕うん時の土粒子の存在範囲および重心位置を92~104 %の範囲で,耕うん軸トルクを83~110 %の範囲で予測できることが示された。
技術論文
  • 日髙 靖之, 久保田 興太郎, 市川 友彦, 柏嵜 勝, 小篠 玲二, 土門 正幸, 造賀 和成, 伊藤 正人, 大沼 信彦
    2013 年 75 巻 5 号 p. 316-325
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2014/12/03
    ジャーナル フリー
    本報では,市販の循環式乾燥機に遠赤外線放射体を組み込んだ穀物遠赤外線乾燥機の実用機を開発し,籾・小麦の乾燥試験を行った。また,乾燥した穀物の品質試験と運転中の騒音測定も行った。開発した遠赤外線乾燥機は,同じ張込量の熱風乾燥機と比して,除水率[灯油]は籾で 10 %,小麦で8 %,除水率[電気]は籾で 40 %,小麦で 24 %の低減効果があった。胴割れ率の増加は 2 %以下で問題なく,さらに 1.0 % w.b./h 以上の乾燥速度においても胴割れ率の増加が少ない傾向であった。発芽試験の結果,籾,小麦ともに遠赤外線放射による発芽障害は認められなかった。食味官能試験の結果,遠赤外線で乾燥した米は総合評価が上がる傾向を示した。また,開発機は送風量の設定を低くできることと,放射体内で燃焼が行われるためバーナの燃焼音が低減されることにより,乾燥中の騒音が熱風乾燥機に比して 3 dB(A)低減した。また,実用化した穀物遠赤外線乾燥機は市場においても省エネルギーであることを確認した。
  • 清水 一史, 西川 純, 松尾 陽介, 手島 司, 千葉 大基, 高橋 弘行, 原野 道生
    2013 年 75 巻 5 号 p. 326-333
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2014/12/03
    ジャーナル フリー
    代表的なトラクタ作業の1つであるロータリ耕うん作業について,負荷実態に基づいた排出ガス評価手法の研究を行った。本報では,ほ場で測定した耕うん時の排出ガス濃度と,耕うん時の機関トルクを,電気動力計でトラクタPTO軸に負荷して再現運転した時の排出ガス濃度を確認した。その結果,動力計による機関トルクの再現性は良好であり,再現運転時の排出ガス濃度は,耕うん時の排出ガス濃度と同程度であった。動力計により耕うん時の機関トルクを再現することで,耕うん時の排出ガスを良好に測定できる可能性を確認できた。
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