土木学会論文集F4(建設マネジメント)
Online ISSN : 2185-6605
ISSN-L : 2185-6605
71 巻 , 2 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
和文報告
  • 松井 謙二
    2015 年 71 巻 2 号 p. 75-82
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/20
    ジャーナル フリー
     高速道路や一般道路における健全な橋梁システムは国民の快適な暮らしや我が国の経済発展に不可欠な要素である.しかし,近年ではそのメンテナンスに要する資金不足と相まって橋梁システムの高齢化や劣化にさいなまれている.したがって,リスクベースのメンテナンス方法論の開発は喫緊の課題のひとつである.本稿は,橋梁のメンテナンス作業の優先順位付けに関する英国のリスクベースの方法論を紹介するものである.これは,この分野での我が国固有の方法の開発に参考になるものである.
  • 大竹 敏雄, 三輪 昌弘, 青木 俊之, 千田 耕大, 五十嵐 稔
    2015 年 71 巻 2 号 p. 83-94
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル フリー
     高速鉄道における軌道狂い等に起因する輪重変動の抑制は,走行安全性確保のみならず,軌道保守量を低減するためにも重要である.本研究では,まず東海道新幹線でこれまでに実施されてきた著大輪重対策を振返り,現在の課題が輪重変動への影響が大きい短波長領域の軌道高低狂いの保守管理であることを示す.この波長域の検測精度は,最新の高速軌道検測車への偏心矢法の採用により改善された.次に,輪重変動と軌道狂いとの関係を実験的に分析し,軌道の長手方向に対する上下形状の曲率を用いて輪重を推定できることを明らかにする.そして,その妥当性を数値シミュレーションと試験走行データによって検証する.さらに,実務的には曲率と5m弦正矢値を組合わせて使用する方法を提案する.
  • 岡田 康, 小澤 一雅
    2015 年 71 巻 2 号 p. 95-104
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/20
    ジャーナル フリー
     米国で実施されているCM/GC契約方式は,施工者が設計段階から事業に参画し,設計に対する助言および工期およびコストに関する情報を発注者に提供することにより,施工者のノウハウを取り入れ,設計手戻りの減少や無駄な設計作業の削減,コストの早期把握,部分的な工事の開始などが図られる.また,設計契約とCM/GC契約を分けることで事業者の意見を設計に反映させやすいという利点がある.本論文では,2013年11月に実施した米国訪問調査の内容とわが国における民間土木事業での現状例を参考に,米国のCM/GC契約方式を国内公共土木事業へ適用する上での課題と解決の方向性に関して考察した.
feedback
Top