臨床神経生理学
Online ISSN : 2188-031X
Print ISSN : 1345-7101
ISSN-L : 1345-7101
47 巻 , 4 号
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原著
  • —聴覚刺激に合わせて手拍子を打つ練習の前後での比較—
    高橋 優基, 前田 剛伸, 藤原 聡, 伊藤 正憲, 嘉戸 直樹, 鈴木 俊明
    2019 年 47 巻 4 号 p. 175-181
    発行日: 2019/08/01
    公開日: 2019/08/09
    ジャーナル フリー

    本研究では500 msの間隔を意識して打つ手拍子がどれだけ正確で一貫しているか, また聴覚刺激に合わせて手拍子を打つ練習をすると, その正確性と一貫性が向上するのかを検証した。対象は健常者14名とした。練習課題では500 msの間隔の聴覚刺激に合わせて連続70回の手拍子を打った。練習前と練習後の課題では500 msの間隔を意識しながら連続70回の手拍子を打った。手拍子の間隔の平均値と変動係数, 絶対誤差を練習の前後で比較した。平均値は練習前と比較して練習後の課題は有意に短縮し, 500 msにより近い値となった。また, 変動係数および絶対誤差は練習前と比較して練習後の課題は有意に小さくなった。500 msの間隔のリズムは個人によって再現する能力に違いがある。手拍子を打ってリズムを呈示してリズミカルな運動を誘導する際に, セラピストがより正確で一貫性のある手拍子を打つためには手拍子の練習が有用であると示唆された。

特別寄稿
  • —Alfred Loomis, the last amateur scientist who built the Palace of Science— その1
    宮内 哲
    2019 年 47 巻 4 号 p. 182-192
    発行日: 2019/08/01
    公開日: 2019/08/09
    ジャーナル フリー

    K-complexの発見者として知られるAlfred Lee Loomisは, 物理学や生物学の研究と並行して1935年から睡眠脳波の研究を始め, 5年間で10本の論文を出した。しかしその後は脳波に関する研究は行わなかった。Loomisの生涯と, 彼が行った数々の最先端の研究, 近年のK-complexに関する知見について紹介する。その1では, Loomisの経歴と人物像, Loomisが行った脳波以外の研究, 脳波の研究を中止した理由について述べる。その2では, Loomisが脳波の研究を始めたきっかけと, Loomisが製作した脳波計, 睡眠実験室と, 睡眠段階の分類に関する研究を紹介する。その3と4では, Loomisが発見し, 近年になってNREM睡眠中のslow oscillationとの関係で再び脚光を浴びているK-complexについて解説する。

「筋電図の覚醒: 筋電図はもっと役に立つ!もっと使える!」
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