土木学会論文集F4(建設マネジメント)
Online ISSN : 2185-6605
ISSN-L : 2185-6605
67 巻 , 2 号
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和文論文
  • 貝戸 清之, 金治 英貞, 小林 寛, 間嶋 信博, 大石 秀雄, 松岡 弘大
    2011 年 67 巻 2 号 p. 74-91
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/06/20
    ジャーナル フリー
     本研究では,ライフサイクル費用とリスク発生確率という2つの評価軸に基づき,長大橋の最適な点検手法および点検間隔に関する意思決定を行うための方法論を提案する.はじめに,目視点検データを用いた集計的マルコフ劣化ハザードモデルを定式化し,ライフサイクル費用最小化モデルを提示する.さらに,長大橋の目視点検による管理限界リスクの発生過程をフォルト・ツリーで表現するとともに,フォルト・ツリーを構成する末端事象のリスク発生確率をマルコフ推移確率で算出する.これにより点検政策の相違がもたらすリスク発生確率の時間的変動を把握することが可能となる.最後に,提案手法を阪神高速道路が管理する実際の長大橋の最適点検政策の決定問題へ適用し,その有効性を実証的に検証する.
  • 吉川 弘道, 静間 俊郎, 高澤 尚子, 中村 孝明
    2011 年 67 巻 2 号 p. 92-108
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/19
    ジャーナル フリー
     本論は,都市内鉄道路線のような線状構造施設を対象とした地震時のシステムリスクを論ずるものである.システム信頼性理論,およびシステムを構成する要素の地震時損傷相関を考慮した機能停止期間算定法により,理論的なフレームワークを構築した.
     基本3モデルおよび都市内鉄道路線を設定して,数値シミュレーションを実行/考察し,主要な出力となる,地震イベントリスク曲線,復旧曲線,ボトルネック指標を提示し,それらの有用性について考察した.本論にて提案する地震時システムリスク解析は,SRM(Seismic Risk Management)/リスクマネジメントとBCP/事業継続計画策定のための支援情報として,有用的かつ効果的であると考えられる.
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