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土木学会論文集H(教育)
Online ISSN : 1884-7781
ISSN-L : 1884-7781
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巻号一覧
78 巻 (2022)
1 号 p. 1-
77 巻 (2021)
1 号 p. 1-
76 巻 (2020)
1 号 p. 1-
75 巻 (2019)
1 号 p. 1-
74 巻 (2018)
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73 巻 (2017)
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72 巻 (2016)
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71 巻 (2015)
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70 巻 (2014)
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69 巻 (2013)
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68 巻 (2012)
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67 巻 (2011)
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1 巻 (2009)
74 巻, 1 号
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和文論文
小学生期に6年間継続的に受講した橋梁勉強会が土木の評価に与える影響についての分析ー勉強会終了5年後のアンケート調査よりー
山中 久生
2018 年 74 巻 1 号 p. 11-19
発行日: 2018年
公開日: 2018/05/20
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejeep.74.11
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昭和初期に建設された富山大橋の架替にあたり,富山県は解体撤去される旧橋の記憶・記録の継承等を目的に「富山大橋架替記念事業」を実施した.この一環として,起工時に小学1年生であった児童を対象に,新橋完成と同時に卒業するまでの6年間,橋に関する勉強会を継続した.本研究では,この貴重な実施例を活用し,勉強会受講者が高校2年生に成長した2016年夏に,勉強会未受講の同学年の高校生も含めて,富山大橋の記憶や,土木施設等に対する意識に関するアンケート調査を実施した.その結果,勉強会受講者が,富山大橋架替の効果や必要性等の理解度が高く統計的に有意な差があること,自ら実際にモノづくりを体験し,それが実際に現地に残されるという形式が強い印象を与えており,土木施設への愛着につながる可能性を示した.
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(4737K)
混合研究法を用いた品質及び生産性向上のための技術者マインド育成に関する研究
二宮 利江, 齋藤 正徳, 秋葉 雅章, 岡本 芳樹, 高岸 且, 大橋 明彦
2018 年 74 巻 1 号 p. 20-30
発行日: 2018年
公開日: 2018/05/20
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejeep.74.20
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品質および生産性向上を妨げる要因の中には,手続きのルール化や内部監査の仕組みだけでは改善できない意識の中の問題があると仮定し,質的研究法と量的研究法をミックスした混合研究法を用いて,その要因を探求した.質的研究法の参与観察やインタビューを用いた課題の絞り込みに続いて,量的研究法のアンケート調査を用いた課題傾向の把握を行った結果,技術者のマインドセットがしなやかであることが品質および生産性向上につながる要素の一つとして表れた.そこで,マインドセットの特性や育成方法について実験を行い,個人のマインドセットが集団のマインドセットに影響を受けることや,マインドセットについて考える直接的マインド育成方法に加えて,環境を整えてマインドセットを育む間接的マインド育成方法を見出した.
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(1116K)
戦後日本の小学校国語教科書における土木とくらし
上田 茂
2018 年 74 巻 1 号 p. 31-42
発行日: 2018年
公開日: 2018/09/20
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejeep.74.31
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戦後70年,我が国は経済復興を果たし,科学立国としてその地位を確立し,産業基盤および生活基盤となる道路,鉄道,港湾,ダムなどの社会基盤施設整備がなされ,国民は豊かで,便利で快適な生活を享受するまでになった.小学校教育の目標の一つは,「日常生活に必要な国語を,正しく理解し,使用する能力を養うこと」であるが,教材を通して自然科学,社会の発展などについても,関心を持たせるよう配慮するものとされている.その意味で,国民生活の安心・安全の要である社会基盤施設の整備について,初等教育において児童にその重要性を伝えることは重要であると考える.本論文では,戦後日本の小学校国語教科書における「土木とくらし」に係る教材の傾向を示し,課題と提言を述べる.
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(1244K)
和文報告
地方大学学部生を対象としたまちづくり導入教育の効果測定
榊原 弘之, 松野 利哉
2018 年 74 巻 1 号 p. 1-10
発行日: 2018年
公開日: 2018/05/20
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejeep.74.1
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山口大学工学部において,学部生を対象として実施したまちづくり導入教育の取り組みを報告する.その上で,学生の大学所在地域に対する関心の測定指標を設定し,取り組み前後の変化の有無を検証する.対象学生は,「自分の住むまちで学生生活を楽しむ」ことに対しては積極的である一方「まちに関する知識を得る」ことや「まちのあり方について意見を表明する」及び「まちづくりに主体的に参加する」ことに対しては消極的な回答となった.また,「地域資源に対する関心の向上」と,「まちづくり活動への参加意欲向上」の2点において,取り組みの効果が認められた.一方,「まちのあり方について意見を表明する」観点の設問に関しては取組後に消極的回答が増加した.以上の結果を踏まえて,まちづくり導入教育の位置づけについても議論する.
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