土木学会論文集F4(建設マネジメント)
Online ISSN : 2185-6605
ISSN-L : 2185-6605
72 巻 , 3 号
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和文論文
  • 松村 隆爾, 杉崎 光一, 鎌田 敏郎, 松田 浩
    2016 年 72 巻 3 号 p. 73-83
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/20
    ジャーナル フリー
     インフラ維持管理の新技術活用では,維持管理に関わるニーズと技術開発のシーズとのマッチングが重要となる.本論文では,コンクリート構造物の維持管理技術開発について,ひび割れや剥離・剥落などを検知する技術を評価する方法を検討する.検査機器の性能評価のためには定量的な指標が必要であり,性能の優劣を評価可能な方法が必要である.本手法では,国内外の目視検査等のガイドラインや技術基準等を根拠として,整合的で明快な評価基準の策定フローを構築した.また,フローに基づく具体的な評価方法例として,評価項目に対して誤検知率と未検知率を記載するようにし,合わせて計測スピードや効率についても評価可能な方法とした.評価方法を明示することで,ユーザーとメーカーが一体となった高付加価値で信頼性の高いシステム開発が期待される.
  • 浜田 成一, 杉原 栄作, 貝戸 清之, 水谷 大二郎
    2016 年 72 巻 3 号 p. 84-101
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/10/20
    ジャーナル フリー
     建設業法上,建設企業は総合工事企業と専門工事企業に分類される.本研究では,老朽化が進む社会基盤施設に対する維持・修繕工事の需要の増加と,資本金階層別の建設企業の維持・修繕工事の受注件数や請負契約金額に関して,統計調査データの分析やヒアリング調査を実施し,一般的な維持・修繕工事の大半は,資本金1,000万円以上5,000万円未満の専門工事企業が受注していることを明らかにした.さらに,1)官公需法の下では維持・修繕工事において専門工事企業が中心的な役割を担うこと,2)それにより維持・修繕工事の不完備性を軽減し得ること,3)発注方式として,設計・施工一括発注方式が望ましいことを述べた.一方で,専門工事企業には技術の専門性のみならず,維持・修繕工事全体を管理する総合技術力が要求されることに言及した.
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