日本透析医学会雑誌
Online ISSN : 1883-082X
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37 巻 , 4 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 太田 和夫, 河辺 絵里, 中 牧子
    2004 年 37 巻 4 号 p. 277-284
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 吉田 克法, 坂下 惠一郎
    2004 年 37 巻 4 号 p. 285
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 竹澤 真吾
    2004 年 37 巻 4 号 p. 286-287
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 政金 生人, 阿部 功
    2004 年 37 巻 4 号 p. 288-290
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 黒瀬 博史, 谷川 智彦, 川西 秀樹
    2004 年 37 巻 4 号 p. 291-293
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 森上 辰哉, 申 曽洙
    2004 年 37 巻 4 号 p. 294-296
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 山家 敏彦, 中井 歩, 篠田 俊雄
    2004 年 37 巻 4 号 p. 297-299
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 尾竹 薫
    2004 年 37 巻 4 号 p. 300-302
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 右田 敦, 副島 一晃, 冨田 英里, 田尻 さえ子, 町田 健治, 白井 純宏, 渡邊 紳一郎, 町田 二郎, 副島 秀久
    2004 年 37 巻 4 号 p. 303-306
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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    1997年から2002年までに上腕動静脈表在化内シャントを施行した28例を対象とし, その有用性, 問題点について検討した. 患者の平均年齢は67.2歳, 透析歴は平均7年6か月, 過去のブラッドアクセス手術回数は平均4.9回であった. 初回穿刺まで平均25.8日を要したが, 術後全例が内シャントとして良好に機能した. 観察期間中, 閉塞8例, 狭窄2例, シャント肢腫脹3例, リンパ瘤2例, 創治癒不良2例を認めた. 開存率は, 6か月で80.8%, 1年で75.4%と, 当院における上腕人工血管内シャントと比較して遜色なく, 二次的または三次的ブラッドアクセス手術として選択し得る方法と考えられた.
  • 長妻 克己, 松崎 章二, 力石 昭宏, 永田 篤文, 稗田 宏子, 松川 重明
    2004 年 37 巻 4 号 p. 307-310
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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    当院で1992-2001年に行った, 透析導入時の初回内シャント手術症例140例について, 年齢・性別・原疾患・内シャントの作成部位が, 累積開存率・手術時間に与える影響について検討した. 患者年齢は平均60.2歳. 男性86例, 女性54例であった. 原疾患は糖尿病性腎症が67例, 慢性糸球体腎炎が56例であった. 80例はタバコ窩に作成 (タバチエール法) し, 60例は前腕部の橈側皮静脈と橈骨動脈を端側吻合した. 内シャントの累積開存率は, 1年開存率が75.7%, 3年開存率が71.0%, 5年開存率が69.0%, 10年開存率は60.5%であった. 累積開存率を年齢・性別・シャント部位・糖尿病の有無で比較したが, 年齢 (60歳以上/未満)・性別で有意差を認めた. 手術時間は平均96.3分であった. タバコ窩の手術時間は88.8分で, 前腕の107.8分より有意に短かった. タバコ窩の手術は前腕に比べ手術時間が短く開存期間に差はなかった. 女性や高齢者は, シャント閉塞の危険性は男性や若年者に比べて高く, 手術や術後の管理に注意を要する. タバコ窩でのシャントは手術時間が短く, 前腕部の血管が温存できる利点を生かせる可能性があると思われた.
  • 川田 真里子, 久保田 正幸
    2004 年 37 巻 4 号 p. 311-316
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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    われわれは前回の論文で, prognostic nutritional index (以下: PNI) が慢性維持透析患者においても客観的で総括的な栄養評価法であり, かつ測定時点の栄養状態を示す変数であることを報告した. 今回は2年間にわたり測定した健常人のPNIと透析患者のPNIおよび臨床経過を比較検討することで, 維持透析患者に適したPNIによる新たな栄養評価指数表を設けた. Poor nutrition (PNI≧40%), intermediate nutrition (40%>PNI>20%), good nutrition (PNI≦20%) の3型に分類した. さらに, PNIの臨床的意義をみるため, 毎年1月, 5月, 9月に観察したPNIの経時的変化と透析患者の臨床経過を比較した結果, 悪性腫瘍発症後にPNIが上昇していることが明らかになった. そこで透析患者が癌悪液質に陥っているリスクを定量化するため, PNIの最大上昇幅を上昇実測値max. と上昇率max. で評価した. 悪性腫瘍以外の群では上昇実測値max. は9.4±4.7〔SD〕%で上昇率max. は51.2±48.0%であったが, 悪性腫瘍群では上昇実測値max. は17.9±1.0%で上昇率max. は161.6±116.6%であった. 悪性腫瘍を発症した患者群の上昇実測値max. は悪性腫瘍以外の患者群と比較して有意に高値を示し(p<0.001), 上昇率max. も高値であった. この両群を比較検討して, 癌悪液質に陥っているリスクをdouble standardで表示した. High risk group (実測値≧20%かつ上昇率≧100%), intermediate risk group (20%>実測値>10%かつ100%>上昇率>50%), low risk group (実測値≦10%かつ上昇率≦50%) の3段階に分類した. 従って摂食行動の異常など明らかな臨床的要因が見当たらず, PNIがこのdouble standardに照らし合わせ, 特にhigh risk groupに変化した慢性維持透析患者については, 癌悪液質を合併している可能性をふまえて, 積極的に悪性腫瘍発症の有無を検索すべきであると考えられる.
  • 土橋 正樹, 川端 岳, 田中 一志, 原 勲, 守殿 貞夫, 深川 雅史
    2004 年 37 巻 4 号 p. 317-321
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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    70歳, 男性. 平成7年左腎盂腫瘍 (transitional cell carcinoma (TCC), non-invasive, G2, pTa) にて左腎尿管全摘除術を施行された. その後平成8年10月および平成11年4月に膀胱腫瘍を認め経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行された (TCC, non-invasive, G2>3, pTa-pT1a). 平成15年3月無症候性肉眼的血尿出現し, 右水腎症を認め, 逆行性腎盂造影 (RP) にて中部尿管に長径約3cmの陰影欠損を認めた. 同部位の尿細胞診にてclass Vを認め右尿管腫瘍と診断した. 明らかな転移を疑う所見は認めなかった.
    平成15年4月28日左前腕内シャント作成術施行. 5月8日後腹膜鏡下右腎尿管全摘術, 腹腔鏡下膀胱全摘除術, 尿道全摘除術を一期的に施行した. 手術時間8時間30分, 出血量535g, 輸血量850mLで, 右腎尿管・膀胱・尿道を一塊として摘除し得た. 術後1日目より血液透析導入となった. 組織学的診断はTCC, papillary, non-invasive, G2, pTaであった. 現在も外来血液透析にて経過観察中であるが再発等を認めていない.
    泌尿器科悪性腫瘍に対する手術療法のために血液透析導入になった例は散見されるが, 体腔鏡下手術にて, 腎・尿管・膀胱・尿道を一塊として摘出しその後血液透析導入となった報告は検索しえなかったのでここに報告した. 本術式はその低侵襲性より有用であると考えられた.
  • 岩坪 修司, 藤元 昭一, 藤本 千夏, 辰元 真理子, 山田 和弘, 佐藤 祐二, 原 誠一郎, 江藤 胤尚, 中村 都英, 鬼塚 敏男
    2004 年 37 巻 4 号 p. 323-328
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    症例は44歳, 女性. 1985年2月, 慢性糸球体腎炎による慢性腎不全のため血液透析導入. 2002年10月初旬より発熱, 全身関節痛, 右腰~殿部痛が出現したため, 近医へ入院した. 高度の炎症所見があり, 血液培養検査でMSSA (methicillin sensitive Staphyiococcus aureus) を検出し, 心エコー検査で僧帽弁後尖に弁石灰化とともに疵贅を認め, 感染性心内膜炎と診断された. 当科へ転入院後のCT検査で, 全身性に多発性膿瘍を認めた. 左心不全は増悪し, 弁尖の疣贅が1.5-2.0cmと大きかったこと, 広範な塞栓症状があったため, 10月23日, 緊急に僧帽弁置換術を施行した. 炎症反応は改善したが, 術後9日目に右心室自由壁穿孔による心タンポナーデを発症し, 穿孔部縫縮術を施行した. 以後, 全身状態は改善していたが, 僧帽弁置換術後51日目に, 再び心タンポナーデを発症. 胸部CTで僧帽弁直下の左心室瘤破裂を認め, 同日死亡した. 長期透析患者で弁石灰化による弁膜症合併時には, 感染性心内膜炎の発症に注意を要する. 本症例のように, 透析患者に感染性心室瘤を合併することはまれであり, 若干の考察を加え報告する.
  • 杉浦 秀和, 小川 哲也, 平林 あゆみ, 末永 多恵子, 大前 清嗣, 西田 英一, 土谷 健, 秋葉 隆, 二瓶 宏
    2004 年 37 巻 4 号 p. 329-334
    発行日: 2004/04/28
    公開日: 2010/03/16
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    慢性腎不全に合併したabdominal anglnaの典型例に対し, prostaglandin E1 (PGE1) が有効であった3症例を経験した. Abdominal anginaは, 腹部内臓動脈の狭窄または閉塞に伴い支配領域腸管の運動亢進による間欠的な虚血症状を伴う場合に用いられる症候群である. 食後の腹痛, 体重減少, 排便習慣の変化を3主徴とし, 腸管動脈の閉塞に基づく, 広範な腸管壊死を生じ, 致死的な状況も生じうる. Abdominal anginaの原因の約50%が動脈硬化であることを考慮すると, 動脈硬化病変の罹患率が高い慢性腎不全に合併しやすい病態と考えられる. 重篤な腸管壊死の危険性に加えて, 食後や透析時の腹痛の出現は, 著しくquality of life (QOL) を損なう状況である. 治療法は一般に血行再建術であるが, さまざまな動脈硬化性病変の合併症のある慢性腎不全では, しばしば困難である. そのため, abdominal anginaの腹痛, 腸管の血流改善に, 保存的治療が望まれるが, これまで一定の見解が得られていない. 今回われわれは, 慢性腎不全患者における同疾患に対して, 血管拡張作用の認められるPGE1を用いた結果, 腹痛をコントロールするのに有効であった3症例を経験した. Abdominal anginaの保存的療法として, PGE1を試みる価値があると考えられた.
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