巻号一覧
36 巻 (1981)
- 6 号 p. 719-
- 5 号 p. 663-
- 4 号 p. 617-
- 3 号 p. 557-
- 2 号 p. 445-
- 1 号 p. 42-
36 巻, 6 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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多田隈 卓史, 保田 立二1981 年 36 巻 6 号 p. 719-724
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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ヒト,動物,および植物における分布と病原性を中心に中村 昌弘1981 年 36 巻 6 号 p. 725-740
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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打田 良樹, 西原 力, 市川 富夫, 近藤 雅臣1981 年 36 巻 6 号 p. 741-745
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
ジャーナル フリーBacillus megaterium ATCC 19213芽胞は,PCMB (p-Chloromercuribenzoate)処理によりD-グルコースによる発芽能を獲得する。しかしこのPCMB処理芽胞をさらに8M-尿素処理を行うと,D-グルコースによる発芽能が消失した。この二種の処理を通じて,L-アラニン,イノシンによる発芽は何ら影響を受けなかつた。尿素処理時,PCMB処理芽胞中の水銀の50%は芽胞より遊離した。このPCMB処理芽胞の尿素抽出液をSephadex G-25カラムクロマトグラフィーを行つた際,二つの水銀含有画分を得た。水銀量の多い方の画分は低分子画分であり,ニンヒドリン反応陽性であつた。のこりの水銀含有画分は高分子画分であつた。このような結果は,尿素抽出液中にみられるPCMB-結合物質は,芽胞の発芽剤に対する特異性に重要な役割を演じていることを推測させるものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (596K) -
GC-MASSによる解析仲川 洋治1981 年 36 巻 6 号 p. 747-755
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
ジャーナル フリー1, 3-O, O-di [1-12C] acetyl Chloramphenicolと1, 3-O, O-di [1-14C] acetyl Chloramphenicolを質量分析した結果,前者はm/e 195, 212, 214, 216にマスピークを示し,後者はそれぞれがm/e 2だけ高質量部に移動し,m/e 197, 214, 216, 218にピークを示した。したがつて,diacetylated Chloramphenicolの質量分析ではC-1とC-2間の結合の開裂が認められ,m/e 195, 197はC-1を含むフラグメントに帰属し,m/e 212, 214, 216, 218はC-3を含むフラグメントに帰属することがわかつた。この方法を利用してdiacetylated ChloramphenicolのC-1とC-3に結合しているアセトキシ基を判別した。
Chloramphenicol acetyltransferaseによつてアセチル化をうけるChloramphenicolの部位を調べるために,[1-14C] acetyl CoAを使用して3-O-[1-12C] acetyl Chloramphenicolへ[1-14C] acetyl基を導入した。得られた化合物のマスピークはm/e 195, 212, 214, 216, 218に検出され,特にm/e 214の強度比は増大していた。m/e 197のピークは見られなかつた。それゆえ,ChloramphenicolのC-1には[1-12C] acetyl基が,C-3には[1-14C] acetyl基または[1-12C] acetyl基が結合していることが判明した。
これらの結果と反応速度論的解析から,Chloramphenicol acetyltransferaseによるChloramphenicolのmono-とdiacetylationは,ともにChloralnphenicolのC-3に結合している水酸基において起きるものと考えられる。なお,モノアセチル体に[1-14C] acetyl基が存在することは[1-12C] acetyl基と[1-14C] acetyl基の相互変換を示唆するものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3177K) -
山岸 高由, 小西 健一, 坂本 憲市, 桜井 信也, 石坂 伸太郎1981 年 36 巻 6 号 p. 757-765
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
ジャーナル フリーClostridium perfringensのA型菌株をモルモットに経口投与し,腸内におけるこの菌の消長と腸内細菌との関係について検討した。栄養型菌を投与した場合,本菌は糞便中に4∼15時間にわたつて検出されたが,24時間以後は検出されなかつた。さらに,検出菌数の成績から,本菌は腸内で増殖しないと考えられ,また,75C 15分の加熱に耐える菌も存在しなかつた。
芽胞を投与した場合,本菌は3時間後から4日間にわたつて検出されたが,5日目以後は検出されなくなつた。75C 15分の加熱に耐える菌数の検出総菌数に対する比率から,投与された芽胞の一部は発芽するが,増殖することなく排泄されるものと考えられた。
腸内容物で作製した数種の培地にC. perfringensを培養して調べたところ,この菌の増殖抑制または死滅を早める因子として,腸内の常在菌または,ミリポアフィルター通過性でかつ高圧滅菌に耐えない物質が腸内に存在すると推定された。
C. perfringensの芽胞を投与したのち,1日を経たモルモットでは,正常のものに検出されなかつたC. perfringensが腸管内各部位に検出された以外に大きな菌叢の変化はないと考えられた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1180K) -
Bacillus megaterium芽胞殻の陽イオンの発芽における役割について西原 力, 加納 佳枝, 打田 良樹, 近藤 雅臣1981 年 36 巻 6 号 p. 767-774
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
ジャーナル フリーBacillus megaterium QM B1551芽胞をクエン酸を含む酸性(pH 3.5)緩衝液で処理すると,処理上清中にCa, Mg, K, Fe, Mnの溶出が認められ,処理芽胞(H-spore)はKNO3+Glucoseによる発芽能を消失した。発芽能の消失程度は溶出Ca量と相関した。H-sporeをさらに陽イオン,特に二価陽イオンで処理すると,発芽能が回復し,これらの現象は可逆的であつた。CaあるいはSrで処理した芽胞においてはCa増量分あるいはSrは芽胞殻中に検出された。また,Ca処理芽胞は未処理芽胞以上の発芽速度およびKNO3に対する発芽感受性を示した。これらのことから,芽胞殻中の陽イオン,特にCaの発芽における役割について考察した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3568K) -
三好 博文, 植坂 俊郎, 佐野 浩一, 高山 保守, 中井 益代1981 年 36 巻 6 号 p. 775-777
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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glucose phosphotransferase system欠損変異株における細胞外酵素産生井内 史郎, 木村 右, 田中 修二1981 年 36 巻 6 号 p. 779-780
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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石橋 正憲, 木下 喜雄, 柳井 慶明, 阿部 久夫, 竹田 美文, 三輪谷 俊夫1981 年 36 巻 6 号 p. 781
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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多村 憲, 浦上 弘1981 年 36 巻 6 号 p. 783-785
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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1981 年 36 巻 6 号 p. 787-797
発行日: 1981/11/25
公開日: 2009/02/19
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