土木学会論文集C(地圏工学)
Online ISSN : 2185-6516
ISSN-L : 2185-6516
70 巻 , 3 号
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和文論文
  • 津國 正一, 小西 一生, 内田 明彦
    2014 年 70 巻 3 号 p. 301-312
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル フリー
     格子状地盤改良による液状化対策では,これまで過剰間隙水圧比かFL値を用いて,格子内地盤で液状化が発生しない条件で格子間隔の設計を行ってきた.しかし東北地方太平洋沖地震のように継続時間の長い地震動を設計地震動として用いると,同じ加速度レベルの継続時間の短い地震動に比べて,格子内地盤の過剰間隙水圧上昇量が大きくなるため,格子間隔が狭くなりコストが上昇する.
     格子内地盤で発生する沈下量に着目した性能設計に必要な知見を得るために遠心模型振動実験を実施した.実験結果から沈下量は,格子面積を小さくすると小さくなり,格子内地盤の深い部分で発生する液状化の影響は小さく,深度の浅い位置での過剰間隙水圧上昇の影響が大きいことを明らかにした.
  • 津國 正一
    2014 年 70 巻 3 号 p. 313-327
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/09/19
    ジャーナル フリー
     壁状改良と杭状改良を併用する新しい3次元的な改良形状を有する杭状・壁状配置併用型改良工法は,軟弱粘性土地盤上の高盛土の基礎への適用を想定して開発された工法で,既存工法に比べて盛土周辺地盤の変状抑止効果が高いという特長がある.3次元的な改良形状の効果を設計で反映させるために,地盤改良の設計では一般的でない3次元FEM解析を用いた詳細検討を,設計法の検討の一環として実施した.
     解析コードMuDIAN1)を用いた3次元FEM解析により,壁状改良部である側部壁を盛土法肩部に配置すると最も変状抑止効果が高くなることを明らかにした.また,3次元FEM解析を用いた熊本宇土道路での試験施工のシミュレーションを通じて,3次元FEM解析で行う詳細設計法を検証した.
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