人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
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16 巻, 5 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 徳永 皓一
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1673
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
  • 加藤 滋雄
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1675-1681
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
  • 妙中 義之
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1682-1687
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
  • 高野 久輝, 野田 裕幸, 妙中 義之, 中谷 武嗣, 梅津 光生, 木下 正之, 鬼頭 義次, 公文 啓二, 藤田 毅, 阿久津 哲造, ...
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1688-1697
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
    国立循環器病センターで開発し, 東洋紡績で製品化した補助人工心臓(VAD)システムを, 施設を異にしたグループで適用基準, 治療体系, 評価基準を定め, 高度心不全患者10例に適用して, システムとしての安全性と有効性の評価を行なった. 1)使用期間は45分~12日10時間(平均5日9時間)で, 4例(40.0%)が高度心不全から回復してVADを離脱し, 3例(30.0%)が長期生存した. 離脱しえなかった症例は, 呼吸不全, 感染, 適用が遅延したことに基づく多臓器不全, 末梢循環不全であった. 2)血液ポンプは耐久性, 抗血栓性ともに優れており, ポンプの破損, 重篤な血栓形成, 栓塞症等を認めなかった. 3)制御駆動装置は補助量自動制御システムを含めて正確に作動し, 安全に循環を管理しえた. 4)システム全体として高度心不全患者を回復せしめえたことなど,総合的に判断すると本VADシステムは臨床的にもきわめて安全かつ有効に使用しうるものであり, 臨床例への広汎な使用が可能と結論する.
  • 高山 鉄郎, 伊藤 健二, 大川 恭矩, 桑名 克之
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1698-1703
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
    侵襲のより少ない体外循環を行なうために新生児乳児専用の, 脱血回路内にflexible bag (50ml)と陰圧警報装置をもつnon-reservoir閉鎖式体外循環回路を作成し動物実験と臨床応用を行なった. この回路では脱血量は回路内容量に規定され, 脱血不良のときはflexible bagが虚脱し患者側へは回路内陰圧が伝播しない. Flexible bagの虚脱に先立ち回路内陰圧が設定限界レベルを下回ると警報装置が作動しポンプが停止する. 血液量が不足のときは貯血槽より一時的に接合回路を開いて必要量を供血する. flexible bagの充満度は脱血状態を敏感に反映するのでこの充満度と生体側指標を参考として体外循環を操作する. 吸引は原則とし壁吸引のみとし出血分は輸血する. このような小容量(400ml)閉鎖式体外循環回路は体重6kg以下の症例がよい適応であり, より厳密に循環血液量を調節できるが, 同時に手術操作においても血液と局所冷却の冷却水等その他の水分との出納バランスを別々に正しく把握できるよう配慮が必要である.
  • 梅津 光生, 三浦 正道, 高野 久輝, 武田 朴
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1704-1707
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
    補助人工心臓の送血側conduitの人工血管部に装着したカブ型電磁流量計プローブによる流量測定の信頼性を調べるため, in vitro実験を行なった. 実験回路は,ヤギの血液でプレクロッティングしたwoven Dacron®人工血管(φ12mm)にカブ型プローブを装着する一方, 比較のために誤差5%以内で信頼性が保証されているカニューレ型プローブを並列に設置した. まず, 3種類の口径(φ12, 13, 14)のカブ型プローブの中ではφ13が固定しやすく安定した値が得られた. また, 同口径の3本のプローブ間での誤差は±5%以内であったが, カニューレ型より25%も多い流量を表示した. カブ型プローブでは電極位置の関係上, 磁束が一様にかからず, 流れの方向が流量の表示に与える影響が大きい. そこで, 実際の動物実験回路のごとく曲り管を用いた場合, プローブ内蔵コイル部を体の上方(頭)に向けた場合には10%高い値, それ以外の方向(通常, 実験や臨床で使用している方法)では7~16%低い値をとる. 最終的には後者の方法で, 真の値より10~22%高い値を表示することになるが, カブ型プローブ装着方法に留意すれば, 補助心臓の流量計測に十分使用しうる方法であることがわかった.
  • 会田 博
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1708-1709
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
  • 前田 潔, 今西 薫, 峰島 三千男, 野一色 泰晴, 中川 成之輔, 高原 淳, 小川 洋史, 江口 昭治
    1987 年 16 巻 5 号 p. 1710-1714
    発行日: 1987/10/15
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
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