塩基性色素ノ代表的色素のいとらーる赤ヲ以テ, 變温動物青蛙ニ體内生體染色ヲ施シ, 其ノ中胚葉性各種細胞ニ於ケル生體原形質染色ノ分布ヲ見タルニ, 中胚葉性細胞ハ總テ生體原形質顆粒染色ヲ呈スルヲ認メタリ.而シテ組織球性細胞ハ恒温動物ト同様, 變温動物青蛙ニ於テモのいとらーる赤ニ對シ各種組織細胞中最モ染色性強キ細胞ナルコトヲ認メタリ.尚又對稱トシテりちおん.かるみん體内生體染色ヲ施スコトニヨリテ, 蛙血液各種細胞ハ塩基嗜好性白血球ヲ除キ總テりちおん.かるみん生染染色ヲ呈スルヲ認メタリ.

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塩基性色素ノ代表的色素のいとらーる赤ヲ以テ, 變温動物青蛙ニ體内生體染色ヲ施シ, 其ノ外胚葉性各種細胞ニ於ケル生體原形質染色ノ分布ヲ見タルニ, 外胚葉性細胞ハ總テ生體原形質顆粒染色ヲ呈スルヲ認メタリ.而シテ青蛙ニ於テモ恒温動物らつて及まうすト同様, 從來成熟期腦脊髓質一般ノ生體染色ハ施シ得ズトシタルモ, 何等特種染色法ヲ用ヒズ此種組織一般ノ生體染色ヲ施シ得タリ.尚又, 腦脊髓質中ニハ組織性肥胖細胞ハ全ク認メラレズ.

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塩基性色素ノ代表的色素のいとらーる赤ヲ以テ, 恒温動物らつて・まうす及變温動物青蛙ニ生體染色ヲ施シ, 核及基質ノ生體染色ヲ研索シタリ而シテ生體核染色トシテハ青蛙ノ比較的生活力ノ衰ヘタル口腔粘膜纎毛細胞ニノミ認メラレ, 生體基質染色トシテハらつて及まうすニハ明カナラズ.青蛙ニハ強キ染色ヲ施シタル塲合ニノミ色素液注入部ノ近接部ニ彈力纎維ガ淡染セリ.

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本編ハ前編ノ海〓組織ノ體外培養ニヨル過敏症ノ研究ト全ク同一實驗要旨及ビ方法ヲ以テ家兎ノ組織ヲ培養シ, 前編ノ成績ヲ確證スルト共ニ, 更ニ試驗管内ニテ製成シタルAnaphylatoxinノ組織ノ發育ニ及ボス影響, 及ビ異種赤血球浮游液ヲ抗原トシタル塲合ノ組織ノ發育, 並ニ添加シタル赤血球浮游液ノ運命等ニ就テ實驗シタリ.體外培養組織ノ過敏性抗體-抗原反應ハ組織ノ發育ヲ障碍セズ却テ稍々旺盛ナラシムルガ如シト雖對照トノ差異ハ甚ダ僅微ナリ.故ニ該反應ニ關與スル過敏性抗體ハ體液性ノモノナリヤ.或ハ又細胞性ノモノナルヤヲ明ニ論斷シ得ザリキ, Anaphylatoxinハ組織ノ發育ヲ僅カニ障碍シ, 培養組織ノ過敏性抗體-抗原反應トハ全ク正反對ノ影響ヲ及ボセリ.家鶏赤血球浮游液ヲ抗原トシタル塲合ハ, 前處置シタル脾臟組織ノ培養ノ塲合ニハ其發育ハ極メテ旺盛ニシテ且早期ニProteolyseヲ認メタリ.添加赤血球ノ液状成分中ニ於ケル凝集及ビ溶血ハ主トシテ培地タル血漿ガ前處置セラレタルモノナルガ, 或ハ健常ナルモノナルカニ依ッテ左右セラレ, 培養組織ハ關與セザルモノノ如シ.家鶏赤血球ニテ前處置シタル家兎ノ脾臓並ニ肺臟ハ共ニ添加赤血球ヲ盛ニ貪喰スルヲ認メタリ.

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れ線ガ健常並ニ免疫血清中ノふ氏抗體ニ及ボス影響ヲ其レ其レ溶血反應及沈降反應上ニテ窺エリ.

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おぷそにん及とろぴんハれ線ニ對シ抵抗力ノ薄弱ナル事ヲin vitroニ於テ實驗證明ス.

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本篇ニ於テハ反應域ノ水素いおん濃度ガ沈澱子産生量ニ及ボス影響ヲ探及セント欲シ, 遠心沈降法ニ依リテ實驗ヲ進メタリ.而シテ馬血清ヲ抗元トスル沈降反應ニ於テPH4.8-9.8ニテ特異沈降反應惹起シ, 沈澱子産生量ノOptimumハPH6.0-9.0ノ間ニ在ルヲ知レリ.又PH2.0-4.8ノ範圍内ニテハ非特異性ノ沈澱ヲ生ジ, 特ニPH3.0-4.0附近ニ於テ其ノ最モ甚シキヲ認メタリ

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腸ちふす菌, 志賀菌, 黄金色葡萄状球菌, 溶血性連鎖状球菌等ヲ寒天培養基ニ24時間培養シ, 之レヲ以テ食塩水1cc中10mgノ割合ニ浮遊セル菌液ヲ製シ, 60℃1時間加熱殺菌シタル後, 3回遠心洗滌セル純粹ナル菌體及ビ志賀菌上清液, 卵白等ヲ家兎ニ注射シテ, 注射後血糖ノ消長ニ如何ナル關係アルカヲ時間的ニ觀察シ, 尚ホ體温トノ關係ヲモ檢査シタル成績ニ就テ報告ス.

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