人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
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26 巻 , 4 号
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  • 松浦 雄一郎
    1997 年 26 巻 4 号 p. 833
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 樋口 千恵子, 佐中 孜, 安藤 稔, 篠部 道隆, 松沢 史, 庭山 淳, 小俣 正子, 小俣 百世, 二瓶 宏, 杉野 信博, 中沢 速 ...
    1997 年 26 巻 4 号 p. 835-839
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 西原 克成
    1997 年 26 巻 4 号 p. 840-848
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 榎木 英介, 浅島 誠
    1997 年 26 巻 4 号 p. 849-857
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 良和, 伊藤 克佳, 雨宮 均, 小林 力, 宇田 晋, 小岩 文彦, 鍋島 邦浩, 木野 恭子, 衣笠 えり子, 秋澤 忠男, 出浦 ...
    1997 年 26 巻 4 号 p. 858-864
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    ポリスルホンを膜素材とするAPS®透析器の溶質除去能, 生体適合性および長期臨床使用した際の臨床効果を, regenerated cellulose low flux透析器(C)使用時を対照として比較検討した. APSでは無機リンの除去能がCをしのぎ, Cでは除去されなかった分子量1~2万の低分子タンパク分画の貯留物質に対する除去性能がみられた. 一方, アルブミンの喪失は軽度で, 長期使用に伴うアルブミンの低下はみられなかった. Cとは異なり, APSでは治療中, 白血球, C3a, 顆粒球エラスターゼに有意の変動なく, 血小板の活性化も軽度であった. 単核球のinterleukin-1β, interleukin-1 receptor antagonist産生にはAPS, Cとも有意の影響は及ぼさなかった. APS長期使用により, 角ミクログロブリンの維持濃度が低下するとともに脂質代謝の改善がみられ, atherogenic indexは有意に低下した. 以上からAPSはCにない溶質除去性能と高い生体適合性を有し, 長期的に脂質代謝に改善をもたらす可能性が示唆された.
  • 苗村 潔, 土肥 健純, 泉佳 友子, 藤本 哲男, 梅津 光生, 北村 昌也, 小柳 仁, 太田 裕治
    1997 年 26 巻 4 号 p. 865-871
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    心房収縮が僧帽弁位人工弁の閉鎖挙動に与える影響を, 機械式シミュレーションモデルを用いて検討した. 心房, 心室を球形, 砲弾型に近似して, シリコンでモデルを製作し, 空気圧により収縮拡張させた. BSM29をanterioror ientationの方向に取り付けた. 拍動数60BPM, 拡張期時間720msとし, 心房収縮を心室収縮の175ms前に100ms間行った. 弁角度と閉鎖時間を高速ビデオカメラの画像データより求め, 閉鎖時間について10心拍分の平均値と標準偏差を求めたところ, 心房収縮により閉鎖開始が早まったが, 閉鎖にかかる時間は延長した(22.4±3.4→63±3.2ms). また, 弁閉鎖過程での最大逆流速が心房収縮により減少した(0.69±0.01→0.23±0.02m/s). 動物実験による文献データとの比較の結果, 1)機械式シミュレーションモデルは心室拡張末期の血行動態を模擬可能なこと, 2)人工弁は心房収縮により生体僧帽弁と同様に緩閉鎖となることがわかった.
  • 赤羽 紀武, 大木 隆生, 立原 啓正, 戸谷 直樹, 石井 義縁, 吉田 和美, 山崎 洋次, 佐々木 清文
    1997 年 26 巻 4 号 p. 872-877
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    Dacron, Teflonで人工血管を作るという既成観念を離れて, 人体組織に親和性を持つ炭素材料に注目して炭素化繊維人工血管を作る試みを行った. 炭素は生体適合性に富み, 毒性, 発癌性は否定され, また高分子材料にない導電性がある. 血流と人工血管の内腔の関係を荷電の面から考えた場合, 炭素材料の内腔であれば, 生体の電気的平衡を保って血球の付着を抑える効果を持つとされる. 一般の炭素繊維をそのまま編み織りして人工血管を作成するのは, 技術的に不可能であるため, アクリル繊維で編んだ中空管を作り, それに熱を加えて炭素化する方法で炭素化繊維人工血管を作ることを創案した. まず, 焼成する温度と加工時間によるアクリル繊維の物性変化を検討した. つぎにその結果を参考に, 炭化度が高く, かつ適度の物性を保持した人工血管を作る方式を勘案し, 作成した. 作成した炭素化繊維人工血管を, 家兎の皮下に植え込み, 組織適合性について検討した. 初期に通常みられる軽度の炎症のほかには過大な異物反応はなく, 生体適合性に問題はなかった. まだ漏血性に改良の余地があるため, 動脈に植え込んだ結果は得られていないが, これまでの実験結果は炭素性素材が人工血管の材料として有用性があることを示唆している.
  • 庄村 遊, 下野 高嗣, 田原 耕一郎, 日置 巌雄, 天白 宏典, 馬瀬 泰美, 谷 一浩, 新保 秀人, 森反 俊幸, 矢田 公
    1997 年 26 巻 4 号 p. 878-882
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    目的:最近, ポリプロピレン製多孔質膜表面にごく薄くシリコンコーティングしたガス交換膜を用いた新しい外部灌流型人工肺が開発されたため, 雑種成犬10頭を用いて, この人工肺の性能を実験的に検討した. 方法:この人工肺を用いたもの5頭(A群)とシリコンコーティングされていない同型の従来の人工肺を用いたもの5頭(B群)に, 24時間を限度として, 静動脈バイパス(V-Aバイパス)実験を行い, ガス交換能, 血液損傷, 耐久性について比較検討した. 結果:A群は全例24時間使用可能で, 灌流中ガス交換能は良好に維持されたが, B群は全例平均14.2時間で激しい血漿成分の漏出(plasma leakage)を認め, 終了時のガス交換能が有意に低下した. しかし, 血液損傷に差はなかった. 電子顕微鏡検査においては24時間使用後, A群のコーティングは保たれていた. 結語:シリコンコーティング膜型人工肺は長時間にわたる体外循環やPCPSなどに十分対応できると考えられ, 今後, 臨床応用が期待された.
  • 水口 一三, 長阪 重雄, 長谷川 順一, 亀田 陽一, 川田 哲嗣, 小林 修一, 五條 理志, 庭屋 和夫, 辻 毅嗣, 北村 惣一郎
    1997 年 26 巻 4 号 p. 883-888
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    Chronic cardiomyoplasty dog(CMイヌ)を用いて, rapid ventricular pacing(RVP)による心不全誘発の影響を対照イヌと比較検討した. Pacing rate 220~240/minのRVP(この間, CMイヌには, 2.4V, 32Hz, 3発のburst stimulationを同期比率8:1, 刺激回数約30回/minで施行)によって4週間後には, 対照イヌで左室拡張末期径(LVIDd)が38から59mmへと50%以上拡大, % fractional shortening(%FS)は39から19%へと半減した. さらに9週目には腹水貯留のため体重が10%以上増加する高度な心不全が発現した. 一方, CMイヌでは4週間後のLVIDdの拡大は37mmから41mmへと10%程度に抑制され, 広背筋駆動による%FSの増加も認められた. しかし, 対照イヌにおいて認められた両側の房室弁の逆流(MR:1~2/4, TR:4/4)はCMイヌにおいても同程度に発生, また経時的に%FSも低下し, 本法はこのような高度の心不全の発現を十分に抑制できなかった. このことより, CMの遠隔期において, 房室弁の逆流を伴う心機能低下が自己心に発現した場合, 本法はその進行を十分に防ぎ得ず, 再び心不全に陥る可能性が考えられた.
  • 小西 宏明, 茂原 淳, 三澤 吉雄, 布施 勝生, 押山 広明
    1997 年 26 巻 4 号 p. 889-891
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    急性心筋梗塞に合併した心室中隔穿孔の症例に対してパッチ閉鎖術を施行, 人工心肺離脱困難のため, ヘパリン化コーティング経皮的心肺補助法(PCPS)システム(キャピオックスEBS®)を使用した. 第5病日にPCPSを離脱, 第8病日に大動脈内バルーンパンピング(IABP)を抜去した. 第15病日にICUより一般床に帰室, 第68病日に退院となった. PCPSシステムは110時間の駆動で, 交換の必要はなかった. ACTは180-200秒に維持されていたが肉眼的血栓を人工肺の流出口周囲に認めたのみで, 遠心ポンプ, 人工肺のホローファイバを含めその他の回路には明らかな血栓形成はなかった. 本回路のヘパリン化処理の抗血栓性を示す1例と考えられた. さらに離脱に至る過程を遠心ポンプの特性曲線(流量と圧較差)から検討した結果では, この方法が補助循環離脱に際しての循環動態変化の指標となり得る可能性が示唆された.
  • 植田 拓也, 水野 勇, 四ツ柳 智久, 竹山 廣光, 赤毛 義実, 毛利 紀章, 柴田 直史, 山本 哲也, 真辺 忠夫, 中村 聡, 青 ...
    1997 年 26 巻 4 号 p. 892-897
    発行日: 1997/08/15
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    drug carrierとして生体親和性のあるα-TCP細粒を用いて, カルボプラチン(CBDCA)を封入し癌性腹膜炎の治療に関する実験的検討を行った。使用したα-TCP細粒はbiodegradableで多孔性を有する平均90μmの小球状物質である. Donryu ratを用いたα-TCP細粒の腹腔内投与では, 特に大網のmilky spot内に取り込まれていた。rat AH130癌性腹膜炎モデルでは, α-TCP-CBDCA-ip群はCBDCA-ip, ivに比し, 腹水中及び大網内でCBDCAを高濃度に持続させ徐放化が認められた. 同モデル治療群の生存日数はα-TCP-CBDCA-ip群で有意に生存期間の延長が認められた. α-TCP細粒をdrug carrierとして用いたα-TCP-CBDCAは癌性腹膜炎モデルで抗腫瘍効果・延命効果が認められ, 今後の臨床応用が期待される。
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