日本透析医学会雑誌
Online ISSN : 1883-082X
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32 巻 , 5 号
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  • 中本 安, 出浦 照國
    1999 年 32 巻 5 号 p. 311
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 御手洗 哲也, 松村 治
    1999 年 32 巻 5 号 p. 313-314
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 小坂 直之, 吉田 裕明
    1999 年 32 巻 5 号 p. 315-317
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 吉川 隆一, 羽田 勝計, 古家 大祐
    1999 年 32 巻 5 号 p. 319
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 洋通, 中元 秀友
    1999 年 32 巻 5 号 p. 321-322
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 出浦 照國, 吉村 吾志夫
    1999 年 32 巻 5 号 p. 323-325
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 〓村 信介, 福島 達夫, 大澤 源吾
    1999 年 32 巻 5 号 p. 327
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 愼野 博史, 柏原 直樹, 前島 洋平
    1999 年 32 巻 5 号 p. 329-331
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 藤森 明, 内藤 秀宗, 宮崎 哲夫, 依藤 正彦, 吾妻 眞幸, 岩崎 徹
    1999 年 32 巻 5 号 p. 333-337
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    Peripheral quantitative computed tomography (pQCT) を用いて血液透析患者の橈骨皮質骨密度, 相対皮質骨面積 (RCA=皮質骨断面積/橈骨断面積), 海綿骨密度の経年変化および副甲状腺摘除術 (PTX) 後の変化を追跡した. 皮質骨密度は副甲状腺ホルモン (PTH) 高値群では全例経年的に低下したが, PTH低値群では, 一様な低下は認められなかった. PTH高値群でのRCAは, 皮質骨密度と同様に, ほとんどの症例で経年的に低下した. またRCAは, PTH低値でも経年的に大きく低下する症例があり, このような症例では, 骨密度が保たれていても骨の強度が低下する可能性が考えられた. PTX後の皮質骨密度の増加は10%未満で, それも年齢の若い症例でしか認められず, 皮質骨密度が低下する前にPTX等の対策を講ずる必要があるものと考えられた. 一方RCAは, 一例を除き大きな増加が認められ, 皮質骨密度よりもより鋭敏なパラメーターである可能性が示唆された. 海綿骨密度は, 経年的観察でも, PTX後の観察でも目立った変化がなく, 透析患者の骨病変の評価には有用でないと考えられた.
  • 横家 正樹, 操 潤, 鳥山 高伸, 川原 弘久
    1999 年 32 巻 5 号 p. 339-343
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    糖尿病性腎症の増加と透析導入年齢の高齢化に伴って透析患者の閉塞性動脈硬化症 (ASO) が急増しており, 主要な透析合併症の一つになっている. ASOを合併する透析患者に対してintervention治療の一手法である経皮的血管形成術 (PTA) を行い, 糖尿病・非糖尿病例の成績を比較検討した.
    対象は, 当院に通院透析中でかつ薬物難治性を示すFontaine II度以上の下肢ASO患者25症例 (慢性糸球体腎炎5例・糖尿病性腎症19例・他1例) の腸骨動脈 (iliac artery: IA) 11病変・大腿膝窩動脈 (femoropopliteal artery: FPA) 24病変・FPA以遠の末梢動脈 (aretries below knee level: BK) 11病変の計50病変で, 各々初期成功率および術後3か月以上観察後の慢性期追跡造影による再狭窄率を求めた.
    初期成功は43病変 (86.0%) に得られ, 拡張の得られた22例中19例 (86.4%) に自覚症状の改善を認めた. 糖尿病・非糖尿病例間の比較では初期成功率の差はなく (90.0% vs 70.0%), 対象部位間の比較では末梢側に行くほど低下する傾向にあったが (IA, 100.0%; FPA, 84.6%; BK, 76.9%), 有意差はなかった.
    再狭窄は26病変 (60.5%) にみられたが, 非糖尿病例 (7病変中3病変, 42.9%) に比し糖尿病例 (36病変中23病変, 63.9%) で高い傾向にあった. 対象部位間では末梢側に行くほど再狭窄率は高くなる傾向にあり(IA, 45.5%; FPA, 54.6%; BK, 90.0%), 糖尿病例では末梢側で有意に高い再狭窄率を示した (IA, 45.5%; FPA, 58.8%; BK, 100.0%; p<0.05).
    透析患者のASOに対するPTAは有用な治療手段であることが示唆されたが, 再狭窄の防止, 特に糖尿病患者における膝窩動脈以下の末梢血管の再狭窄防止のためにステント等の技術的考案が必要と思われた.
  • 大城 義之, 佐々木 環, 玉井 仁, 進藤 亨, 堅村 信介, 大澤 源吾, 柏原 直樹
    1999 年 32 巻 5 号 p. 345-347
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    パラコート中毒は, 血液浄化法を含む様々な治療を行ってもいまだに救命率が高くない. 市立宇和島病院で1989年から1996年に経験したパラコート中毒12例に対し, 治療施行前に測定した動脈血ガス分析の結果が予後判定の指標になるかどうかを生存群と死亡群に分けて比較検討を行った. 死亡群では生存群に比較し, HCO3-, base excessは有意に低く代謝性アシドーシスの存在が救命率の低下に関与していた. パラコート中毒の予後予測に, 動脈血ガス分析は簡便かつ有用な方法と考えられた.
  • 南 浩二, 田中 晋二, 高橋 計行, 辻野 正隆, 谷村 弘, 石本 喜和男, 角田 卓也, 梅本 善哉, 田仲 紀陽, 正木 和人, 壬 ...
    1999 年 32 巻 5 号 p. 349-356
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    透析患者は, その病態ゆえに, 腸内細菌叢の乱れに伴って, 腐敗産物の異常産生が予測される.
    今回, 透析患者の腸内細菌叢の検索と, 糞便中の腐敗産物の測定を行ったところ, 好気性菌の占める割合が高くアンモニアなど腐敗産物が高かった. 透析患者に対し腸溶性マイクロカプセルビフィズス菌製剤を投与することにより, 腸内細菌叢の改善と腐敗産物の産生が抑制されたことが判明した.
    本研究は透析患者に対して腸溶性マイクロカプセルピフィズス菌製剤の投与を行うことが腸内環境を改善し, 健康維持に役立つ手段の一つと考える.
  • 影林 頼明, 吉田 克法, 米田 龍生, 藤本 清秀, 大園 誠一郎, 平尾 佳彦
    1999 年 32 巻 5 号 p. 357-361
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    目的: 血清中の前立腺特異抗原 (PSA) のうち, 大半はα1アンチキモトリプシンなどと結合し, 一部は遊離型 (free PSA) として存在する. 限局性前立腺癌の診断において, PSA値が境界範囲にある症例で遊離型と結合型PSAの比 (F/T比) を測定することによって前立腺肥大症との鑑別に有用とされている. 今回我々は, 血液透析患者におけるF/T比およびPSAの透析性について検討を行った.
    対象および方法: 臨床上非前立腺癌の維持血液透析患者36例 (平均年齢64.2歳, 平均透析歴59か月) を対象に, 血液透析前後にfree PSAおよびtotal PSAを測定 (EIA法, エスアールエル) した.
    結果: 透析患者におけるF/T比は46.0±9.0%と腎機能正常対照群の29.4±9.7%に比較して有意に高値を示した (p<0.05). 血液透析により, total PSA, free PSAおよびF/T比の平均値はそれぞれ1.25ng/ml, 0.53ng/ml, 46.0%から1.35ng/ml, 0.53ng/ml, 42.6%に変化するもいずれも有意な変化ではなかった. さらにtotal PSA, free PSA, F/T比いずれも透析歴との間に相関は認められなかった.
    結論: 腎不全患者におけるF/T比高値の原因として血液透析の影響は少ないことが示唆された.
  • 佐々木 信博, 草野 英二, 大友 貴史, 安藤 康宏, 浅野 泰
    1999 年 32 巻 5 号 p. 363-368
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    生体適合性は血液が透析膜と接触することで起こる生体の反応の総称であり, 好中球脱顆粒化, 補体活性化, サイトカインの放出などがある. 最近, interleukin-6, 8 (IL-6, 8) などが顆粒球エラスターゼ (PMNE) の放出因子として注目されている. また, 内皮由来血管拡張物質である一酸化窒素 (NO) も透析低血圧に関連することが知られている. そこで今回我々は, これらの物質の透析中の動態を生体適合膜と非適合膜で比較し, 生体適合性の指標となりうるか否か検討した.
    慢性維持透析患者5人を対象に, 非適合膜として再生セルロース膜 (RC) および適合膜としてポリスルフォン膜 (PS) をクロスオーバーで使用し, 透析前, 開始15分, 透析終了直前でWBC, Plt, PMNE, IL-6, IL-8, NOを測定した.
    1) WBCの減少率は, 15分値でPS膜で21%に対し, RC膜で71%と後者で有意に大きかった. 2) PMNEは, 両膜とも15分では上昇せず透析後に上昇がみられたが, RC膜で有意に上昇が大きかった. 3) NOは, 両膜とも15分および透析後で減少したが, 両膜で差がなかった. 4) IL-6は, RC膜の透析後において有意な上昇がみられ, PMNEとIL-6の増加率には有意な正の相関が認められた. 5) IL-8は, 透析中有意な変動を示さず, 両膜で差を認めなかった.
    今回の検討から生体適合性の指標として, WBC, Plt, PMNEに加えて, IL-6もその指標として有用であると思われた.
  • 栗崎 功己, 石塚 修, 渡辺 健二, 高石 光二, 大内 秀高, 高橋 裕, 青山 香喜, 加納 洋, 藤巻 一美, 細川 哲志, 白石 ...
    1999 年 32 巻 5 号 p. 369-372
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    母子間のRh (E) 式血液型不適合妊娠に対し, 母体の抗体除去目的で血漿交換を施行した1例を経験した. 症例は30歳, 女性. Rh式血液型はCCDee. 夫はccDEE. 今回第2子妊娠に際し, 妊娠の継続を強く希望したため, 妊娠11週6日より胎児-新生児溶血性貧血 (HDN: hemolytic disease of the fetus and the newborn) を予防する目的で血漿交換を施行した (出産まで計71回). IgG型抗E抗体の抗体価は初診時妊娠5週4日1024倍であった. 抗体価は血漿交換前128倍, 後64倍で推移したが, 32週4日より血漿交換前512倍, 後256倍と増加傾向を示した. 羊水穿刺は28週1日より約2週間ごとに行い, 36週1日まで計6回施行したが, ΔOD450は0.085から0.127の間であり, prediction zoneにplotし, いずれも抗体による溶血の可能性の少ない領域であるzone IIにあった. 妊娠中の超音波検査では, 胎盤の肥厚, 胎児の肝, 脾の腫大, 腹水, 胸水, 心拡大等異常は認めなかった. 36週6日, 経腟的に女児を分娩, 直接クームス陽性, ヘモグロビン7.0g/dlと貧血を認めた. 交換輸血目的のため当院小児科に入院して光線療法および1回の交換輸血を行い, 経過良好にて退院した.
    OD450と胎児超音波所見を目安に血漿交換療法を行ったが, 誕生女児には貧血, 高ビリルビン血症を認めた. HDNを予防するには, 場合によっては臍帯血検査やIgGサブクラスの測定も考慮する必要があると思われた.
  • 水政 透, 重松 祐子, 中村 祥子, 後藤 博茂, 平方 秀樹, 秋吉 省一郎, 藤島 正敏
    1999 年 32 巻 5 号 p. 373-377
    発行日: 1999/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    A型劇症肝炎に罹患した維持透析患者に, 血漿交換療法と血液透析濾過療法の併用療法を施行し, 極めて有効であった症例を経験したので報告する. 2年間維持透析施行中であった62歳女性が全身倦怠感と黄疸のため当院に入院した. 入院時の血液検査でALT 157IU/l, AST 185IU/l, 血中アンモニア濃度58μg/dl, 総ビリルビン7.6mg/dl, プロトロンビン時間84%であった. 第19病日より意識レベルは低下し肝性昏睡2度となり, IgM-HA抗体陽性であることからA型劇症肝炎と診断した. 同日より血漿交換療法と高性能膜 (FB 130-U®) を用いた血液透析濾過療法を開始した. 血漿交換療法は1回に2.4lの血漿を処理し, 計3回施行した. また血液透析濾過療法は1回につき8lを濾過および置換し, 1回4時間で計10回施行した.
    2回目の併用療法施行後より意識は清明になり, 第39病日より維持血液透析へと移行した. 出血傾向を認めたため, 肝生検は施行しなかった. 血漿交換療法と血液透析濾過療法の併用は維持透析患者のA型劇症肝炎に極めて有効であると考えられた.
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