巻号一覧
後続誌
22 巻 (1972)
- 6 号 p. 305-
- 5 号 p. 261-
- 4 号 p. 197-
- 3 号 p. 133-
- 2 号 p. 67-
- 1 号 p. 1-
22 巻, 5 号
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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曽 富生, 細川 定治1972 年 22 巻 5 号 p. 261-268
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリー大豆の伸育性による品種間変異を育種学的な見地から解明するために30品種を用いて、十勝農業試験場および北海道大学農場の2箇所で試験をおこなった。開花期以後に増加する節数の程度を指標とし、大豆30品種を3群にわけた。すなわち有限、半無限および無限である。また異なる試験圃場における量的各形質について分散分析をおこなった結果、群間には有意な差が認められたが、群と場所の間では相互作用は統計的に有意とは認められなかった。開花期については、有限と半無限品種の間に統計的に有意な差は認められないが、粒大、葉柄長、小葉長の変異、主茎の基部と先端部との太さの差および開花期間等は、伸育性程度の増加に伴って増大することが認められた。また葉の形質の特長から半無限および無限品種の草型が円錐形をなすことが観察された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (821K) -
小野 清六1972 年 22 巻 5 号 p. 269-273
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリーDormant seeds of Mentha arvensis L. var. piperascens MAL (Japanese mint, 2n=96) and those of induced tetraplaid plant (2n=192) were subjected to X-ray treatment. As to the chromosome aberration and also in the germination rate of seed, the original Japanese mint suffered heavier damages by X-ray irradiation than induced tetraploid one, so the latter seemed to show a higher tolerance against X-ray irradiation than the former. In the X2 generation following X-irradiation there observed in adition to chlorophyll mutants various kind of aberrant plants which were presummably mutants. No specific relation was found between the aberration spectrum in X2 and the dosage, or the fertility of X1.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1424K) -
岩崎 文雄1972 年 22 巻 5 号 p. 274-276
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリーThe experiment was carried out to study the zymographic characteristics in male sterile rape (Brassica napus L.) usingr isozyme methcd. Between normal plant and male sterile plant, no difference of zymogram was observed in stem, petiole and pistil, but difference was observed in bud (about two days before flowering).抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (495K) -
アクバル M., 藪野 友三郎, 中尾 佐助1972 年 22 巻 5 号 p. 277-284
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリー栽培稲4品種Bluebonnet、IR 8、Jhona 349およびMagnoliaの耐塩性を1970年の夏、ガラス室内で水耕培養法によって検定した。塩の濃度は塩化ナトリウムと塩化カルシウムを等量宛、基本培養液(硫酸アンモニウム 71.0mg、硫酸マグネシウム 61.2mg、硝酸カルシウム 58.4mg、燐酸カリウム 24.5mg、硫酸カリウム 12.2mg、クエン酸鉄 10.8mg/l)に添加することによって、1，000;2，000;3，000;4，000および5，000ppmとした。塩処理は材料の移植2週間後から開始し、収穫まで継続した。培養液のpHは6とした。供試各品種の塩に対する相対的な耐性には大きな差異が認められた。一般的傾向として、塩処理は栄養生長に対するよりは生殖生長に対してより大きな害を与えることが認められた。また、塩処理に対して各調査形質は互いに独立した反応を示すことが明らかにされた。Jhona 349は個体当りの有効分げつ数、穂重および着粒歩合については耐性を示したが、わら重、根重、根長、一穏当りの第1次枝梗数については感受性を示した。他方、Magnoliaは塩処理に対して、これとは対照的な反応を示した。このように品種間、形質間に耐塩性に関して差異が認められるので、これらの変異性は耐塩性新品種育成に役立つであろう。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (950K) -
曽 富生, 細川 定治1972 年 22 巻 5 号 p. 285-290
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリー大豆の有限および無限伸育性品種間の3交配組合せ、すなわち、三号早生×ハロソイ、十勝長葉×ハロソイおよび西海20号×国育44号のP1、P2、F1およびF2世代を用いて伸育性形質および収量形質等の形質を調査し、遺伝力、遺伝相関等の推定を行なった。(1)優性程度、遺伝力、環境相関および遺伝相関において各交配組合せはほぼ近似した値を示した。(2)かなり多くの場合に部分優性がみとめられたが、莢数、粒数および収量には超優性が認められた。(3)遺伝力は一般に高く、最も高い値を示した、成熟期、草丈、粒数の広義の遺伝力は約85%である。(4)伸育性形質と収量構成形質との間には正の高い相関係数が得られた。開花期と成熟期との間には顕著な相関は認められなかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (796K) -
杉山 信太郎1972 年 22 巻 5 号 p. 291-297
発行日: 1972/10/31
公開日: 2008/05/16
ジャーナル フリー“Chosen-shu”, Japanese semi native oil rape varieties of Brassica napus, derived from socalled “Seiyo-karashi”, a western oil rape plant, which was firstly planted by Mr. GORO ChO in Fukuoka Pref. in 1878. The ancestor of the Seiyo-karashi was estimated to be a special Swedish turnip rape introduced from U. S. A. in early of the Meiji era. The latter changed to the Chosen-shu probably by an interspecies cross with some native oil rapes of B. campestris.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1294K)
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