日本透析医学会雑誌
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33 巻 , 5 号
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  • 深川 雅史, 清野 佳紀
    2000 年 33 巻 5 号 p. 313
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 村山 明子, 川口 良人, 細谷 龍男, 加藤 茂明
    2000 年 33 巻 5 号 p. 315-317
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 田中 弘之
    2000 年 33 巻 5 号 p. 319-320
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 重松 隆, 山本 裕康, 横山 啓太郎
    2000 年 33 巻 5 号 p. 321-323
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 秋葉 隆, 栗原 怜, 下田 研二
    2000 年 33 巻 5 号 p. 325
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 冨永 芳博
    2000 年 33 巻 5 号 p. 327-328
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 下条 文武, 丸山 弘樹, 風間 順一郎
    2000 年 33 巻 5 号 p. 329-330
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 青柳 貞一郎, 早川 邦弘, 宮地 系典, 石川 博通, 畠 亮, 田中 重光, 長沼 信二
    2000 年 33 巻 5 号 p. 331-334
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    目的: 透析患者のbody mass index (BMI) の値が透析療法施行時に発生する問題と関連するか否かを検討した. 方法: 外来透析の透析患者258名 (男性144名, 女性114名) のBMIを算出し, 問題なく透析が行われている群, 透析中に血圧が下降する群, 透析間の体重増加が著明な群, その他の透析困難な群について性別, 年齢, 透析歴, 原疾患などに分けてBMI値に差があるかを調べた. 結果: 問題なく透析が行われている群のBMIの平均20.1 (n=178) と, 透析間の体重増加が著明な群23.2 (n=35) との間に有意差 (p<0.01) があった. この差は60歳以上の患者では有意差がなかったが, 透析歴5年以上, 女性よりも男性でより有意であった. 結論: 問題なく血液透析が行われている患者のBMI平均は20位であった.
  • 斎藤 誠一
    2000 年 33 巻 5 号 p. 335-338
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    目的: 過去7年間に2nd-line blood accessのひとつとして行った上腕動脈表在化兼上腕静脈ループ形成術12例の結果について報告する. 対象と方法: 男9例, 女3例, 年齢は65-82歳 (平均74.8歳), 合併症は高血圧12, 閉塞性動脈硬化症12, 糖尿病8, 脳梗塞4, 腸間膜血栓症1例であった. 方法は尺側皮静脈および表在化した上腕静脈と表在化上腕動脈との吻合を行った. 結果: スチール症候群が初期の2例にみられたが, その後バンディング処置を行うようになり, 発生はみていない. 静脈側閉塞は2例にみられ表在化動脈のみとなったが, 残存するバンディング部分を穿刺ポケットとして使用でき, 動脈の直接穿刺を回避できた. 動脈血栓は1例に発生し, 血栓除去を必要とし, 使用を中止した. 1例はシャントの発育がみられなかった. 最終的に10例はシャントとして使用可能であった. 結論: この術式は静脈側が閉塞しても表在化動脈が使用でき, 残存するバンディング部分を穿刺ポケットとして使用できる有用な2nd-line blood accessのひとつであった.
  • 山本 スミ子, 兵藤 透, 細野 智佳, 奥田 晴子, 渡瀬 志津子, 杉本 美貴, 井野口 洋子, 菊地 千鶴子, 佐藤 芳子, 逢澤 詳 ...
    2000 年 33 巻 5 号 p. 339-345
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    KDQOL, 自己決定尺度および自己効力を用いて記名方式で患者情報を得, どのような患者背景がこれらのスコアーに影響を与えるかを検討し, 個々の患者支援援助に利用できるか否かについて考察を行った.
    対象は厚木クリニック外来血液透析患者52例とした. 平均年齢は59.8±11.4歳で平均透析歴は6.2±6.2年とした.
    性差の比較で社会的支援, 睡眠, 身体的機能で男性のほうが良好, 昼間と夜間透析の比較で夜間透析患者のほうが生きることの自己決定と社会的支援で良好, 透析歴による比較で5年以上で身体的機能と痛みについて不良であった. 就労状況では無職の群がすべての項目で低値傾向, 家族構成では一人暮らしの群が全体的健康観および食事に関する自己効力で低値傾向であった. 腸穿孔の手術のための入院症例では, 入院前と入院治療後外来通院時での比較ではKDQOLにおいて1標準偏差を越える大きな変化が認められた.
    これらの測定尺度による情報は医療者と患者側での認識の差を埋めるのに有用であり, 患者の精神, 肉体, 社会状況を客観的に把握し各種専門医療職間での連携を行う上で有用な指標になる可能性があると思われた.
  • 原 道顕
    2000 年 33 巻 5 号 p. 347-352
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    安定した状態にある週3回の維持透析患者における蛋白異化率 (PCR) を, 週第1回目の透析前後の尿素窒素 (BUN) 値より測定する方法について検討した. 1コンパートメントモデルにおいて, 以下の条件を設定した. (1) 安定した状態では1週間のBUNの変化パターンは一定であり, 次週第1回目の透析前BUNは週第1回目の透析前BUNと一致する. (3) 尿素は透析間のみで産生され, 透析中の尿素産生は無視し得る. (3) 尿素産生速度 (Gu) は一定である. (4) 除水に伴う透析効率は無視し得る. (5) 残存腎機能は0とする. (6) 透析条件が変わらなければ除去率は各透析で一定である. (7) 尿素スペースは透析および透析間で一定であり, 基礎体重の60%である. 以上よりGuを求めると以下の式となる. Gu=(C1-K2×C2)×BW/[{K2×(48-T)+K×(48-T)+(72-T)}×10]
    ただし, 週第1回目の透析前BUNをC1(mg/dl), 透析後BUNをC2(mg/dl), K=C2/C1, 基礎体重をBW (kg), 透析時間をT (時間) とする. GuよりPCRはPCR=(Gu+1.2)×9.35の式で求められる.
    安定期の慢性腎不全患者51例について, 上記の式で計算したPCR計算値と, 週第1回目の透析後BUNと次回透析前BUNより測定したPCR実測値との相関を求めた. 両者の間には, PCR計算値=3.041+0.9071×PCR実測値: (N=234, R=0.8672, p<0.0001) と良好な相関関係が得られた.
    以上より今回報告したPCR計算法は, 体重増加の多い症例や透析前BUNの変動が大きい症例で誤差がみられるものの, 安定した状態ではPCRを測定する簡便な方法と考えられた.
  • 金田 幸司, 縄田 智子, 吉田 博, 山中 邦稔, 清瀬 はるな, 宇野 克彦, 阿部 勢津子, 猿渡 研一
    2000 年 33 巻 5 号 p. 353-359
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    透析患者について左心系を反映する左室拡張期径 (LVDd) と右心系や循環血漿量を反映する下大静脈径 (IVCd) を用いてdry weight (DW) を調節することの有用性について左室収縮能, 拡張能, 透析低血圧を含めて検討した. 対象は安定した維持透析患者71症例で, 対照として健常者40例を用いた.
    【結果】1) 透析症例ではIVCdは左室拡張能 (E/A) と相関し (r=0.29, p<0.01), LVDdは左室収縮能 (EF) と相関した (r=-0.69, p<0.01). 2) 透析症例の平均±1 SD値 (LVDd: 43.2mm-54.5mm, IVCd: 8.7mm-14.9mm) を基準に個々の症例を観察すると透析低血圧はIVCd, LVDdいずれかの低下例が, それ以外の症例に比べて多く認められた (8/15, 8/33: p<0.05). 3) 左室拡大例において, DW減少に伴い半数は両者の改善が認められ, 同時にEFも改善したが, 一方のみの改善しか認められず他方の急激な低下をきたす症例もあり, これらの症例ではEFも改善しなかった.
    【結論】IVCdまたはLVDdの一方のみの評価でDWの調節を行った場合, 除水過多が起こる可能性があったが, 両者を同時に評価することで急激な透析低血圧を予防できる適正DW設定が可能と考えられた.
  • 杉本 美貴, 具志堅 夏子, 兵藤 透
    2000 年 33 巻 5 号 p. 361-367
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    透析患者の低栄養状態は生命予後に大きく影響を与える因子である. 栄養指導を中心に日々患者に接してきた我々栄養士の立場としてどの程度栄養指導そのものが栄養状態改善に有用性があるのかを食事調査記録のみでなくより正確な方法で知りたいところであった. そこで我々は本研究にて, 最近使用できるようになったurea kineticsの手法を用いて栄養指導の有用性を検証したので報告する.
    対象は観察期間中安定した体調を維持しえた一日尿量500ml未満の週3回血液透析を受けている患者31例 (糖尿病5例, 非糖尿病26例, 男性15例, 女性16例) とした. 平均年齢59.8±12.0歳, 平均透析歴8.1±5.6年であった. これらの患者の中でKt/V 1.3未満の患者14例および希望者4例に透析量を増加した. 透析量を不変とした群は, 13例であった.
    方法は観察期間を食事指導前3か月間 (期間A), 毎月の食事指導を行った3か月間 (期間B), 毎月の食事指導+透析量増加を行った3か月間 (期間C) とした. 各期間の前後でPCR, TAC-urea, Kt/V, 血清Alb, 総蛋白 (TP), 総コレステロール (T-cho) を測定した. これらの指標をもとに各期間での栄養状態の評価を行い栄養指導および透析量増加が栄養状態改善に有効であるかどうかを検討した. 栄養指導は, 蛋白摂取量は最低1.2g/Kg/day, 必要摂取カロリー数は最低35Kcal/Kg/dayで指導した.
    体重は透析量増加群で有意に各期間を通じて大きかった (52.6±10.9 v.s. 45.5±6.4Kg). Kt/Vは不変群で有意に高値であった. Albは不変群で期間Aに比し期間BとCで有意に上昇した. TPは両群で同じく期間BとCで有意に上昇した. しかしながら, 両群において期間BとCの間ではAlbもTPも有意差は認められなかった.
    栄養指導はそれ自体単独で血液透析患者の栄養状態を改善すると考えられた. 特に栄養状態が中等度かもしくは比較的良好で体重が軽く十分な透析が行われている患者でより有効と思われた.
  • 柳場 悟, 安藤 康宏, 宮地 直恒, 池松 いずみ, 草野 英二, 浅野 泰
    2000 年 33 巻 5 号 p. 369-373
    発行日: 2000/05/28
    公開日: 2010/03/16
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    長期血液透析患者に通常のアミロイド沈着のみならず正中動脈遺残が正中神経圧迫に関与していると思われた手根管症候群 (CTS) を経験したので報告する. 症例は38歳男性で, 慢性糸球体腎炎による慢性腎不全のため約14年の血液透析歴を有していた. 透析時あるいは労作時に増強する左手指のしびれ・疼痛を認め, Tinel's signおよびPhalen's sign陽性, 正中神経領域での著明な末梢神経伝導速度 (NCV) の低下を認めることより左側手根管症候群 (CTS) と診断した. 手根管部の超音波検査およびMRアンギオグラフィー検査で一部網目状に分岐して正中神経と並走する正中動脈の遺存を認めた. 神経剥離術の術中所見では手根管の狭窄とともに, 正中神経と並走し複雑に分岐する正中動脈の遺存を認め, この血管による正中神経への一部圧排も疑われた. このため血管損傷に注意して慎重に正中神経を剥離し, 術後は症状の著明な軽減を認めた.
    正中動脈は通常, 胎児期にのみ存在し, 成人での遺存は比較的稀である. 透析患者のCTSの原因あるいは合併症として本症はさらに稀と思われるが, CTSに対する内視鏡下手根管開放術などではこのような血管奇形を伴う血管損傷による出血の可能性があるため, 術前に超音波あるいはMRアンギオグラフィー等による充分な検索が必要と思われる.
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