人工臓器
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11 巻, 4 号
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  • 吉田 文武
    1982 年 11 巻 4 号 p. 819
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • とくに両上肢, 高位欠損者を対象とする電動義手について
    野島 元雄, 伊藤 俊介, 沖 貞明, 櫛部 英郎, 古味 潔, 佐々木 雅敏, 西本 章, 松岡 純弘, 恒石 澄恵
    1982 年 11 巻 4 号 p. 821-829
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 市川 洌
    1982 年 11 巻 4 号 p. 830-833
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 峰島 三千男, 田中 秀実, 山下 明泰, 酒井 清孝, 西本 裕美子, 前田 憲志
    1982 年 11 巻 4 号 p. 834-839
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    ダイアライザー内での水および溶質の物質移動を促進するため, 透析液再循環方式 (RSP) を適用した. この方式では透析液流量を増大させることによって透析液側境膜物質移動抵抗が小さくなり, 偏流も是正されて有効膜面積が増大することが期待される. 一方, 再循環によって血液-透析液濃度推進力は減少するという欠点も同時に持ち合わせており, この両者のかねあいがRSPの性能を決定していると考えられる. そこで今回, RSPの治療効果を定量的に表わす指標として, 同一治療条件下でのsingle pass (SP)方式に対する除去量比Rを導入し, HD, HDFについて検討した. この結果, RSP-HDは比較的分子量の大きい溶質の除去に有効で, 個々の溶質, ダイアライザーごとに最適循環透析液流量が存在することがわかった. 一方, RSP-HDFではbulk flowの影響により透析液再循環の効果は軽減される結果となった.
  • 乳酸代謝, 糖代謝を中心に
    松倉 裕美, 竹田 治土, 川上 敏晃, 田辺 達三
    1982 年 11 巻 4 号 p. 840-845
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    雑種成犬14頭を用い膜面積1.55m2テルモホロファイバー肺の代謝に与える影響を検討した. 大静脈落差脱血, ローラーポンプ1基による上行大動脈送血法により, 30%希釈無血充填で常温下高流量灌流を2時間おこなった. 1) 動脈圧は体外循環中80mmHgを維持し, PaO2値, PaCO2値は至適範囲に保たれた. 2) 動静脈血中乳酸値は体外循環時間の延長に従い有意の増加を示したが, 全末梢循環乳酸摂取率は体外循環中改善してゆく傾向を示し, ΔXl, ΔEhともに体外循環開始時存在する嫌気性代謝が, 終了時好気性代謝への改善を示した. 3) 体外循環中血糖値は高値を維持した. インシュリン値は血糖値より遅れて増加し, インシュリンー血糖比は体外循環60分から有意の増加を示した. 4)初回使用肺7例と再使用肺7例を比較すると再使用肺はPaO2値の低い傾向がみられ, 動静脈血中乳酸値の増加も高度であり, 再使用肺の機能低下が疑われた.
  • 松下 通明
    1982 年 11 巻 4 号 p. 846-854
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    人工肝補助としての安全かつ有効なXAD-4血液灌流法を開発するために, 1) 被覆法, 2) ビリルビンを示標とした蛋白結合物質の除去効果などを検討した. 被覆材は, 1.6% cellulose acetate (CA), 4.5% poly-γ-benzyl-L-glutamate (PBLG), 2.0% diacetylchitin (DAC) の3種類である. 被膜の厚さは, PBLGで1~5μm, CAで0.5μm, DACで約2μmであり, とくにDACでは均一多孔性の被膜形成をみとめた. 灌流2時間後の血小板減少率は, CA群, PBLG群はそれぞれ約50%, 約30%であったが, DAC群は灌流前値に復し, DAC群が最も良好な血液適合性を示した. 灌流2時間後のビリルビン吸着率は, PBLG群では約10%であるのに対し, CA群, DAC群では, それぞれ約25%であり, CA群およびDAC群の吸着能が有意に高かった(p<0.05). 以上からDAC被覆XAD-4血液灌流法は, 肝補助装置として有用であると考える.
  • 金井 弘一, 中島 猛行, 森岡 明, 賀古 真, 伊藤 龍彦, 姜 裕, 杉浦 康仁, 西脇 由朗, 水野 義仁, 礒田 治夫, 志知 泉 ...
    1982 年 11 巻 4 号 p. 855-858
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    ホローファイバーを用いた血漿分離器, 抗AFPアフィニティカラムおよび血流ポンプからなる体外灌流式AFP除去装置を作成し, 肝癌ラットの血中AFP除去を試みた. 血液灌流速度は1ml/分, 血漿分離効率は約40%で, in vitroでは4時間の灌流で血中AFPの70%が選択的に除去され, 他の血清蛋白に変化はみられなかった. 一方担癌ラットを用いたin vivoの実験では, 1回の灌流による血中AFPの低下は平均25%とin vitroに比して能率がわるく, しかもいったん減少した血中AFPは灌流後すみやかに再上昇する傾向がみられた. ラットの生存日数は抗AFPカラム群で対照群の123%とやや延長する傾向にあった. 灌流直後に一過性のHt値の低下と白血球数増多を認めた以外に灌流による副作用は認められなかった.
  • 樗木 等, 秋山 一也, 石原 茂樹, 遠藤 真弘, 小柳 仁
    1982 年 11 巻 4 号 p. 859-860
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    今日, 心臓外科に伴う補助手段の発展は目ざましいものがある. その中でも, 左心補助手段としてもIABPの占める役割は大きい. 必要をせまられたとき, そのすみやかな利用が望まれるところである. 従来は, 大腿部切開にて, 人工血管を用いてIABPを挿入していた. したがって, 時間を費やし, また人工血管の必要なこともあった. この欠点を補うものとして, 経皮的IABPの出現がある. 1980年より本法を用いているが, その利用はSeldinger法と同じで簡便でかつ数分にてIABP始動可能となる. 抜去時に, 止血に対して注意を要するが, およそ30分以内に止血された. 現在までに特記する事故はない. 本稿では, 数例の臨床例を述べた. 必要を感じたらすぐ用いることができるので, 今後も積極的に用いる方針である.
  • 松浦 雄一郎, 田村 陸奥夫, 山科 秀機, 肥後 正徳, 藤井 隆典
    1982 年 11 巻 4 号 p. 861-863
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    近年, 外頸静脈あるいは橈側皮静脈経由にペースメーカーが植込み可能となってより, ペースメーカーの植込みは著しく普及しつつある. しかし, これら静脈が使用に堪えない際は, これら静脈よりの電極リードの挿入は不可能で, このような症例ではやむなく内頸静脈が使用されることとなる. 欧米では少数ながら内頸静脈経由ペースメーカー植込みに関する報告が散見されるが, 本邦では見あたらない. これまでわれわれは369例に永久植込み型ペースメーカーを植え込んでいるが, そのうち11例において内頸静脈経由にペースメーカーリードが植え込まれている. 術後観察期間1~8年の間に本術式によると思われる合併症は認めていない. 橈側皮静脈ないし外頸静脈がペースメーカーリード植込みに堪えない際は内頸静脈もほぼ安全に使用されると考えられたのでここに報告した.
  • 加藤 善久
    1982 年 11 巻 4 号 p. 864-865
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 木村 壮介, 酒井 糾, 森 有一, 山崎 善弥, 黒澤 博身, 仁田 新一, 須磨 幸蔵
    1982 年 11 巻 4 号 p. 866-872
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
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