日本透析医学会雑誌
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36 巻 , 6 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 浅野 泰, 平方 秀樹
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1163
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 安藤 康宏, 草野 英二, 浅野 泰
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1164-1166
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 日ノ下 文彦, 廣江 道昭, 斎間 恵樹, 中村 太一, 秋山 由里香, 宮内 直子, 遠藤 陽子, 矢崎 義雄
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1167-1168
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 熊谷 晴光, 吉田 鉄彦
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1169-1171
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 根木 茂雄, 坂口 俊文, 秋澤 忠男
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1172-1173
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 金井 英俊, 古賀 祐子, 石田 伊都子, 平方 秀樹
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1174-1176
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 佐中 孜, 西村 英樹, 内藤 隆, 樋口 千恵子
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1177-1178
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 井関 邦敏
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1179-1180
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 勝二 達也, 椿原 美治, 藤井 正満, 今井 圓裕, 中之島Study group
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1181-1182
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 浜田 寛昭, 丸山 寿晴, 古田 勝彦, 丹生谷 徹, 須藤 祐正, 福家 吉信, 里村 厚司, 大澤 勲, 大井 洋之
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1183-1190
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    近年生物学的活性を有するPTH(1-84)=CAP (cyclase activatin PTH) を測定するwhole PTH assayが開発された. 従来区別できなかったPTH(7-84) 等のlarge C-PTH fragments=CIP (cyclase inhibitory PTH) がCAPに対して拮抗作用を有することが注目され, CAP/CIPの変化が無形性骨症の要因として検討されている. 今回ビタミンD経口投与中の維持血液透析患者群においてCAP/CIPが骨回転の指標となりうるか検討してみた. 透析歴4年以上で糖尿病歴, ビタミンDパルス歴のない90名を対象とし1997年1月から2001年3月までの間, 血清Ca, P濃度を毎週, iPTH, β2MGを2か月毎, 右第2中手骨骨密度をDIP法で6か月毎に測定した. さらに2001年4月total PTH=iPTH, CAP, CIP=iPTH-CAP, BAP, BGP, 1CTP等を測定し, iPTHにより低下群 (0-65pg/mL) 25名, 正常群 (65-200pg/mL) 43名, 亢進群 (200-pg/mL) 22名の3群に分け, 骨代謝マーカーとCAP/CIPの関係などを検討した. 透析歴は正常群で有意に短く, 1日あたりのalfacalcidol平均投与量および平均Ca×P積は亢進群で有意に増加していた. iPTHの平均は157.6±152.2pg/mLであり, 低下群でCAP/CIPは1.53±1.63と正常群+亢進群の3.32±2.47に比べて有意に低値を示した. BAP, BGP, 1CTPおよびBGP/1CTPの各骨代謝マーカーも低下群は低値を示し, このビタミンD投与中の患者群でもCAP/CIPが低値を示すことは低回転骨を示唆する可能性が示された. CAP/CIPはPTH分泌低下の指標と考えられたが, さらに骨組織との間に介在する他の要因の検討が必要と思われる.
  • 望月 隆弘, 小島 智亜里, 大石 哲也, 高橋 元洋
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1191-1197
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    【目的】慢性腎不全患者に生じる栄養障害の原因は多岐にわたるが, その主因は摂食障害である. PD療法を継続するうちに, 時に内臓脂肪が著明に増加し摂食障害を生じる患者がいる. また慢性腎不全患者では, 血清レプチン濃度が著明に増加し, とくに腹膜透析 (PD) 患者では高いことが報告されている. このレプチンは脂肪細胞から分泌され, 体脂肪量や摂食行動を調節している. そこで今回, PD患者での内臓脂肪蓄積とレプチン, 摂食障害との関係について検討した. 【方法】46名のPD患者を対象として, 血清レプチン, アルブミン, IGF-1, 蛋白異化率 (nPCR), CRPおよび体構成成分を測定した. またCTスキャンを用いて, PD導入時および今回の検討での内臓脂肪面積 (VFA), 皮下脂肪面積 (SFA) を測定し比較検討した. 【結果】PD療法の継続によりVFAおよびSFAは増加し, 脂肪面積変化率は, VFAがSFAに比して高かった (1.47±0.63 vs. 1.23±0.41, p<0.01). PD患者では血清レプチンが上昇 (19.5±21.9ng/mL) し, また, レプチンは, 体脂肪率 (r=0.584), BMI (r=0.574), VFA (r=0.476), SFA (r=0.684) と強い正の相関関係があった. 摂食量は内臓脂肪量と負の相関関係にあり, nPCRの低い群ではVFA/BMIは有意に高かった (p<0.05). nPCRはレプチン (r=-0.52), レプチン/BMI (r=-0.44), CRP (r=-0.55) と負の相関関係にあった. 【考察】今回, PD患者での内臓脂肪蓄積や高レプチン血症は摂食障害と密接に関連していることが示唆された. そのため, PD患者における内臓脂肪の蓄積を予防するためには, 今後ブドウ糖に替わる新しい透析液の開発が望まれる.
  • 坂本 肇, 深澤 瑞也, 武田 正之, 佐野 芳知, 荒木 力
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1199-1205
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    慢性腎不全, 内シャント血流不全の治療としてのblood access intervention therapy (BAIVT) の有用性が数多く報告されている. 近年その手技の高度化や複雑化に伴い長時間に及ぶ治療が行われるようになっている. ごく少数の例外を除きX線を用いた透視下に治療が行われているため, 術者と患者の放射線被曝線量の把握が重要となる. このたびわれわれはBAIVT手技中の線量をthermoluminescence dosimeter (TLD) にて測定した. 当院での施行60症例の測定結果において, 術者の1症例あたりの皮膚の等価線量 (H 70μm) の平均値は左手指1.04mSv, 右手指1.41mSv, 左手0.50mSv, 右手0.43mSv, 左肩0.10mSv, 右肩0.10mSv, 頸部0.13mSvとなり, 平均値の最大部位は右手指であった. 患者皮膚入射線量は1症例あたりの平均値が58mGyと頭部・心臓・腹部領域IVRに比較し大幅に少ない線量であった. 従って, BAIVT時の放射線被曝においては, 術者の利き腕の手指線量を最も注意しなければならないと考えられる. 本研究より, 術者手指の皮膚等価線量は透視時間と強い相関が認められた. このため実際に測定が困難な場合には透視時間より線量推定が可能である.
  • 中村 順一, 平中 俊行, 木村 英二, 山川 智之, 金 昌雄
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1207-1210
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    人工血管植え込み術後の合併症として知られる血清腫は, 人工血管より漏出した血漿が貯留して形成される腫瘤である. Expanded polytetrafluoroethylene (ePTFE) グラフトは透析用人工血管内シャントとして頻用されており, 術後の血清腫の発症は稀ではない. そこで, 透析患者における人工血管内シャント造設術後の血清腫の治療成績について検討した.
    1996年1月から2000年6月にブラッドアクセスとしてePTFEグラフト植え込み術を施行した透析患者316例のうち, 11症例 (3.5%) で血清腫の治療を行った. このうち6例が再発し, 合計17回の治療を施行した. 治療法別の成績は, 生体組織接着剤 (ボルヒール®, ビオボンド®) 塗布が71.4%, 人工血管部分置換術が50.0%の再発率であった. 血清腫の発症要因として, 患者の術後の血小板数を比較すると, 血清腫発症患者の血小板数が有意に低値であった.
    血清腫の治療においては再発率が高いため, 今後さらに治療法の工夫を要すると思われた.
  • 宮田 安治, 満生 浩司, 原田 篤実
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1211-1214
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    rHuEPO投与中の慢性血液透析患者における鉄欠乏状態についてNKF-DOQIのガイドライン (%Tf<20%およびFrt<100ng/mL) が適切か否か検討した.
    コンドロイチン硫酸鉄40mg週1回の定期的少量鉄剤が補給され, 8週間にわたりrHuEPO投与量と鉄剤投与量に変化がなかった57例についてretrospectiveに検討した.
    鉄剤投与4-8週目のHtの最大値と投与前のHt値の差 (ΔHt) はトランスフェリン飽和度 (%Tf) と強い負の相関を, フェリチン (Frt) とは弱い負の相関を示した. ΔHt≧3%を鉄剤有効例, ΔHt<3%を無効例として検討すると, %Tfは30%, Frtは150ng/mLをカットオフ値とした時の感度と特異度が最も良好であった.
    したがって, 鉄欠乏の診断はNKF-DOQIのガイドラインの%Tf<20%およびFrt<100ng/mLではなく, %Tf<30%およびFrt<150ng/mLを指標とするのが適切であると考えられた.
  • 中原 宣子, 森田 夏実, 内田 雅子
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1215-1221
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    日本透析医学会に登録された2,818の透析施設から無作為に300施設を選び, 施設および看護師個人を対象に郵送式アンケート調査を行った. 今回, 看護師個人調査の結果に基づき, 考察を加えながら日本の透析医療と看護の方向性を探った.
    透析医療に従事する看護師は, 在宅透析など患者自身が積極的に透析医療に参加し, 主体性を取り戻す方向が望ましいと考えている. これは, 最近の患者の透析医療への姿勢に対して日常的に危機感を感じていること, 医療においても商業的サービスがなされようとしていることに対する専門職としての直感的な疑問が今回の結果に表れていると思われた.
    高齢透析患者については今後も増加が予測されるため, 通院しやすい環境を整えること, 介護保険制度の効率的な利用が望ましく, 超高齢患者の透析導入は慎重論が記された. また, 国内の医療経済事情と透析医療費増大に対する圧縮政策に関連して, 透析患者の一律負担金ゼロについては疑問を有する声が多く, 適切な医療費の負担導入が指摘された.
    看護の方向性については看護師は治療方針や実践に積極的に参加し, 患者の自己管理や生活指導を主体的に行うべきであるとされた. しかし, 看護師は実際に多くの業務を担っており, その繁忙さから人員不足を感じている. 看護効率と安全性を高めるためにも業務分担の見直しが必要である. また, 看護師はこれらの問題に積極的に関わるための専門性を高める必要性が述べられている. 透析医療に従事する看護師は女性が91%を占めており, 社会あるいは家庭の役割も担うジェンダー問題とも切り離せない. 個々の人生の時期における経験を積みながら人間性を高め, 可能な限り自己研鑽を行い, 看護の質を高めていく努力が重要である.
  • 倭 成史, 宇津 貴, 原田 環, 高 美恵, 高原 健, 山内 淳
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1223-1226
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    症例は54歳女性. 糖尿病性腎症による末期腎不全のため, 1994年より近医で維持血液透析を行っていた. 2001年2月, 左腰背部から左季肋部にかけての痛みが出現. 腹部超音波, CTにて, 腹部腫瘤を指摘され, 当院に紹介され同年6月20日に入院となった. 入院後, 37℃台の発熱とCRP陽性が持続, 脾動脈起始部に直径約4cmの動脈瘤と周囲リンパ節腫大を認めたため, 感染性脾動脈瘤と診断し, 同年7月脾動脈瘤および脾臓摘出術施行. 脾動脈周囲にはリンパ節が癒着していた. 病理組織所見にて, ランゲルハンス巨細胞と乾酪壊死像を認めたため, 結核性脾動脈瘤と診断した. ツベルクリン反応は陰性, 喀痰および胃液から結核菌は検出されず, 胸部CT上も異常所見を認めなかったが, 病理学的に活動性結核病変であると考えられたため, 抗結核薬による化学療法を行い, 発熱や炎症反応は陰性化した. 肺外結核症による動脈瘤の報告は少なく, われわれが検索した限り, 過去に維持透析患者において病理組織で確定された結核性脾動脈瘤の報告例はない.
  • 鷹津 久登, 佐野 浩毅, 三宅 泰次, 里見 和夫
    2003 年 36 巻 6 号 p. 1227-1232
    発行日: 2003/06/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    血液透析を施行中の51歳の女性が, 透析導入から約3か月後に異常行動, 失見当識がみられるようになり, 4か月後には痙攣, 意識障害をきたした. MRIにて後頭葉を中心とする白質の浮腫が著明であることよりreversible posterior leukoencephalopathy syhdrome (RPLS) が疑われた. 肺うっ血, 心拡大, 高血圧を認めたため十分な除水を行い血圧の管理を行ったところ, 約2か月後には白質の浮腫は消失し意識障害, 失見当識などの症状も軽快した. 退院後, 他院で血液透析を続行していたところ, 6か月後に小刻み歩行, 失見当識, 血圧上昇, 心拡大, MRI上の大脳白質の浮腫像の再燃などRPLSの再発と考えられる状態となり当院に再入院した. 2度のRPLSのエピソードの際にHANPの著明な上昇があり体液過剰と高血圧が関連していると思われた. RPLSは免疫抑制薬や高血圧との関連が指摘され血圧上昇や血管透過性の亢進の関与が考えられている. 血液透析を受けている患者はこのような状態に比較的陥りやすいと考えられ, 意識障害や痴呆症状などの発生をみたときは本症候群の関与を念頭において検査, 治療を行う必要があると思われる. 本例は体液貯留, 血圧上昇と関連して再発をしたRPLSと考えられ, 血液透析との関連も含めて非常に示唆的な症例と考えられた.
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